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【「データの世紀」取材班から意見募集】あなたのやる気、会社がデータで測ります

日経の連載企画「データの世紀」のデスクをしている植松正史です。取材班では現在、新シリーズの連載に向けて準備中です。今回は初めての試みとして、COMEMOの読者のみなさんから、データエコノミーに関する様々なご意見をうかがい、その中から印象的なものを「データの世紀」の記事に反映させたいと考えています。

これから計4回にわたり、ご意見を募集します。第1回目のテーマは「従業員の『やる気』などを測るテクノロジーが次々と生まれ、活用する会社が増えている」というものです。

人事業界を中心に近年「HRテック」と呼ばれる技術が広がっています。リストバンドや首から提げる形の機器などを通じ、従業員の心拍やまばたきの回数、細かい体の動きや位置情報、脳波など様々なデータを集めて、ストレス値や集中力、感情の動きなどを分析する技術です。こうして集めたデータは人事部などが労務管理に役立てたり、パワハラや不正の早期発見などにつなげたりすることができると言われています。

例えば、こんな記事がありました。 

従業員がやり取りした社用メールを、会社がAIで解析することもあります。

こうした技術は、うまく使えば業務効率の向上などにつながりますが、一方で「従業員の行きすぎた監視ではないか」と批判する声もあります。私の個人的な感想を言うと、もし会社に自分の集中力や位置情報が全部把握されるようになったら、ちょっと困ってしまうかもしれません。

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そこで、みなさんからご意見を募集します!

・会社が、従業員の内面のデータを集めてそれぞれの集中力やストレス値などを算出する技術を導入することに、賛成ですか。反対ですか。もし実体験があれば、そのエピソードも含めてご意見をお聞かせ下さい。
・自分の内面に関するデータの中で、会社に把握されても構わないものと、把握されたくないものはそれぞれ何ですか? ご意見と、その理由をお聞かせ下さい。
(内面に関するデータには例えば、心拍数や血圧などの生体情報、喜怒哀楽の感情の動きや集中力、ストレス値、位置情報、メールの文面などがあると思います)

noteに「#COMEMO」「#データの世紀」「#HRテック」をつけて、みなさんのご意見を投稿してください。いただいたご意見の一部は日本経済新聞朝刊「データの世紀」などでご紹介します。