イベントレポート:2018.9.25 新日本プロレスx日経電子版 特別セミナー「メイ社長が語る日本企業のグローバル戦略の秘訣」
こんにちは。日経新聞の新規事業チームの井木です。主に現在は投稿サービス「COMEMO」でアニメビジネスやサービスグロースなどを担当しています。
今回はプロレスの大ファンである私から、先日9月25日に日本経済新聞本社にて行った「新日本プロレスx日経電子版 特別セミナー「メイ社長が語る日本企業のグローバル戦略の秘訣」についてご紹介させて頂きます。
メイ社長が日本企業のグローバル戦略における10の秘訣を公開!
ハイネケン、サンスター、ユニリーバ・ジャパン等でマネージャーを経験、日本コカ・コーラでは副社長そして、タカラトミーでは社長として業績を回復させた実績を持つ日本企業のグローバル戦略におけるトップリーダーとも言えるハロルド・メイ氏。
そんなメイ氏は、今年の6月に自身も大好きである新日本プロレスをグローバルにもっと拡大させるために社長に就任しました。
10の秘訣のうち一部をこちらでもご紹介!
10の秘訣はどれも素晴らしい秘訣であり、まさにグローバル市場を狙い始めた日本経済新聞社の社員も首がもげるほど頷くものがありました。
また会場のアンケートでは95%近くが「非常に満足した」という内容でありました!
残念ながら10個すべてはご来場頂いた方だけの情報になるため公開はできませんが、一部をこちらでもご紹介・ご共有できればと思います!
その1.使命感を関係者全員に説明できる
これは最初の秘訣でした。
なぜ我々はグローバル市場に向かうべきか?
この問を経営者・マネージャーは全員に正しく説明し、みんなが同じ方向を向けるようにする必要があります。
※力強い名言を数多く持つ新日本プロレス初代社長のアントニオ猪木選手もここは上手かったんだろうなとも思いました。
その2.日本企業の誇りを持て!
日本市場が縮小している・日本だけでは戦えない・・・からといって日本企業がダメなわけではありません。日本企業がダメなわけではありません。
むしろグローバルで戦うからこそ、日本企業らしさがないとグローバルの他国の企業に埋もれてしまうと言います。
※中邑真輔選手も米国のWWEへ行っても日本語をたまに使用するなど日本人としてのキャラクターも巧みに使い分けています。
その3.いきなり大きな市場を狙うな!
これは少し意外かもしれません。
ついグローバル進出というと、市場が大きいアメリカや中国、これからさらに大きくなりそうなインドやブラジルなどを狙いがちだと思います。
しかし、大きな市場には大きな敵がいるためいきなり進出すると返り討ちに合います・・・。
まずは小さな市場であってもグローバル進出の成功体験や実績を積み上げてから、徐々に大きな市場に立ち向かっていくことが秘訣とのことでした。
※新日本プロレスもいきなり武道館や国技館ではなく旗揚げは大田区総合体育館でした。コツコツと拡大していくことが重要です。
その6.権限を任せる勇気がある
少し飛んでその6は権限移譲と権限の明確化が重要とのことでした。
日本企業、特に大きな企業は階層が多くなっており、それによって権限や責任の所在が不明確になっていると言います。
そのため、メイ氏は社長から平社員まで最大でも6階層しか間には入れないよう組織を作ることが重要であると言います。
※プロレスはリングの上では上下関係はありませんが、会社において上下関係が多いとどんどん動きづらくなります・・新日本プロレスでも1988年4月22日、当時絶対的な権力者とみなされていたアントニオ猪木選手に藤波辰爾選手がモノ申し、次の試合では自らがシングルマッチを張る「飛龍革命」が起きています。
その7..商品ではなくブランドマーケティングが・・・・
ここでゴングです!!申し訳ございません。時間切れです。
今回ご紹介できる秘訣はここまでとなります。
日経電子版のイベントはレスラー並に多種多様です
今回のイベントは、もしかしたら「日経っぽくない」と思われた方もいるかもしれません。
しかし、実は日経はビジネスあるところには常に関係があることもあり、イベントの幅もかなり広かったりします。
そんな新日本プロレスの今後と同じくらい目が話せない?今後の日経のイベント情報は、下記のページでご紹介しています!
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新日本プロレス様とのイベントも大好評であったため、また第二弾があるかもしれません!今後も日経電子版のイベントをよろしくお願い致します。