note engineer meetup #1 行ってきた

日経でエンジニアをやっている宍戸です。先日Piece of cake社初の開発系イベントnote engineer meetup #1 が開催されたので行ってきました!最近爆発的な成長を遂げているnoteの中の人の話が聞けるということで要チェケラです!

会場は渋谷のhoops link tokyoで、スーツを着たサラリーマンに溢れている大手町勤務の我々から見るととても眩しく、お洒落な感じでした。ちなみにこの会場、イベントスペースとしても貸し出しているとのこと。

満員。注目度の高さが伺える。

CTOからnoteとnoteチームのご紹介 @konpyu

はじめにCTOの@konpyuさんよりnoteと開発チームの紹介の発表がありました。こんぴゅさんはエンジニアとしてだけでなく、東横インでも有名な人です。

noteのグロースの話。特に深津さんがジョインした後の伸び率が凄まじい。

確かに最近SNSなどでもnoteを見かける機会も増えてきたし、個人的に好きな作家さんや気になっている企業なんかも続々アカウントを開設している(うちなんかもまさにそれだ)ので、このグラフには納得感がある。開発体制はどうなっているのだろう。

開発はエンジニア10名、デザイナ2名という体制で行っているとのこと。一般的なブログとしての機能だけでなく、フォロー管理やコメントなどSNSっぽい機能、マガジンや投げ銭・定期購読などの課金関連、エディタ、独自URLホスティング、それらをWeb/iOS/Androidそれぞれのプラットフォームで展開するということを考えると、かなり少人数で回しているんだなーという印象を受けました。フロント/サーバ/インフラといった職種ではなくチームでアサインしているとのこと。特に少人数でプロダクト開発を行う場合、柔軟に対応しやすいしドメイン知識の偏りや属人化も起きにくいのでこれには僕も賛同します。

noteカイゼンの話 @ga9ji

noteにはカイゼンチームという専門の部隊が存在するらしい!短期のKPIに巻き込まれずに仮説検証を繰り返して小さな改善を行っていくチームとのこと。このくくりでチーム化してしまうの、いいですね!分かってはいるけど直す時間をなかなか用意できないとか、度々上がるアイディアではあるけど検証するアクションが起こせない、といったチームは多いのではないでしょうか。実際のカイゼンの例としてマガジン機能やSEOが紹介されました。SEOは先日深津さんのブログでも話題になりましたね。

個人的には、json-ldやマークアップの改善といった技術的なものだけでなく、クリエイターや読者とのコミュニケーションが改善した結果、良質なコンテンツが集まり、トラフィックが増え、note.muというドメインパワーそのものが上がったことも大きいのかなと考えています。

クリエイターや読者とのコミュニケーションとは何でしょうか。継続的なコミュニケーションの取り組みとして記事の公開時やスキ獲得時にポップアップを表示させる仕組みを作ったり、、、

あと、読者とクリエイターがコミュニケーションできるようにしたり(この記事にあるハート型の「スキ」ボタンを押して確かめてみてください!)

また、先週プロフィールページをリリースしたとのこと。クリエイターが記事を書くモチベーションになり、かつ遊べる余地を残している部分が、noteチームのコミュニケーションデザインの上手な部分だと思いました。

エディタの話 @ct8ker

げ、contenteditable...。noteのエディタは現在3代目で、先代は「ニューメキシコの荒野」と呼ばれる厳しさだったとのこと。僕自身Webエディタの開発を最近少し経験したこともあって、分かりみしかない発表でした。

みなさんが何気なくエディタ上で使っているUndo/Redoやコピペの裏には血の滲むような努力があるんですよ!

既存のコードベースの変換、ビルド環境、あと基本的にエディタで入力されたデータは永続化されるので、不正なデータが入らないか、構造が壊れないかといった懸念も非常に共感しました。もう少し詳細も聞きたかったな。

4代目のエディタはフルスクラッチで作るという構想は納得です。将来的には同時編集とかも出来るようになってほしい。現時点だとcontenteeditableで全て解決するのは現実的でないし、仮想DOMや別のツリー構造を時前で保持した方がよさそう。

個人的にはworker-domにも期待している。

Nuxt移行プロジェクトの話 @tic40

noteは現在フロントエンドをNuxt.js移行プロジェクト進行中とのこと!現在のものはAngularやCoffeeScriptで書かれており、移行の際に行っていることをいくつか共有してもらいました。

- 社外からの講師を読んでVueの勉強会・コンサル
- CIでeslintのvueプラグインを利用してのスタイルガイド規約遵守
- Atomic Designでのコンポーネント管理
- SentryでSSRのエラー検出

storybookでのコンポーネント管理のリアルな話をもっと聞いてみたいと思いました。Atomic Designだと似たようなコンポーネントを再生産してしまう問題もあるとのこと。使いやすいUIコンポーネントの充実はプロダクトの品質担保とブランドの統一感に寄与してくるので、この辺は弊社でももう少し統一感持ってやっていきたい😢

Nuxt.js+SSRで高速化したnoteを楽しみにしています。
神速(カンムル)

iOSアプリの話 @laprasDrum

唯一のiOSエンジニアとのこと。大変そうだけど、週3〜4リモートでといった柔軟な働き方ができているようで羨ましい。

> Swiftコードはほとんどなく全画面AutoLayout未対応
ここからのリニューアルは大変そうだな、、、

リニューアルにあたりプロジェクトを分断して書捨てできる状況を作ってからプロトタイプを作って検証、社内配信を行っているとのこと。また、入社して間もない&リモートということもありプロトタイピングを通じて名前も覚えてもらえる。リモートっぽいアプローチ。

Androidアプリの話 @operandoOS

Androidチームも現在1人。pocのアプリエンジニアは大変そうだ!直近3ヶ月で細かい改善、プッシュ通知の復活、クラッシュ率の低減など一気に行ったとのこと。クラッシュフリーユーザが99.5%すごい。

リファクタリングや書き直しを行うに当たって、コードを敢えてよまずにたくさん触って仕様を理解すること、既存のコードに引っ張られずに理想的な実装を考えるというアプローチはなるほどと思いました。書き直ししているときに結局既存のコードとインターフェースを合わせるために一部雑な処理を入れてしまうみたいなの結構ある。

また、最新のAndroid PieでApp Standby BucketsTLSのデフォルト有効化など知らない機能が多く、非アプリ開発者でも興味深く聞くことができました。

まとめ

冒頭であったnoteのグロースの裏には、ユーザとのコミュニケーションを大事にしつつ、少人数でも効率的に働く中の人たちの地道なカイゼンがありました。CTOの@konpyuさんはじめ、CEO加藤さん、CXOの深津さんも参加しており、エンジニア採用に対する熱量を感じました。note、採用やってるらしいよ!

もちろん日経でもデジタル系人材は採用中です。こちらもよろしくどうぞ。

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