やりたいことだけやろう

仮に10人の村があるとする。(10人しかこの世に存在しないとする)

1人の村長と9人の村人。

村長がトイレ掃除を時給1000円で募集したとする。

すると「生活費を稼ぐ為に働かなければ!」と考える村人は「時給1000円ももらえるなら」と思って応募してしまう。

そうすると「時給1000円のトイレ掃除(キツくて給料の低い仕事)」が生まれてしまう。

でも、ここで村人の9人全員が「トイレ掃除なんて1000円じゃやりたくない!」と思えば、村長は時給を上げざるを得なくなる。

時給1500円にしても2000円にしても村人9人が1人も応募しなかったら時給を上げざるを得ない。

時給5000円にして初めて応募があったとすれば、そこに「時給5000円のトイレ掃除」が生まれるのである。
1時間トイレ掃除をするだけで5000円もらえるならそれは人によっては「やりたい仕事(楽して大金がもらえる仕事)」に変わる。

ここで昨日のツイートを貼っておく。



やりたくない仕事はやらなければやりたくない仕事はなくなってやりたい仕事だけが残る。(経営者が労働者を安く使えなくなる)

でも「生活の為に多少辛くても仕事なんだからやらなければならない」と思う真面目な方がいる限り、やりたくない仕事はなくならない。(経営者が労働者を安く使えてしまう)

10人の村を今例として話したがこれは現実世界でも規模が大きくなっただけでなんら変わりない。

やりたくない仕事を「仕方ない、生活の為にやるか」と思う人がいる限り、いつまでたってもやりたくない仕事はなくならない。

全員がやりたくない仕事はやらなければ、やりたい仕事しか残らなくなるのに。

でも多くの人はこの事実に気付かない。

とは言っても「そんな人生甘くない」「今の仕事は今すぐはやめられないよ」と思う方が大半だと思うし、別にそれが悪いことだとは思わない。

ただ、長い人生、ひとつの職業だけで人生を終える人の方が今は少数派だと思う。


仮にもし、次あなたが転職を考える時は
「やりたい仕事か否か」を軸にして探して欲しい。
今の多くの人はやれる(出来る)仕事、やれない(出来ない)仕事で初めに区切る人が多いと思うけど、それは本当にもったいない。


やりたい仕事、やりたくない仕事で区切るのが先だと思う。

多くの人が「生活費の為に仕方ないから働くか」という考えを辞めて「やりたい仕事だけしかやらない」と決めたらきっと多くの人の幸福度はかなり改善される。

そしてそれを全員が意識すれば、ツライ仕事の賃金は上がり、やりたくない仕事は減るんだよね。(全員が意識しなくても賃金は相対評価なので少しずつ改善される)

もし友人にうつ病だったりそれに近しい状態で働いてる人がいれば辞めるのも選択肢にあることは伝えて欲しい。

極端な話、会社なんて300万社以上あるのだから選択肢はいくらでもある。

正直、合わないと感じたらすぐ辞めていいと思う。10社辞めても20社辞めてもいいと思う。300万以上の会社があれば必ず楽しいと感じれる会社は少なくとも一つはあると思うから。(2021年6月時点の全国の企業数は367万4000社)

とにかく人生は楽しんだもんがちだと思います。

やりたいことだけやる、不可能じゃないんだけど不可能だと思う人がいると不可能になっちゃうんだよね…🤔

ちなみに僕は自分が楽しいと思えるやりたいことしかやらない会社を起業しました。

この文章を読んだ誰かがほんの少しでもうまくいくことを祈ってます☺️✨


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?