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事故係として波乱万丈だった運行管理者時代 #noteで社員訪問⑤

ご乗車ありがとうございます。日本交通(株)新卒採用担当です。

就職活動を始めた学生さんの”心”に届く言葉って何だろう。そう思って私たちが始めたのが、「『note見ました!』で社員訪問」の取り組みです。

就活って怖いな、社会人って退屈そうだな、会社に入るって好きなことを諦めることなのかな――そう思っている方にこそ、この会社で働く人たちを見てほしい。会ってほしい。切実にそう思います。

「日本交通の社員」ではなく「人間」として学生さんと向き合いたいと思っています。このシリーズに掲載する人事は、連絡をいただければいつでもお話できます。あなたが何年卒でも関係ありません。内容も、就活相談でも日本交通のことでも何でもOK。もちろんオンラインOK。ぜひ会いに来てください。

連絡先はインタビューの最後に掲載しています。この人にお話聞いてみたいな、と思ったら「note見ました!」と言って気軽に連絡してみましょう。

安田昇平(2017年入社、乗務員経験1年、運行管理者経験2年)

安田さん

出身:福島県
大学:武蔵大学
学部:社会学部社会学科
【経歴】
2017年4月 日本交通入社、千住営業所に乗務員として配属
2018年11月 運行管理者補助として内勤
2019年5月 運行管理者として東洋交通に出向
2020年11月 新卒採用チームに配属

バイトに熱中した大学時代

学生時代に頑張ったのはバイトですね。自分でお金を稼ぐ経験がしたくて部活感覚でやっていました。バイトはコンビニ、マック、そしてポケモンセンター。多い時で3つ掛け持ちしてました。

その他、イベントの派遣スタッフや、フェスの短期スタッフも経験しましたし、大学4年生の最後の半年は日本交通のディスパッチャーとして六本木ヒルズとグランドハイアットで働きました。自分の中でバイトはかなりのウエイトを占めていましたね。

バイトに力を入れていたのは、コミュニケーションの苦手を克服したいと思ったからです。あえて苦手な接客に身を置いて、習うより慣れろ精神で飛び込みました。実際やってみると楽しかったです。

特に今の仕事に繋がっていると思うのはポケモンセンターのバイトです。売り上げの目標達成のために、自分で考えて行動することが求められました。たとえばグリーティングといって、お客様に「いかがですか」とお声掛けするときも、どういう風に勧めたらお客様が買ってくれるか工夫していました。

商品の良さだけで売れるのを待つのではなく、その商品を勧める店員の付加価値を付けて売るということは、ただの移動ではなく乗務員の接客に力を入れる日本交通の仕事にも繋がったと思っています。

日本交通と出会ったきっかけ

就活を始めたのは3月の就活解禁からです。とりあえず合同説明会に参加して、手あたり次第企業の説明を聞いていました。その時、たまたま椅子が空いてたのが日本交通。座ってみたらタクシー会社だったんですね。正直、タクシー会社はノーマーク中のノーマークでした。

就活の軸と日本交通に決めた理由

僕の就活の軸は「人と関わる仕事がいい」ということ。バイトで接客をしてきたことで、人の役に立てたときのやりがいが自分の生きる糧となることに気づいたんです。でも人の役に立たない仕事はないので、幅広く見ていました。

一見興味がないところでも話聞いてみて、新たな発見や視点を得ていく中で、日本交通には直観が動きました。選考を進む中、この人たちとならワクワクしながら働ける、自分のやりたいことに向かっていけると感じました。内定をもらったときは、ここで働きたいというのが決まっていましたね。

運転について

ペーパードライバーでしたが、レンタカーで友人と遠くに出かけたときの高揚感やワクワク感は好きでした。それに東京自体も好き。乗務員であれば仕事を自分で楽しくする要素が多かったのが大きな決め手の一つです。

それと、僕はマリオカートが好きなのですが、マリカーができるなら運転も同じ要領でできるだろうなって(笑)。楽観的でしたね。

運行管理者ってどんな仕事?

お客様のために尽くしている乗務員さんのサポート業務です。車の配車、事故や違反を未然に防ぐための指導教育、事故処理、折衝(事故相手とのやり取り)、中途採用などいろいろありますね。

お客様や乗務員さんからの問い合わせの電話対応もします。無線センターや新卒採用、経理、総務などいろいろな部署とやり取りして、より乗務員さんが円滑に仕事できるようにサポートする仕事です。

なぜ運行管理者に?

ある時運行管理の職員さんから「内勤に興味ある?」と聞かれたことがきっかけです。運行管理者になりたいと思って入社したわけではなく、なりたいと思い始めたのは入社後、乗務員の仕事を始めてからでした。

乗務員として日々の仕事前に点呼(運行管理者から乗務員に、その日の運行上の注意や連絡事項を伝えること)を受ける中で、運行管理者の方によって伝え方に色があることに気づいたことがきっかけです。「自分だったらどう言うかな、ここでひと笑い入れたいな」と思うようになりました。

事故の話が多い日は、沈んだ気持ちで出庫することもあります。もちろんそういった大事な注意も伝えたうえで、乗務員さんが少しでも前向きに出庫できる点呼とはどういうものか。ゆくゆくは自分が運行管理者になってやってみたいと思っていました。

点呼へのこだわり

運行管理者になって最初のうちは真面目に点呼をやっていましたが、慣れてからは笑いを狙い始めました。打率で言うと1割5分くらいですね。

やっているうちに「今日はスベっちゃったね」「今日はよかったね」と感想を言ってくれる方が増えてきて、その方たちが周りに僕の言ったことを広めてくれるようになりました。自分の点呼に反響が出たときはやりがいを感じましたね。

運行管理者はお願いする立場です。そのお願いを聞いてもらうためにどうすればいいのか。それを試行錯誤しながらやっていました。

運行管理者時代の話

僕は渉外担当をしていました。渉外とは、事故が起きたときにその対応をする仕事ですね。基本は謝罪するお仕事。人によっては大変だと感じると思います。正直、自分が事故担当になると知ったときは気が進みませんでした。

でもやってみると僕の性格にすごくハマりましたね。自分の声掛けひとつで事故件数が変わるのは面白かったです。

たとえば後退事故を起こした乗務員さんに「絶対に車降りてください」と指導してから「後退するときに安田さんの顔が浮かんで車から降りるようになったよ」と聞くと嬉しい。その乗務員さんのためにもなったと思えます。

謝罪の仕事もいい経験になりました。乗務員さんのミスは営業所のミスです。お客様にご迷惑をかけているのでしかるべき対応をするべき。手土産もって誠心誠意謝罪して許していただきます。

謝罪のコツ

とにかく言い訳しないこと・誠意を見せることですね。乗務員をやっていたからこそ、お客様に迷惑かけてしまったというのは自分がやったかのように申し訳なく思ったので、誠意をもって謝ることができました。

そこで少しでも「なんで自分が謝らないといけないんだろう」と思ったときは許してもらえませんでした。そこは乗務員時代と同じだと感じます。

人事の仕事のやりがい

自分が関わった学生が日本交通に入社を決めてくれることですね。うちに少しでも興味を持って、面談や選考に来てくれるのは嬉しいです。

興味を持ってくれる学生さんが一人でも多くなるように試行錯誤してやるようにしています。点呼みたいに、最近はインターンシップでも笑いを狙っていこうと思って。僕はKis-My-Ft2が好きなんですが、冒頭の自己紹介でジャニーズの話をすることもあります。一部の女子が笑ってくれます(笑)。

あなたにとって『仕事』とは?

人の役に立つこと」。日本交通の仕事は必ず人と関わります。関わった人が少しでも気持ちが明るくなったり、マイナスがプラスに近づいたり、そんな風に何かの形で役に立てたときが一番うれしいです。

学生へのメッセージ

僕も就活を本格的に始める前は、名の知れた企業や、人からすごいと言われるところに入りたいと思っていました。当時は日本交通がタクシーということも知らない人が多いため「新卒でタクシーやるの?」とゼミの先生にも言われました。

それでも自分の直感とやりたいことを重視してほしいです。今後の人生の半分は仕事。だからこそワクワクできる環境、人がいる会社を選んでほしいです。仕事は人のためでも、就活だけは自分のためにやってほしい。なぜなら働くのは自分だから。人の目線や世間体ではなく、自分のために。入社した後の自分を想像して就活してください。

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この人事に話を聞きたい!と思ったら、コチラにご連絡ください。いつでもお待ちしております。

安田昇平(やすだ しょうへい)
メール:recruit@nihon-kotsu.co.jp
※日本交通の選考中(一次面接ご予約以降)はご応募できません。エントリー中/エントリーを迷っている際にご利用ください。

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