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物事の本質を追い続ける #noteで社員訪問⑬

ご乗車ありがとうございます。日本交通(株)新卒採用担当です。
就職活動を始めた学生さんの”心”に届く言葉って何だろう。そう思って私たちが始めたのが、「#noteで社員訪問」の取り組みです。

就活って怖いな、社会人って退屈そうだな、会社に入るって好きなことを諦めることなのかな――そう思っている方にこそ、この会社で働く人たちを見てほしい。会ってほしい。切実にそう思います。

「日本交通の社員」ではなく「人間」として学生さんと向き合いたいと思っています。このシリーズに掲載する人事は、連絡をいただければいつでもお話できます。あなたが何年卒でも関係ありません。内容も、就活相談でも日本交通のことでも何でもOK。オンラインOK。ぜひ会いに来てください。

連絡先はインタビューの最後に掲載しています。お話聞いてみたいな、と思ったら「note見ました!」と言って気軽に連絡してみましょう。

岡野 李亜おかの ももあ(2018年入社、乗務員歴1年半)

出身:東京都三鷹市→宮城県名取市
大学:東京情報大学
学部:総合情報学部総合情報学科
【経歴】
2018年4月 日本交通入社、池袋営業所(現:板橋営業所)配属
2019年11月 新卒採用チームに移動
2022年4月 産休取得開始
2023年4月 職場復帰

学生時代について

メリハリをつけることを大切にして過ごしていました。
遊ぶときは全力で遊び、働くときは一生懸命働く! 居酒屋で夕方5時から朝5時までバイトをして、稼いだお金は音楽フェスや年1回の海外旅行に使っていました。また、昔からパソコンが好きだったので、大学では情報系の勉強をしていました。

就活での失敗

高速バスを運営する、とある企業に入社をしたいと思っていました。高校時代、ディズニーランドに行くときに乗ったその企業の高速バスが忘れられなくて、高速バスの概念を覆されるほど感動したんです。

その企業について調べると、実店舗を持たないECサイトで販売する仕組みを知って、面白いと思っていました。採用要件が大卒以上だったため大学への進学も決めて……それくらいこの企業には入社したかったんですよね。

でも、ESの提出時間を1分過ぎたため選考を受けられなくて……。大学4年の春の話です。それを機に就活を本格化させました。

大学で情報系を学んでいたため、システムエンジニア職(SE)を探していました。しかし、私のじっとしていられない性格が合っていなかったのと、情報系の大学で周囲のレベルを見ていたからこそ、自分のスキルでは太刀打ちできないと思ってしまったので、SEはやめました。

日本交通との出会いから意思決定まで

出会いは合同説明会でした。赤い目立つ装飾にお給料が40万と書いてあって、すごく目を引かれたんですよね。

元々運転が好きだったことに加えて、給与が高かったことや、自社でIT部門を持っているという説明を聞いて、将来的にはそっちの部門にも携わりたいなと思って、説明を聞いてみることにしました。

普段の私は集団の輪の中心にいるタイプですが、実は1匹狼だったりもします。周りの友人には「アパレル系とか向いているんじゃない?」とも言われましたが、真逆なんですよね。タクシー業界は女性が少ないからこそ輝ける上に行ける可能性が高いなと感じていました。

また、タクシーのお仕事は1人でやっていく一方、チームとしても大切な場面もあるという点で、探していた環境とぴったりだったんです。

大学4年の6月に内定をもらった瞬間、誓約書を提出しました。
その後、両親に報告をした際、反対はされなかったですが「全然運転してないし、大卒でタクシー?」と心配されました。でも「IT分野を持っていて将来性があるから大丈夫」と説得しました。

乗務員時代に印象に残っていること

良いことが圧倒的に多かったので、逆に失敗やお叱りを受けた経験の方が印象に残っていますね。

1つ目は入社半年くらいの時にお乗せしたお客様です。道が全然わからない中でナビ通り行けば大丈夫と思って進行したのですが、ナビのルートがお客様ご指定のルートと全然違うルートだったため、かなり遠回りをしてしまいお叱りを受けました。

2つ目は初めての遠距離のお客様です。営業所の近くでお乗せして埼玉県の飯能まで向かいました。

今であればどれくらいの距離なのかはわかりますが、当時は乗務をはじめて2か月だったので、全く知りませんでした。メーターもどんどん上がるし、山の奥に向かって道は暗くなっていくしで、心細さや不安が重なったので鮮明に覚えています。

それだけでは終わらず、お客様がご降車した後に営業所がある池袋へ戻るのですが、帰りになぜか八王子方面から帰って来ちゃったんですよね。途中で、本当にこの道でいいのか不安になって、営業所に電話をしてGPSでどこにいるか確認をしてもらいました。

実はこれが乗務員人生で一番高い運賃だったんです。もっと道がわかるときにやりたかったですね(笑)。

乗務員のやりがい

「ありがとう」といわれることですね。自分が責任を持って行動したことすべてに対して「ありがとう」と1日に何度も言われる仕事は他にはないと思います。

新しい知識が増えていくことも喜びでした。
走り慣れてくると道の構造が理解できるので、右折をしたければ早めに右車線に入らないといけない、など頭の中の地図がアップデートされる感覚も嬉しかったです。

情報収集することも好きなので、新しい道を通った際には必ず道と交差点の名前をメモしていましたね。

新卒採用のやりがい

入社をサポートした学生さんが、入社後に活躍している報告を聞いた時が一番ですね。

私がこの会社から求められていることはリクルーターとしていい人材を入社させること。だから私が関わった学生さんが売り上げをしっかり作っている姿やキャリアチェンジをしたと報告をもらったときはとても嬉しいです。

今後について

私は、お金の余裕が心の余裕だと思っている人間なので、自分の生活が豊かになる情報が大好きなんです。プライベートで株をやっていたり、FPの勉強をしたりしています。

なので、そういう金融の知識や、元々学んでいたITの知識が必要な部署があれば行きたいし、欲を言えばそんな部署を作ってみたいです。興味のあったGO株式会社も行ってみたいですし。

だからGO CREWの働き方(正社員・アルバイトを選べる)を見て面白いなと思いました。私も乗務員をしていたので二種免許を持っているし、そういった仕事をしながら家庭との両立を図る働き方もありかなと思っています。

まだまだ模索中なのでいろいろな情報をどんどん吸収していきたいですね。

あなたにとって「仕事」とは

人間性を高めるものだと考えています。

そこで大切なのは、相手が後輩であってもわからないことは聞いたり、いいなと思ったら素直に「すごい」と言ったりすること。プライドが邪魔をしてわからないことを聞けない人もいますが、私はわからないことは聞きまくります。

仕事でも何でも、とにかく情報を得ることが大切。特に仕事は、スキル面はもちろんのこと、言葉遣いや考えなど人間の知識をレベルアップさせてくれます。そういう点で、仕事は人間性を高めるものと考えています。

学生さんへメッセージ

就活は情報戦です。できる限りいろいろな情報を手に入れてほしいと思っています。目の前の事実だけではなく、その物事の背景もしっかり見てほしいと思っています。

そして、自分の意志で入社をする会社を決めてほしいです。就職活動の結果は入社して初めて決まるもの。たとえ超有名企業に入社して周りから賞賛を受けていても、自分が疲弊した状態だと意味がありません。

入社してから自分がいきいきと楽しく働けそうな会社を見つけてほしいですね。働くのは他の誰かではなく自分自身なので、自分の目で確認をして自分の意志で決めてほしいです。

日本交通についてももちろんそうです。新卒でタクシー乗務員という肩書だけでなく、物事の本質を見極めてくださいね

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この人事に話を聞きたい!と思ったら、コチラにご連絡ください。いつでもお待ちしております。

岡野 李亜(おかの ももあ)
メール:recruit@nihon-kotsu.co.jp
※日本交通の選考中(一次面接ご予約以降)はご応募できません。エントリー中/エントリーを迷っている際にご利用ください。

Interview、Text:こじこじ


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