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ホスピタリティNo.1営業所で磨いた力 #noteで社員訪問③

ご乗車ありがとうございます。日本交通(株)新卒採用担当です。

就職活動を始めた学生さんの”心”に届く言葉って何だろう。そう思って私たちが始めたのが、「『note見ました!』で社員訪問」の取り組みです。

就活って怖いな、社会人って退屈そうだな、会社に入るって好きなことを諦めることなのかな――そう思っている方にこそ、この会社で働く人たちを見てほしい。会ってほしい。切実にそう思います。

「日本交通の社員」ではなく「人間」として学生さんと向き合いたいと思っています。このシリーズに掲載する人事は、連絡をいただければいつでもお話できます。あなたが何年卒でも関係ありません。内容も、就活相談でも日本交通のことでも何でもOK。もちろんオンラインOK。ぜひ会いに来てください。

連絡先はインタビューの最後に掲載しています。この人にお話聞いてみたいな、と思ったら「note見ました!」と言って気軽に連絡してみましょう。

安城友裕(2019年入社、乗務員経験1年半)

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出身:東京都足立区
大学:流通経済大学
学部:経済学部経済学科
【経歴】
2019年4月 日本交通入社、日交美輝に乗務員として配属
2020年10月 新卒採用チームに配属

大学時代のこと

流通経済大学を選んだのは、単に名前がかっこよかったことと、経済を学びたいと思っていたからです。お金の管理や運用の仕方について勉強すれば今後に活かせるかなと考えました。

学生時代のことで一番印象に残っているのは留学経験です。大学4年生の時にオーストラリアへ、大学卒業後にアイルランドへ行きました。

留学の理由は、自分を変えたかったから。当時、自分には特筆して持っているものがないように感じていて、新しい環境に身を置きたかったんです。親元を離れて自立したかったし、英語を話して海外の人と交流したいと思いました。また、父が「英語を話せた方が今後家業を継いだ時に役に立つ」と言っていたことも一因です。

留学は僕のアナザースカイ

留学を通して学んだことはたくさんあります。まず一つは、客観的に日本人を知れたこと。日本は自分の意見を発言する機会が少ないと感じました。語学学校で日本人はあまり手を挙げて発言しない一方で、外国人は間違っても関係ないという勢いで自分の意見を言っていました。そこは当時の自分にはない部分ですごいなと思っていました。

留学当初の自分は、恥ずかしながらHelloとHow are youしか言えない人。語学学校でも周りが何を話しているか全然わからない。「こんなのもわからないの」と年下の子に笑われたこともあります。

でもそこでたくさん外国人の友人を作りました。一緒に話してごはんを食べているうちに間違えるのが怖くなくなり、話す力が上がったと思います。留学してよかったのは、新しいことにチャレンジすること、自分に自信を持って行動することを学べたこと。自分がそうせざるをえない環境に身を置くのは良かったです。

大学卒業後もアイルランドへ留学

アイルランドへの留学で一番仲良くなったのはスペイン人、フランス人、イタリア人の友人です。スペイン人の子は、僕が日本に戻るときに一緒に夜まで酒を飲んで「帰るのか~」と泣きながら抱き合ってまた会おうと言ってくれました。外国の方と深くかかわりたかった僕にとって「これこそがやりたかった留学だ」と思いました。僕にとって留学はアナザースカイですね。

アイルランドにいたのは3か月でしたが、あんなに人の温かみを感じたのは初めてでした。アイルランドの人は優しいしフレンドリー。手元にユーロがほぼない状態でバスに乗ってしまったとき、見知らぬ女性がお金を貸してくれたことがありました。本当にびっくり。だって見ず知らずのアジア人にお金貸してくれるってすごいことですよ。彼女は「いいのよ、楽しみなさいね」と言ってくれ、その時「ここすごくいいな」と思いました。

オーストラリアとアイルランドと両方留学に行きましたが、共通していたのは人の温かみです。いい意味で、人とのつながりが濃いところでした。感謝しかないですね。だから、もし自分が仕事をすることになったら本当に困っている人を助けたいと思うようになりました。

家業のこと

家業は精密機械の加工部品工業で、父は2代目です。今でこそ継ぎたいと思っていますが、以前は親が敷いたレールを走りたくないと思っていました。それに、息子だからこそ内側からつらいところも見ている。それでも大学生になって就活する時に、当然のように「お前は継ぐだろう」と言われる。なんで決められなきゃいけないんだと思って「継がない」と言ったこともあります。

それでも今、継ぎたいと思えるようになったのは、川鍋会長や日交美輝(日本交通子会社)の大橋社長の影響です。未来を見据えて行動するその方たちの姿を見て、自分もこういう風に今の父の会社を変えていきたいと強く思うようになりました。特に入社して最初の配属先で大橋社長に出会えたことが一番大きいです。

日交美輝の大橋社長との出会い

大橋社長は乗務員さんのことを本当によく考えてくれている方です。例えばお客様からお褒めのコメントがあったとき、Facebookで「○○さんがこんなコメントをもらいました!」と書いてくれていました。社長は様々な仕事を兼任していて忙しいはずなのに、乗務員1人1人のことを思っている。

僕が事故で車をぶつけてしまったとき1対1で話したことがあります。大橋社長は「俺もポルシェにぶつけたことあるよ。今回の経験を踏まえて、なんで事故したか考えて乗務してこい」と言ってくれました。日交美輝の存在は大きかったですね。あんなに暖かい会社はありません。

日交美輝で印象に残ったこと

事故のとき落ち込んで報告書を書いていたら、ある乗務員さんが肩をポンと叩いて缶コーヒーを置いてくれました。そのあと処理がすべて終わったのは13時。帰ってきてから3時間くらいたっていました。喫煙所に行くと、なんとその乗務員さんがまだ待っていてくれていて。

「まだいるんすか」と訊いたら「いや、うん」「じゃあごはん行くか」と。そこで一緒に、なぜ事故を起こしたか振り返りました。「お前の気持ちもわかる。急いでいたとか背景もあるだろう。でもぶつけたってことはお客様を危険にさせたということ。次からどうする?」とごはんを食べながら語りました。そのあとは温泉に行ってリラックスして。それが本当に嬉しかった。

日交美輝には「どうした? 大丈夫か? 頑張っているな」と声をかけてくれる先輩がたくさんいます。乗務員、運行管理者、そして社長とのつながりが濃かったです。

入社前、社長というのは社長室にいてあまり会えない人だと思っていました。でも日交美輝では社長自ら乗務員に声をかけてくれる。それが日交美輝というチームの温かみであり人の温かみ。だからホスピタリティNo.1なんです。今は自分が先輩にしてもらったことを、後輩に繋げていきたいと思っています。

乗務員時代のやりがい

お客様の笑顔や感謝はもちろんですが、仕事をしていればお叱りを受けるときもあります。でもそれすらも自分のやりがいになっていました。その時は落ち込むけれど、次はこうしようと考えられる。そう思えるように育ててくれたのは営業所です。

とはいえ、どこにやりがいを感じるかは人それぞれ。だからあなたにとってのやりがいを見つけ出していってほしいし、その行程はとても楽しいと思いますし、それも仕事です。

なぜ日本交通に?

選考中に日交美輝の営業所見学に行っていました。乗務員さんたちは、最初ワイワイしていたのに、仕事に行くときは真剣な目つきに変わっていた。それがとてもキラキラしていて、ぐっと来ました。

実はそれまで人事に偏見があったんですよね。人事は学生に入社してほしいわけだから、会社のいいところしか見せないと思っていました。でも現場を含めて一番ありのままの会社を見せてくれたのは日本交通。日交美輝で働いている人のキラキラしている目を自分の肌で感じることができました。

すると将来のビジョンもぽんぽん出てきて。乗務員をやって、ベテランになって、ゆくゆくはEDSをやりたい。運行管理者で乗務員を支えるのもいいな、自分が先輩になったら後輩に教える仕事もあるな。人事にも興味あるな――そういう未来のビジョンがたくさんあって、いい意味で明確ではなかった。乗務員の先が無限大で、いろいろ経験を積みたかった自分にはぴったりでした。

選考に進んで、この会社で働きたいと思うようになる一方で、心のどこかで父の会社を継ぎたい気持ちがほんの少しありました。だから最終選考の最後にこう言いました。「父の会社を継ぐかもしれません。僕は長く続ける気ないです。嘘でも言いたくなかったんです。」と。日本交通は嘘をつきたくない会社でした。だからこそ自分を繕わずに正直に話しました。

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入社の決め手

未来のビジョンもそうだし、人もそうですね。面接で着飾らず、ありのままを表現できたのが日本交通でした。

最終的に他社と天秤にかけたとき、他社の場合はそこで自分の働いている姿を想像できなかった。日本交通なら乗務員をしている姿やEDSをしている姿、それを夢に見るほど想像できたんです。

実は入社する前に日本交通のタクシーに乗ったんですよ。本当にこの会社は接客に力を入れているのか?と思って。乗ったら乗務員さんが開口一番、

「ご乗車ありがとうございます!!」

それまではタクシーにあまりいいイメージがなかったんですよね。母と昔タクシーに乗ったときに乱暴な接客をされて、すごくイメージが悪かった。「実は僕日本交通に入ろうと思っています」と言うと、その乗務員さんは「日本交通ってこういう会社だよ」と熱く語ってくれた。「日本交通は、従業員はもちろん乗務員もそう思える会社なんだ。」と思えましたね。懸念していたところがなくなり、自信をもって日本交通を選ぶことができました。

今の仕事のやりがい

異動してきた当初は何をすればいいかわからず、やりがいを見出すことができませんでした。ただ、お話した学生から「出会えてよかったです」とか、「安城さんがいたからこういう道を選びました」と言われるようになると変わっていきました。

辞退でもわざわざ電話をくれて「安城さんが一つ一つ支えてくれたから、今の自分がいる。こう思えたのは安城さんのおかげです」と伝えてくれた学生もいました。もちろん本当はその学生と一緒に働きたかったけれど、でもそれ以上にその子がはっきりと自分の考えを見出したことがうれしかったです。最初は行きたい道も全然わからず迷っていた子でしたから。もちろんその子の本心はわかりません。でもこれまで深く関わってきたからこそ、その言葉は本心だと思いました。

承諾してくれた学生も「日本交通に関わって、あんなに深く話したのは安城さんだけです」と言ってくれました。今でも僕を頼ってくれる姿が嬉しいです。

だからやりがいは「学生と関わっていること」ですね。学生と話しているのが今は楽しいと思うし、やりがいにつながっています。目の前の学生がどんな子か気になるし、話したいなと思います。こういう風に思えたのは、自分が悩んでいた時に尻を叩いてくれた先輩のおかげ。そういう人と一緒に働けていることもやりがいに繋がっています。

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あなたにとって『仕事』とは?

自分の成長を見つける場所です。「自己成長のために会社を使うな」という意見もあるけれど、僕はそう思いません。仕事は自分の成長に繋がる一つのターニングポイント。自分の弱み、強みが客観的に見られるようになり、成長していこうという糧や人とのつながりを見出すところでもあります。

そういう意味で、僕は仕事も人生の一部だと思います。ただお金を得るだけの行動ではなくて、新たな自分を見つけていく場所であり、それを構築していくのが仕事です。それがあったこそ今の自分がいます。

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学生へのメッセージ

就活で自分を偽らないことです。面接で人事の顔色をうかがっていると、自分が頑張ってきたことも自信をもって言えなくなってしまう。そうすると自分を見失ってしまいます。怖いかもしれないけれど、自分が頑張ってきたことは伝えるべきです。

僕は就活をしていた時、会社に対しても人事に対しても、偏見にまみれて殻をまといまくっていました。日本交通はそんな僕の嘘を見抜きました。こういうところあるでしょと。本心を見せられたのが日本交通だったからこそ、無理に背のびすることないと気づきました。

だから皆さんにも考えてみてほしいです。本当にその仕事をやって楽しいのか。本心を言える会社と嘘を言って入る会社だったらどっちがいいのか。

それでも自分を見失ったら、休んでください。友人や先輩と話してもいいし、趣味を楽しんでもいい。視野を広げるためにリラックスすることも大事です。楽しく就活してほしい。やらなきゃいけないことと思わず、自分を発見できる場だと思ってください。

そして、迷ったら日本交通に来てほしいと思います。こんなに本心を受け止めてくれる会社はありません。あなたのありのままの思いを受け止めてくれる人事がたくさんいます。それくらいの人が集まっているのが新卒採用チームだと思っています。

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(先輩との写真を撮影中の一コマ)

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この人事に話を聞きたい!と思ったら、コチラにご連絡ください。いつでもお待ちしております。

安城友裕(あじろ ともひろ)
メール:recruit@nihon-kotsu.co.jp
※日本交通の選考中(一次面接ご予約以降)はご応募できません。エントリー中/エントリーを迷っている際にご利用ください。


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