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「叱ってくれたから」人に惚れて入社を決めました #noteで社員訪問⑫

就活って怖いな、社会人って退屈そうだな、会社に入るって好きなことを諦めることなのかな――そう思っている方にこそ、この会社で働く人たちを見てほしい。会ってほしい。切実にそう思います。

「日本交通の社員」ではなく「人間」として学生さんと向き合いたいと思っています。このシリーズに掲載する人事は、連絡をいただければいつでもお話できます。あなたが何年卒でも関係ありません。内容も、就活相談でも日本交通のことでも何でもOK。オンラインOK。ぜひ会いに来てください。

連絡先はインタビューの最後に掲載しています。お話聞いてみたいな、と思ったら「note見ました!」と言って気軽に連絡してみましょう。

渡辺一平(2017年入社、乗務経験1年半)

出身:神奈川県鎌倉市
大学:神奈川大学
学部:経済学部経済学科
【経歴】
2017年4月 日本交通入社、品川営業所に乗務員として配属
2017年8月 千住営業所出向
2018年6月  品川営業所異動
2018年10月 新卒採用チームに異動
2021年7月 新卒採用チームリーダーに任命

学生時代について

地元の飲食店のキッチンでアルバイトをしていました。たくさんシフトに入ってお金を貯め、大学1年の冬休みと卒業旅行で友人のいるメキシコに遊びに行きました。

また、サッカーをずっとやっていたので、大学のサッカーサークル、フットサルサークルの他に、社会人チームにも所属をしていました。

就活について

大学3年の春から本格的に公務員を目指し始め、公務員の専門講座を受けられる専門学校に通っていました。昼間は大学の授業、夜は専門学校というダブルスクール生活を1年近く続けましたね。

公務員は地元の鎌倉市役所をメインに、国家公務員の一般職や労働基準監督官を視野に入れて受けていました。

結論から申し上げると全部ダメだったんです(汗)。この事実が判明したのが大学4年生の夏くらい。そこからどうしようと悩み、親にも相談した結果、もう一度公務員にチャレンジするために就職浪人をする道を選びました。

浪人時代は学校に通うのではなく自力で勉強をしていました。ただ、大学を卒業するタイミングで公務員と並行して民間企業も見るようになりました。

日本交通との出会い

というのも、就活2年目になったときに、これまで好きだった車の業界に全然焦点を当ててこなかったことに気が付いたからです。車好きということもあり、交通インフラやディーラーなど車に関する仕事も探しました。

そんな時にナビサイトで見つけたのが日本交通。"日本"と"交通"がつくくらいだからお堅い仕事なのかなというイメージだけで説明会に行ってみると、本社の入口にタクシーがあったので、そこで初めてタクシーの会社だと気が付きました。

選考中に印象に残っていること

当時は選考が3回あり、2次選考が営業所で行われていました。僕の時の会場は品川営業所でした。面接部屋には当時の副所長がいらっしゃって、雑談をしながら、必要事項のヒアリングのみで15分程度で終了しました。選考中に営業所に訪問したことで、現場で働くイメージが持てたので印象に残っています。

その次が最終選考です。当時の無線センター長と総務の方が面接官でした。

印象に残っているのが、志望動機を聞かれたとき。恥ずかしながら当時の僕は何も考えていない学生でした。ざっくりと「何か新しいことをやりたいです」と回答をしました。

すると、無線センター長がたまたま新しいサービスに関わっている方で「今都内で走るタクシーは何台だと思う?」と聞かれました。下調べもしていなかった僕は、正直に「わからないです」と答えました。「じゃあ答えが合っているかはどうでもいいので答えてみて」と言われました。

僕は頭が真っ白になり「わからないです」と再度答えると、こんなご指摘をいただきました。

「新しいことをやるということは仮説を立てて、人数やニーズの把握をやった方がいい。何もわからない中でも今持っている情報だけで仮説を立てて考えてないと何も生まれないんだよ

「新しいことを考えるということは毎日そんなことを考え続けること」、さらに「渡辺君は考えることも放棄しているので、諦めているんだよ」とご指導をいただきました。

絶対落ちたなと思っていたのですが、結果は合格でした。

今だから言えることですが、入社後はこうやって物事を考えていくんだよと道筋を示してくださったのかなと感じています。とても印象的だったし、頑張ってねというメッセージだったのかなと。実際、これをきっかけに頑張ろうと思えました。

日本交通に内定をもらってから

内定が出たのは5月でした。他社の内定もあったものの、公務員試験は最後まで受け切りたいと思っていたので意思決定を待ってもらいました。結果、8月の試験は再び不合格。その時点で就活を終了し、日本交通への入社を決めました。

日本交通に入社を決めた要因

人の部分ですね。他社も日本交通と差がないくらい良かったので、最後は懇親会に参加して意思決定をしようと思いました。

他社の懇親会では「渡辺君、頑張ってね。期待しているよ」と言われ、嬉しいなと思う反面、みんなに同じことを言っているのではないかと不安に駆られました。

一方、日本交通の懇親会では「どうやったら早く本社にいけますか」 と、前のめりに質問していた僕に対して、みんなが口をそろえて「目の前の仕事を一生懸命できない人に次のチャンスは来ないぞ」と、ここでもお叱りを受けてしまいました。

ただ入社してほしいだけであれば耳障りのいいことを言うと思うんです。でも、日本交通はいいことばかりではなく、ダメなところもしっかりと叱ってくれたのがとてもよかったです。僕は入社後もそのような人間関係がいいなと思っていたので日本交通に決めました。

乗務員のやりがい

お客様から「ありがとう」と言われることです。最初は余裕がなく気を回せなかった部分もありましたが、だんだんと慣れるに従い、どうやったらお客様に「ありがとう」と言っていただけるか考えながら接客をしていました。

空車(※営業中、お客様を乗せていない状態)の時間も意外と好きで、頭の中のデータをもとに仮説を立てて、どうすれば効率的に営業ができるのかを分析をしていました。

思い通りにうまくいくと営業収入も上がるので、やりがいにつながりました。頑張った分がそのまま評価される仕組みは、僕に合っていましたね。

本社職員を目指した理由

自分以外の誰かのためになる仕事をしたいと思っていたからです。公務員を目指したのも世の中のためになることをしたいと思っていたから。しかし、公務員がうまくいかなかった時期に、誰かのためになる仕事は民間企業でもできると気づいていました。

日本交通はタクシーの会社なので、公共交通機関から世の中のためにできることがあります。大規模なサービスや影響力をもって困っている人を助けたいという思いがありました。だからゆくゆくは乗務員から本社職員になることを目指していました。

新卒採用のやりがい

① 学生さんの反応が返ってくること

関わった学生さんには、もちろん日本交通に入社してほしいとは思うのですが、それ以上に就活を納得する形で終えてほしいんです。

面談や選考で出会う学生さんの中には悩みを持っている方もいます。そんな方から後日、納得のいく就活ができましたと報告を受け取る時は嬉しいです。中には辞退をする学生さんもいらっしゃいますが、それでも誠実に報告をもらうのは嬉しいですね。

採用担当としてはよくないかもしれませんが、そんな辞退連絡も嬉しいなと思います。それに、入社する会社の報告や入社後の悩みを相談してくれる方もいます。採用時にいろいろなことを伝え、信用関係を築けたからこそなのかなとも思います。

② 採用を担当した社員が入社後に活躍している

僕が採用に関わった方が、入社後、社内で活躍をしていると聞いた時が嬉しいですね。新卒の売り上げ上位ランキングに出てきたり、お客様対応で褒められているお話を聞いたり……本人から直接報告をもらうこともあれば、上長から又聞きすることもあります。

将来の目標について

ちょうど今悩んでいるところで、新卒採用以外も経験してみたいと考えています。入社にあたって自分がサポートした社員はたくさんいるので、その方たちと一緒に仕事をしたいですね。

お互い乗務員の仕事を通じて様々な体験をしてきているので、その経験を持ち寄って日本交通でまだやったことのないことをやってみたいなという思いがあります。

僕が目指す理想像は、網羅的に仕事ができる人。営業や運行管理者など、できる仕事をすべて知ったうえで、いずれは役職につきたいです。日本交通ならそのチャンスはあると思いますし、人をまとめる役割もいずれできたらいいなと思います。

あなたにとって「仕事」とは

大前提、仕事は社会貢献だと思っています。自分のためではなく社会のためになることをやらないといけないと思っています。僕がお世話になった役員も常に同じことをおっしゃっています。

その上で、仕事は「恩返し」です。もちろん家族を養うためでもありますが、入社当初や新卒採用に異動したばかりの頃は様々な失敗をし、多方面にご迷惑をおかけしました。そんな時、営業所の方や役員などが気にかけてくださって今に至ることができたと思っています。

noteを読んでいる学生さんへメッセージ

僕は日本交通の”人”に魅了されて入社を決めた後に「そうか、この会社でタクシーをやるんだ」と、タクシーという仕事内容への意識が後から来たくらい、日本交通は魅力的な人であふれています。
新卒を含め、役員なども素敵な方々ばかりなので、ぜひ会いに来てください。待ってます!

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この人事に話を聞きたい!と思ったら、コチラにご連絡ください。いつでもお待ちしております。

渡辺 一平(わたなべ いっぺい)
メール:recruit@nihon-kotsu.co.jp
※日本交通の選考中(一次面接ご予約以降)はご応募できません。エントリー中/エントリーを迷っている際にご利用ください。

Interview、Text:こじこじ


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