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イラスト/メンダコ

~メンダコ豆知識~  

『メンダコ』はその名の通り「タコ」の仲間です。

体長はおよそ20cmくらいの小さめのタコです。

水深200m~1000mくらいの深海の海底に生息している「深海生物」で、主にヨコエビ類などの小型の甲殻類を食べています。

深海とは、水深200mより深い場所のことで、太陽の光は届かない暗闇になります。


メンダコもタコの仲間なので、腕もちゃんと8本ありますが、その腕と腕をつないだ大きな膜に覆われているため、他のタコのように、腕を自由に動かすことはできません。
その膜がヒラヒラとしていて、とても可愛らしいですよね♡

タコは通常、吸盤が2列に並んでいますが、『メンダコ』は1列のみ。そのため吸盤の数も少なく、さらにサイズも小さいので、吸着力は弱いみたいです。
代わりに、吸盤の周りには、深海に生息するタコの特徴である短い感覚毛が生えています。
深海は暗いのでこの感覚毛でエサを探しています。

また、タコはときに身を守るために真っ黒な「墨」を吐きますが、実はメンダコには墨をためる「墨袋」がありません。
メンダコは真っ暗な深海で過ごしているので、墨を吐く必要がないのかもしれませんね。

頭部にある耳のようなものは「ヒレ」で、そのヒレをパタパタさせて上手に泳ぎます。(可愛いすぎる♡)

メンダコはその可愛さから『深海のアイドル』と呼ばています。

私も『深海のアイドル』メンダコを見てみたいです!



おしまい。

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