#2 サバを読む

「意味」
情報をごまかして伝える、自分の都合のいいように適当な数を言う意味

一番皆さんに馴染みのある使い方といえば、年齢や身長など数を誤魔化すと自分自身に都合の良い時ですよね。

芸能界なんかでは希に年齢をサバ読むタレントさんがいらっしゃいますよね。サバを読む必要ある?なんて思ってしまいますが・・・。
というかそもそもサバを読むって何?なぜサバ?って思った人もいると思います。自分もその一人なのですが・・・。

では何故数を誤魔化す事をサバ(鯖)を読むと言うのでしょうか?

まずサバ(鯖)の名前の由来は、歯が小さいことから「小歯(さば)」を語源とする説が有力とれていて、他にも、サバは大勢で集まって群れをなすことから、“たくさん”を意味する「サハ」という古語が変化して「サバ」なったという説もあるそうです。全然知りませんでした・・・。笑

ではサバを読むの語源ですが、
昔からサバは傷みやすいと言われていて、他の魚よりも体のなかの消化酵素をたくさん持っているそうです。そのため、サバは死んでしまうと、この消化酵素が自分の身を分解してしまうため、他の魚よりも傷みやすいようです。さらにサバはたくさん獲れることもあって、魚市場では大量注文され、魚市場の方は少しでも鮮度が落ちないように急いで注文分のサバの数を数えて行きますが、数え間違いが多かったそうです。
そのため、「注文した数と違う!」、「誰がサバの数を読んだんだ!」といった苦情も少なくなかったそうです。

そんなところからいい加減に数を数えること、数え間違いのことを「サバを読む」と言うようになったようです、それがいつの間にか「数をごまかすこと」という意味でサバを読むが使われるようになったそうです。

皆さんも、誤ってなら仕方ないですが、
故意でサバを読むのはやめましょう笑

~妄想時間~
サバを読むは語呂が良く言いやすいけど、万が一他の魚になっていたらと思うと笑えてきますね。
トビウオを読むとかだったら、言いにくっ!って思いますよね。
サバで良かった~。有難うサバ。
~妄想終了~

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