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万年筆は好きだけど、ボールペンに戻った話。

私は万年筆が大好きです。
万年筆で書くときの金属と紙の擦れる感触や、インクの色の豊富さ、書いた時の濃淡、書いて時間が経った色変化がたまりません。
万年筆は、自分の個性や気分を表現できる素敵な道具です。
(まだ、入門筆しか持ってませんが汗)

しかし、万年筆には欠点があります。
それは、ペン先がすぐに乾いてしまうことです。
万年筆は、インクをペン先に供給する仕組み上、空気に触れてインクが乾いてしまいます。
そのため、書いていない時は、必ずキャップを開け閉めしなければなりません。

これが、私にとってはとても面倒なのです。
「書きたい!」と思った時のキャップを外す一手間や、書き物中の一考でペンを止める間にペン先が乾いてインクが出なくなることが、とても煩わしい。
キャップを開け閉めする時間ももったいない。
また、キャップを開け閉めするたびに、手にインクが付いたり、キャップが落ちたりもします。

そこで、私は再びボールペンを使い始めました。
ボールペンは、万年筆とは違って、ペン先が乾きにくく、都度キャップを開け閉めする必要がありません。
改めて、ボールペンは、便利で実用的な道具だと思いました。

LAMY2000 & JETSTREAMリフィル

しかし、ボールペンにも満足いかない点があります。
それは、書き心地が万年筆ほど良くないことです。
これは好みの問題になるのですが、万年筆の金属のペン先が紙と擦れる際の手に伝わる振動がとても好きです。
ボールペンは、字のごとくペン先にボールがついています。
そのため、滑りが良いのですが、私には滑りすぎる。
また、ボールペンはインクに濃淡がでないため色が単調で、個性が出にくいです。

そのため、物として万年筆に魅力的を感じます。

結局、ボールペンと万年筆を持ち歩いてます笑

以上、万年筆とボールペンのメリットとデメリットを比較してみました。(私的な好みがほとんどですが汗)
どちらも、書くという目的には十分で、どちらも好きですが、あちらを立てればこちらが立たず。。

この悩みを解決することはできるのでしょうか?
万年筆好きの方々は「ペン先が乾く」ことと、どう付き合っているのか気になります。

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