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Fighting Commander OCTAはPS5有線コンの救世主となるか?

本体発売から1年以上経ってようやく。

国内販売は未定も、遂に有線パッドが登場

HORIが昔から発売しているコントローラーの一つに、ファイティングコマンダーというものがある。スト2等の格闘ゲームをプレイしやすいように6ボタンが前面配置されているのが特徴で、スーパーファミコン向けのパッドとして発売されたのが元祖。その後も各機種用の商品が開発・発売されていて、最新のものだとスイッチに対応したものが発売されているロングセラー商品だ。世のコントローラーが有線から無線に切り替わっていっても、応答速度に優れる有線のコントローラーであり続けてくれているのも嬉しい。

SFCミニが発売された際に復刻された初代ファイティングコマンダー(ただしこれは無線)

そんなファイティングコマンダーの新作として、PS5用の「Fighting Commander OCTA for PlayStation 5」がHORIから発表された。ただし、日本国内の販売はまだ未定で、北米での話である。

このコントローラーは知っている人は知っていると思うが、先にXbox用として2021年4月に発売されていた「Fighting Commander OCTA for Xbox Series X|S」のPS5版といった趣だろう。

ただ、PS5版はタッチパッドがあったりしてXbox版と随分と外見が異なる。Xbox版が発売されたときは中の基板変えればいいだけだからすぐ出るだろ、なんてのんきに構えていたものだが、待てど暮らせど発売される様子がなかった。そりゃ、金型使いまわさなかったらそうだよねと納得である。

私が寡聞にして知らないだけかもしれないが、本商品はPS5向けの有線パッドとしても初ではないだろうか。PS5は発売から1年以上経っているものの、公式・非公式関係なくコントローラーの選択肢がほぼない。かといってデュアルセンスが素晴らしいコントローラーというわけではなく、不具合も多い商品だし、無線だといろんな影響を受けて少なからず遅延もある。だからこそ有線パッドは選択肢として用意されているべきなのだが、これでようやくである。価格も6000円程度ならまあまあといったところだ(59.99米ドルだから7000円くらいにしてくる可能性も)。

国内での販売を祈りつつ、HORIからの追加発表を待つとしよう。

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