見出し画像

【山口旅行】 3日目 萩→秋芳洞→岩国編

ドミトリーでは全然眠れなかった反動か個室のお陰か、ぐっすり眠れました。

【11/5 8:00am】
宿をチェックアウトして朝ごはんを食べに行きます。

むらやカフェ

朝早くから営業されている数少ないお店の一つです。
萩の中でも浜崎地区という古くからある漁師町の一画で、こちらも江戸時代の建物らしい。

カフェの隣は当時の漁の道具などがそのまま現存しており、熱源を利用した扇風機や鞴(ふいご)のような霧笛、蝋燭で灯す羅針盤等、博物館でガラス越しに見るような物が展示されていて、コーヒーを待っている間にオーナーさんが実際に動かしてみてくれました。

パニーニセット¥900

パニーニは同じ萩市内のパンナデリアKIKIさんというお店のものだそうです。
外側は繊細なサクサク感と中の圧倒的ふわふわ感、お野菜も瑞々しくコーヒーも美味しく、レトロな店内も合わさって最高の朝ごはんを堪能しました。

むらやカフェのある通りはこちらの店舗の他どこも漁師町特有のあまり見慣れない古い民家が並んでおり、隣りの敷地の駐輪場に停めるまでもわくわくしっぱなしでした。
つい数年前までゴーストタウンのような有様だったらしいのですが、浜崎を盛り上げようと住民の方々が手に手を取り合っているんだそうです。
確かに山口の観光情報と共に口コミも集めていたのですが「いい店はあるが発信力がない」という意見もちらほら見かけました。
うーん確かに…私は主に萩観光協会のHP萩Gochiというサイトで調べましたが、萩以外のお店はそうもいかずなかなか苦戦致しました。
恐らく観光地だけども夜はゆっくり過ごしたい方が多いのが萩かなと思うので、今回私のような弾丸旅行者には不向きなところもあります。人口減少や少子化の波で近頃よく耳にする”町おこし”というのは需要と供給のバランスが大変難しいものなのだろうと感じました。

そんなことを頭の隅で考えつつ。

須佐ホルンフェルスと同じくらい楽しみにしていた秋芳洞へ向かいます!!!!

【同日 10:00am】
ン1時間かかったかな!!

市営駐輪場が少し離れたところにあるらしく、民間駐車場の方が入り口に近いらしいのですが、パッと見空いてるんだかおいくらなんだかわからないし事前にまとまった情報もなかったので、おとなしく市営第二駐車場(¥500)へ。
第二駐車場の一番奥が一番入り口に近いってYouTubeで見ました!

良き情報をありがとうございます。助かりました。

秋芳洞 大人¥1300

サンリオのシナモンロールとのコラボがすごい。
最近YouTubeでシナモンと安田顕のゆるドキ⭐︎クッキングにハマっているので認知しております。
にしても何故秋芳洞と?

小川のせせらぎを横目に進むとついに入り口が見えてきます。
これが日本一の鍾乳洞…。
初めて鍾乳洞に入ったのは修学旅行で沖縄に行った時でした。洞窟内で戦争体験を聞く時間だったのに憧れの鍾乳洞を前に興奮が止まらず、ずっと石灰岩を撫でてハスハスしてました。
それからも鍾乳洞が好きすぎてベトナム行った時にカラフルにライトアップされた立派な鍾乳洞を見ながら、次こそは秋芳洞と思いを馳せておりました。

この洞窟の切り立った竪穴…なんとも美しい。洞から流れ出てきた川が澄んだエメラルドグリーンで石灰岩を感じさせます。


明るく見えるのはiPhoneの性能です。
肉眼ではもっと暗いです。

冒険コースという、出入り口にある壁を登ってより近くに鍾乳洞を感じられるマニア垂涎の有料アクティビティがあるのですが、履いてる靴が洞窟内歩道ですらツルツル滑ってしまうボロ靴だった為、安全を考慮しあえなく断念。
親子が登っていて羨ましかったです。

洞窟の途中に展望台へ行けるエレベーターがあるのですが、車で行こうと思ってるのでここでは乗らずに秋芳洞を後にします。

…が!!!
車に乗り、駐車場も出た後で交通整備のおじさんに展望台までの道を聞くと、丁度本日自転車のロードイベントが開催されているらしく、展望台までは通行止めになっているとのこと……!!!
な、なにーーーーーーーー
秋芳洞まできたのに秋吉台まで行けないだとーーー?
カルストを地上から堪能できないだとーーー?

また戻るには時間とお金が惜しいので、仕方なく秋吉台は断念します。

このとき今回の旅で一番ハラハラしていました。

というのも、今から人生初の【一人有料高速道路】に挑戦するからです。

いや450円な?
ただし今回所要時間は正確でした。高速に強いのか、お前。

東名高速で一度家族に同乗してもらって舞浜まで行きましたが、なかなかの恐怖でした。
山口旅行2日目の国道191号線でしれっと悪鬼緑看板の山陰道に入った時は「だ、騙したな~~~~~!!?!?」と驚愕しましたが片側一車線の無料道路。高い防音壁もなく、制限速度がやや開放的な一般道といった印象。
肩慣らしには丁度良いぜ…と思いながら走りましたが、今回はガチガチの有料道路です。
一週間前から中国道の車載動画を見漁り(やっくんが亡くなった現場を知り余計に恐怖が掻き立てられる)、イメトレはバッチリです。
昔成田空港から東京駅に向かう高速バスがトラックに煽られた経験も糧にし、最強の通行手形《若葉マーク》も貼り付け、いざ中国道ッ!!!!!!!!

(車載動画を撮るための道具も持っていったのですが緊張で全て吹き飛んでます)

驚異的な交通量の少なさでなんとか合流に成功、ETCじゃないので料金所での停車がオアシスのようでした。

高速道路デビューは是非中国道で!

旅のハイライトも過ぎ、新山口でお世話になったレンタカーを返却。
ここから新幹線で新岩国に向かいます。

【同日 12:45pm】

連休最終日ですが余裕で自由席に座れました。最高。
新岩国に着いたら駅出てすぐの路線バスに乗り込みます。
新岩国での新幹線とバスの接続は時間が合わないで有名らしいのですが、調べたら新幹線新岩国駅着13:15からのバス13:23発があり、この時間をめがけて本日3日目の予定を立てました。

【同日 13:40】
錦帯橋到着です!

バス停すぐそこ!迷わない!
錦帯橋もすごいのですが、この川と山と小舟の景色がなんとも癒される。
早速バス乗り場のとこで岩国城・ロープウェイ・錦帯橋のセット券を購入し、いざ、錦帯橋……の袂へ!!!!

お触り厨なので失敬。
ちょうどブラタモリで錦帯橋回を見て橋への啓蒙がMAXの状態です。
我慢できなくなってきたのでもう橋を渡ります。
因みにバス停側から城側に渡る往路ではチケットの提示は特に求められず、帰りの復路でチケットをもぎられました。

橋の上の絶景は一番最後に貼り付けたvlogを見てもらえると嬉しいです!

橋を渡ってすぐ、売店が犇めいています。
ソフトクリーム屋には大行列ができていました。

ここでのお目当ては山口名物B級グルメ《瓦そば》!!

この熱々ジュージュー感伝わりますか!?
瓦と接した面はカリカリしなっており、パリパリの焼きそばを特製タレにディップして食すつけ麺スタイルです。
発祥は下関川棚温泉というところにある「たかせ」というお店らしいです。今回の旅では時間がないため岩国でいただきました。

【同日 14:30pm】
食事も終え、お城まではロープウェイに乗ってさらに徒歩10分くらいかかるとの情報を得ているので早々に店を出ます。

途中に噴水公園があり、桜が咲き始めていました。

吉香公園

なんとも…。
人間が温暖化を進めているせいでこんなことになってゴメンなって申し訳なく思います。

あっという間にロープウェイ山麗駅に着きました。
乗り場で待っていると後ろには次々と列ができていき、全員は乗れないようで次の15分後の便になってしまった方もいました。
土日は早めに並んだ方がよさそうです。

色付いた山の木々が眼前に迫り、あっという間に山頂駅に着きます。

岩国城へは舗装された広い道か、山道かの二択です。
登りは塗装された道で行きました。

岩国城

錦帯橋からも見えていた岩国城ですが、本来はこの右にある石垣の上に木に囲まれて建てられていたところを、景色のいい方に再建しているようです。

城内には岩国出身の著名人が紹介されていたり、大量の刀が展示されていたり。

岩国城天守からの眺め

実は天守に登らずとも、城の周囲からの眺めだけでも十分素晴らしいのですが、記念にパシャリ。
眼下には錦帯橋も見えます。

お城も堪能したので、山道を使って山頂駅まで行き、下界へ戻ります。

ここで事前に調べていて気になっていた光風堂というカフェへ向かいます。

光風堂

素敵な門構えです。

素敵なお屋敷の中を進み、店員さんにカフェかギャラリーか尋ねられるのでお目当てのカフェへ。

お庭を眺められる素敵な店内です。
コーヒーとシフォンケーキのセットを注文しました。

ケーキ¥800 珈琲”光”¥800

チョコシフォンはチョコチップが入っていて店員さんのおすすめとのこと。
えぐオシャレな焼き物にポットから注がれたオリジナルコーヒーが香り立ちます。
先ほどの瓦そばでまだお腹一杯でしたが、目で舌で美味しいを堪能しました。

できれば錦帯橋のライトアップも見届けたかったのですが、これにて山口旅行はおしまいです。


バスで岩国駅まで行き、岩国駅からはJRで広島駅まで渡ります。

麗ちゃん スペシャル¥1550 EXコールド¥550

これがしたいが為にね!!!!!!!!!!!!!!(ボリュームすごくて吃驚した)


広島から深夜バスに乗り、SAで朝日も拝んで終了となります。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!!!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?