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映画『ローグ・ワン』について

たまには映画について書いてみる。

好きな映画の1つに『スターウォーズ』がある。言わずと知れた宇宙モノでエピソード1〜9の超大作である。そのスターウォーズのスピンオフ作品に『ローグ・ワン』という作品がある。私はこの『ローグ・ワン』がスターウォーズシリーズの中でも1、2を争う位に好きなのだ。

この『ローグ・ワン』はスターウォーズ エピソード3と4の間の話。デス・スターの設計図を反乱軍が帝国軍から盗み出すという話。スターウォーズの主役級の登場人物はほとんど出てこない。ほんの少しダース・ベイダーとレイア姫が出る程度で出演しているのはほとんど脇役的なキャラクターである。

ではなぜこの作品をそこまで好きなのか?

本編のスターウォーズではルーク・スカイウォーカー、ハン・ソロ、レイア姫やダース・ベイダーなど誰が見ても主役だよなって感じのキャラが中心で物語が進んでいく。でも実は1人の主役が目立つ活躍をする裏ではそれを支えている人が数十人、数百人といるんだよね。例えばスターウォーズのエピソード4では反乱軍のルーク・スカイウォーカーがデス・スターを破壊することに成功するのだが、実はその裏では命を落としながらもデス・スターの設計図を盗み出す仲間の存在があったわけだよ。それが無かったら反乱軍が帝国軍に勝つことは無かっただろう。このローグ・ワンの戦士達は自分が目立ってやろうというところはなく、大義のために自己犠牲を払って仕事をする…そんな姿に心を動かされるのである。

もちろんフィクションなのだが日本人が持っている自己犠牲の精神が盛り込まれており、だからこの作品が大好きなのである。

私自身も生きている間は誰かの役に立ちたいと思っている。たまにこの映画を観ることで、日常生活でつい忘れてしまいがちなこの気持ちを思い出して修正している。

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