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【疑問】 周波数/チャンネルチェック アマチュア無線 実際どうしてるか?

アマチュア無線を2021年9月に再開局して、しばらくワッチ(受信)だけしていました。使っているハンディ機は50/144/430MHz帯のトリプルバンド。
実際は430MHzがアクティブだと思うので、430MHz帯ばかりを聞いていました。

CQ(一斉呼出)をかける前に散々ワッチしまくったつもりですが、自分が使うつもりの周波数が空いているかどうか?それを確認する手順が微妙で、ネットで検索していくつか参考にしてから恐る恐る「周波数(またはチャンネル)チェック」をかけてみました。
(※)一般的にチャンネルと呼んでますが、厳密にはチャンネルではないので周波数チェックだろ!とツッコミがあったりもするらしいので、こういった表記にしています。どうも、○○原理主義者が多いので注意が必要。

参考にさせていただいたもの
(その1)チャンネルチェック! その遣り方で大丈夫? JARL東京都支部

JARLの東京都支部に出ているものです。
JARLというのは日本アマチュア無線連盟。国内アマチュア無線の総元締のような団体です。私も10月から加入しています。

そのJARLの東京都支部ということですから、ある程度信憑性の高い情報だと推測することができます。

チャンネルチェックの方法について、きちんとコールサインを出しましょう、という啓蒙的なお話だったりします。
実際、コールサインは出さずにチェックして、使ってるよみたいな話で終わることが多いというのは、自分でも何度か耳にしています。
法規的には必ずコールサインを出して、出所を明らかにする必要があるということだと思いますが、守っている局はそう多くないかもしれません。

もう少し細かいやりとりを見てみましょう。
アマチュア無線に限らず無線の場合、自分の無線機からの電波がどこまで届くか、相手の電波がこちらに届くか、必ずしも対称ではありません。
自局の電波が強すぎると相手からの電波が届かないところまで飛んでいくこともあるわけです。逆に相手からの電波が届いていてもこちらからは届かないこともあります。
そのあたりを適切に想像できるかどうか?
知っているはずなのに実際の交信では理解できていない方もいらっしゃるようです。

諸先輩方が書かれている話を、検索していくつか眺めてみます。

「チャンネルチェック アマチュア無線」
「周波数チェック アマチュア無線」

など、適当な検索ワードを入れて、ググってみるといくつかヒットすると思います。

どれかひとつだけを鵜呑みにするのではなく、いくつか読んで総合的に理解を深めるための参考にしてみるのがよさそうです。

(その2)(その3)で引用しても良いのですが、実際に無線をやられている方なら、ご自身でそのあたり検索して、考えてみていただいた方がよいと思います。

最後に、現在自分が430MHz帯で実際にやっている方法について(のみ)
書いておきます。これが正しいか分かりませんが、大外しはしていないと思います。あくまでも実態にあわせて無理の無い範囲でやっています。

あくまでも自分の場合です。移動運用で東京都西多摩郡から行った場合

430MHz帯 FMアナログ
433.000MHz 呼出周波数(メイン)
430.080MHz (例:今回使おうと思っている周波数)


430.080MHzにあわせてしばらくワッチ(2分程度)
特に何も聞こえてこない場合は、ここで始めてPTTスイッチを押して送信
「周波数チェック」
このあと1分程度受信待機
特に何も聞こえてこなければ続けて、
「周波数チェック、混信妨害与えますか?」
再度1分程度受信待機
特に何も聞こえてこなければ再度、
「周波数チェック、混信妨害与えますか? こちらはJA1BJT/1(自分のコールサイン)
特に何も聞こえてこなければ、ここでこの周波数を使うことにします。
「この周波数をお借りします。こちらはJA1BJT/1」
「CQ CQ CQ 430 こちらはジュリエット アルファ ワン ブラボー ジュリエット タンゴ ポータブル ワン  
ジュリエット アルファ ワン ブラボー ジュリエット タンゴ ポータブル ワン  JA1BJT/1 東京都西多摩郡檜原村 移動です。入管局ありましたら応答願います。 受信します。」
ここで応答がなければ、一旦メイン433.000MHzに切り替えて再度CQ

 (呼出周波数なのでメインで周波数チェックはしていません)
「CQ CQ CQ 430 こちらはジュリエット アルファ ワン ブラボー ジュリエット タンゴ ポータブル ワン ジュリエット アルファ ワン ブラボー ジュリエット タンゴ ポータブル ワン JA1BJT/1 東京都西多摩郡檜原村 移動です。このあと433.080 3.080にて待機します。入管局ありましたら3.080にて応答願います。」

433.080MHzに切り替え戻して再度CQ
「CQ CQ CQ 430 こちらはジュリエット アルファ ワン ブラボー ジュリエット タンゴ ポータブル ワン ジュリエット アルファ ワン ブラボー ジュリエット タンゴ ポータブル ワン JA1BJT/1 東京都西多摩郡檜原村 移動です。入管局ありましたら応答願います。 受信します。」

周波数チェックには5分近くかかってると思いますが、実際はもっと手早くチェックして使い始める方が多いかもしれません。
万一途中で「使ってるよ」みたいな声が聞こえてきたら、
「お使いのところ失礼しました。こちらはJA1BJT/1」などと声をかけて違う周波数へ移ります。

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ハンディ機で出力最大5Wなので、自分の送信出力を落としてから周波数チェックをかけるとか、そういう細かいことまではやっていません。
地域特性もあるでしょうが、1エリアでロケーションの良いところであれば、平日日中でも誰か拾って応答してくれるので、こんな風にやっています。

実態としてほぼガラガラに空いているので、わりとゆるいチェックだけでやっているという感じです。
土日休日に混み合っている際には、また一工夫必要でしょうが、私はまだあまり慣れていないのでそういう時は逆に自分からCQ出すようなことはせずにワッチに専念して、どこかの局がCQ出して応答無い場合にはじめて応答に出るような感じでやっています。
小心者なので(汗)

アマチュア無線をやられている方の大多数は親切な方だと思います。
あまり耳年増にならないように気をつけながら、少しずつ復帰していきたいと思っています。


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