高橋和希先生

遊戯王の作者である、高橋和希先生がお亡くなりになりました。

実は私が19歳の時に生まれて初めてアシスタント(ヘルプで1回のみですが)をさせていただいた先生でした。

とはいえ、まだ連載開始したばかりの頃で、カードバトルなどでは全然なく、学園祭の焼きそばの鉄板の上でエアホッケー対決、みたいな回の原稿でした。

初期の頃はそういった、色々な遊びで対決して悪どい相手をボコボコの再起不能にする、という作品だったのです。

中野駅から徒歩10分くらいだった高橋先生の仕事場に、ハルク・ホーガンとの2ショット写真が飾られていたのをよく覚えています。

学ランにひたすら62番だか63番のスクリーントーンを貼っていく作業を任されました。

ただ、その頃の私はトーンの正しい貼り方(目を45度に合わせる)がわかっておらず、後日、その回が掲載されたジャンプを見たら、私が貼ったトーンは全て貼り直されており、手伝いどころか手間を増やしただけ、という衝撃の結末でした。

今更ですが謝りたい気分です。
高橋先生、あの時はすみませんでした。
そして、お疲れ様でした。

ご冥福をお祈りいたします。