見出し画像

『コバルトの季節』「秋姉妹」ver0.9まで公開

画像は3/23(土)の「秋姉妹」練習板書です。この不思議な数式?のからくりは課金すると明かされます。

《 毎度のテンプレートです 》

こんにちは、肉汁サイドストーリーです。

2024年4月27日・28日にときわ座(高田馬場)で上演する、 肉汁サイドストーリーの『コバルトの季節』という劇の台本製作の全過程を全部お見せします。 「秋姉妹」と「秋夫婦」の二本立てです。詳しくは肉汁サイドストーリーのHPをご覧ください。


《 るんげによる、台本書いたよ日誌のようなもの 》

突然ですが、「秋姉妹」がver0.9まできました。前回の更新はver0.6だったので、7と8を飛ばしていきなり9です。
どうして? それは、「もうほぼほぼ完本だから」です!!!!!!!!
「ほぼほぼ」というのはどういうことかというと、練習場に持って行って変なところがないか確認するという作業がまだ残っているからです。
変なところを手直ししたら、いよいよver1.0です。ver1.0の後は問題がなければそれが上演稿となるし、問題があれば2.0とかになっていきます。

今回の更新では、シーン番号【②】【⑤】をかなり変えました。
特に【⑤】は所謂ラストシーンです。ラストシーンを、大胆に変えていく。
前回の【⑤】が悪いとかではないんですけど、練習を2回やった結果として、こっちの方がいいなと思って変えました。

この記事を書いている私こと脚本係のるんげは、「実際に人がやってくれてるのを見たほうが書きやすくなる」という脚本係としては致命的かもしれない癖を持っています。理想としては、オファー段階で完本しているべきなのに。
もちろん、書いている時点では「あの人がこの役をやるから~」という想像はしています。でもそれって想像に過ぎなくて、実際やってもらうともう、とんでもなく「わあ!」みたいなことが起きるんです。当たり前の話ですが……。
だから、「だったらこうしたい! これもできる!」みたいなのが出てきてしまうのかなと思います。でも本当に迷惑な話だから、ちゃんとver1.0状態のものをまず提示して、練習を経て微修正これが真っ当なやり方であろう。じゃないと俳優さんたちが大変だからです。

演劇の長い歴史の中には本番当日の朝とか、なんなら本番中に台本ができあがっていくという脚本家の先生方もいらっしゃったと聞いてはいますが、私はちょっとそれはできないです……。怖いので。怖くない? 練習してないシーンがあるの、怖くないですか? どうですか!? これは俳優・スタッフを信用していないとかそういう意味ではないです。

とにかく、ver0.9です。
「肉汁サイドストーリーってみたことないな。どんな感じなんだろう?」と思ってこの記事にたどり着いてくれた方もいらっしゃるかもしれません。
参考になるかはわかりませんが、るんげのFilmarksを見せます。
https://filmarks.com/users/LingoQet


ここから先は課金すると読めます。まず今回の写真になっている「変な数式みたいなもの」についてですが、

ここから先は

871字 / 2画像
本当に、すべての、ネタバレをします。

2024年4月27日・28日にときわ座(高田馬場)で上演する、 肉汁サイドストーリーの『コバルトの季節』という劇の台本製作の全過程を全部お…

頂いたサポートは遊ぶ金に使います。