今日はクレープの日（ほっぺ紅子と黒いチョコ子のおしゃべり）

登場モノ
ほっぺ紅子：イチゴの妖精
黒いチョコ子：チョコの妖精

ホッペ紅子（ほっぺべにこ）と黒井チョコ子（くろいちょここ）が
喫茶店でおしゃべりしている。

紅子：ねぇ～、ねぇ～、今週の幅広Deゲスネタ読んだ？

チョコ子：読んでないけど、なんか、面白い記事あった？

紅子：ほら、一般女性と結婚したモデルのガレット蕎麦男（がれっとそばお）
離婚秒読みだって。

チョコ子：エッ、だって、新婚でしょ？それに優しそうだし蕎麦男。

紅子：それがね、メンヘラ。
チョコ子：どれどれ、一般女性Aさんの証言…
蕎麦男は仕事柄、深夜に帰宅、早朝に出かけるような毎日でした。
けれども私に朝ごはん作りを強制し、裸でエプロンを着ろ
とも。

紅子：ねぇ、酷いでしょ。

チョコ子：マジで？
で、
それでもわたしは関係をよくしようと、明るく振舞い、彼のご機嫌を
取ろうとしました。
新聞でYデザイナーさんがあなたを褒めていたわ。
と言ったけれど彼は
お前なんかに分かる世界じゃない。
頭ん中はピーマンみたいにスカスカなんだから、
余計なこと言うな！！
パンが焦げているのも気がつかないのか！！
慌てたって、取り返しはつかないんだよ。そのパンいくらすると
思ってんだと、怒鳴りまくりでした。

紅子：ほら、怖いでしょ？

チョコ子：怖いわ～、まだ続いてる。
彼のお父さんがいらしたときに、彼の好物のキャビアを
持ってきてくれました。
私ったら、それをとんぶりと間違えて煮てしまったんです。

そうしたら、また、間違えやがって、ワザとだろうって、
あんまり怒るので、馬鹿馬鹿しくなってしまって、
笑ってしまったら、手が出そうになって、もう、この人とは
一緒に暮らせないって、思いました。

だって。
かわいそ～、Aさん、離婚よね。

紅子：私たちもメンヘラ男に引っ掛からないようにしないと。
チョコ子は耳を澄ませて、BGMに耳を傾けながら、：アッ、クレープの朝刊ね、
懐かしい曲。

紅子は顔色を変えて；まずいわ、こんな時刻なのに、大変な事に気がついた！！

チョコ子：どうしたの？

紅子：これは、グルグルの陰謀ヨ！！

チョコ子：だからどうしたのよ！！

紅子：検索できちゃうのが悪かったのね、今、気がついたわ！！
BGMはクレープの朝刊じゃなくって、グレープの朝刊ヨ。

絶句し、その場に倒れるチョコ子。

天を仰ぐ紅子。

二人は気力で起き上がり、二人一緒に：やっぱり、私たちって、
クレープとの相性抜群ね～。
　
今日の一句
クレープで検索出来たグレープよ
詠みモノ
クルクル