アタック25に10年ぶりに出場した話

アカウントだけ作っていたnoteを使う日がここで来ようとは。

先日もTwitter(Xとは言いたくない)で告知と御礼を呟きましたが、この度
「アタック25next 夏休み特別企画 小学生親子ペア大会」に出場しました。

タイトルにもありますように、私にとっては10年ぶり、
息子にとっては実質初出場です。

結果だけ先にお知らせしますと、0枚でした。
いいですか、0枚です。0枚だよ!ネタ枠でしたよ!

10年前の出場経緯

今回の放映時、紹介の所でも触れられておりましたが、2013年に私1人?で地上派時代に出場しております。(ハテナの理由は後述)
2013年6月の30代通常大会にて、16枚でトップ賞とクルーズを頂き、
獲得枚数が多かった為その年の年末チャンピオン大会にもお呼び頂きました。2週目の決勝まで行けましたが2枚で惨敗。
当時司会だったABCの浦川アナの頃ですから、ある意味レアかもしれません。

通常大会優勝時。この時お腹にいたのが息子


年末大会の後。産後4ヶ月でした。

そもそもこの出場経緯に関しましても、2011年と2012年に夫婦ペア大会で予選会に応募し、抽選に受かり、筆記→面接通過で本戦出場権利だけは夫と共に有しておりました。
2011年の本戦出場権利はお呼びがかからず消滅。
2012年秋に予選を受け11月に本戦出場権利を頂き、2013年5月に出場の打診があり、何故か私1人で出場する事になりました。

夫が出られなかった理由:「テレビ的にちょっと……」
(当時のPさんの話です。夫のペーパー成績は29/30問とほぼ完璧でしたが、多分デカい顔ともっさり雰囲気がテレビ向きではなかった説)

ちなみに10年前の通常大会でエーゲ海クルーズも獲得しておりますが、出場時の私、妊娠9ヶ月。優勝したときは私1人、ではありましたがお腹の中で息子と優勝したようなものです。
クルーズ催行日は産後2ヶ月後ということもあり泣く泣くキャンセルせざるを得ませんでした。

そんな話を年末大会にした時に、

「今年から親子大会始まりましたから、10年後ぐらいに息子さんと是非出ていただければ」

とプロデューサーさんから言われたのが、今回の親子大会に出るきっかけです。10年待ちました。

今回の出場までの経緯


一度地上波での放映を終えたアタック25。
その後BSJapanextに移動し復活した事にどれだけ安堵したか。
今年の初め、ペア大会含めた予選会の告知があった際に、
「小学4年生から応募可能」
と書いてあり、それを見逃さなかった息子が「お母さん、予選会だけでも行きたい」と言いました。
私としては小学生の知識がちゃんと身についている5-6年生を想定していましたが、応募したところで本当に予選会に呼ばれるかも、筆記通過するかもわからないのでチャンスは多い方がよかろうと思いネットから応募。
2月の終わりに予選会への招待メールが届きました。

予選会の場所は以前の築地ではなく浜松町。

このビルで予選会でした。


※ちなみに地上波での放映が終わる際に募集されてたチャンピオン限定大会も予選ハガキは届いてましたが、2年前コロナが猛威を振るっていた時期、万が一感染するわけにはいかない状況だったため予選会は見送ってます。その時も指定会場はここでした。

この日の予選会、おそらく1日3-4ブロックに分けて予選会をしたのかなと思われます。

筆記の問題は、大人が25問を6分半。子どもは15問を6分半。
悩んでる暇も無くどんどん書いていかないと間に合わない量です。
ちなみに以前は30問8分だったような気もしますが、もしかしたら違うかも。当時はだいたい8割以上で筆記通過→面接に呼ばれる感じでした。

ちなみに今回の予選会の筆記問題は、地上波の時よりもやや難易度が上がっているなという印象でした。定番の知識を問われる問題と、時事問題が半々。自己採点したところ私は18問/25問でした。時事問題もお笑い、野球、ベストセラーはわからなかった😂
息子の方も、歴史や話題のタレントの問題などが出たそうです。体感的に10問以上は書けた!との事。

8割以上ボーダーと思っていたので、通過者で名前を呼ばれた時はびっくりしました。
親子合計点が高い方から呼ばれたようです。

(個人的な推測ですが、この時の予選会や、twitterで見た予選会の様子からして、「母親と子ども」ペアが少なかったと思われるのでママ枠としてリザーブになったのかなとも思っています。それぐらい筆記については自信が無かったです)

面接は別室移動なしで筆記会場でそのままスタッフさん3人相手に実施。
応募動機、好きなジャンル、普段好きなことや趣味などを聞かれます。
なんとなくですが、ここで「堂々と話せるか、質問にすぐ答えられるか、印象」を見られている気がします。

だいたい1組5分ぐらいで面接を終えて帰宅。
これが3月初頭の話で、合格通知がきたのはだいたい3週間後。

出場打診の電話を頂いたのは7月の上旬、収録の3週間ほど前でした。

当日までの流れ

どこまで書いていいのかわからないのでここはざっくりと。
出場打診にOKを出したら、後日番組スタッフさんから連絡がきまして、エントリー時や面接時に話した趣味や特技についてもう少し掘り下げた話を聞かれます。
それに関するエピソードや写真なども準備が必要です。

うちはエントリー時に

私「日本地理・経済・洋楽・手芸」
息子「戦国時代・ゲーム・UMA・石」

と伝えておりましたが、番組がこの趣味の中からこれで行きませんか、というジャンルを推してきます。
ちなみに我が家は放映を見た方ならおわかりかと思いますが、
「手芸とUMA(オカルト)・石」ネタになりました。

多分他の出場されたお父さんが歴史好きだったり、Japanextの視聴者年齢層(中高年の方むけ)にゲームジャンルも微妙だったのかもしれません。私の場合は「ママ」なのでわかりやすく手芸になったのかなー。
ちなみにどのジャンルも当日の出題には出ませんでした。
(よくてあつ森問がかろうじて「ゲーム」だったのかも)

「テレビ的にウケがよい、わかりやすいジャンルを持っとけ」(極意)

放映後に色々聞かれたネタ、あれこれ

てなわけで収録して惨敗して終わったわけですが(はしょりすぎ)
これについては優勝された青の親子さん2人ともすごかった、につきます。
勿論白・緑のお父さんも堅実に取っておられて、私だけが見事に爆死したような形なので、これはこれですっきりした形になったかなと。

既に収録前から青のパパさんの気合いがすごかったのと、何となく流れがあっちにあるなという予感があったので、本当は8問目終わりからエンジンかけるつもりでしたが、息子共々序盤から押せるときに押そう、で挑みました。誤答もありましたが本当に悔いがなくすっきりしています。
青の娘さん、控え室でも息子と屈託なく話してくれてとても利発・才気溢れるお嬢さんでした。この先が楽しみですし、ぜひ中高生になってもクイズやって欲しいです。

・応援席の塾の先生
→すぐ近所に住んでいる、息子が春まで通っていた学研の先生です
→塾の先生ですがご近所さんでお裾分けしたり子育ての相談に乗って頂いたりと、ママ友のような大先輩のような方です。
→息子に「お父さんと、あと1人応援に来て貰うなら誰がいい?」と聞いたら、「●●先生!」と即答したので打診したところご快諾頂き、うちわまで作って下さりました。

・まる子のクラスの人数
→夫が「普段見てないけど、一般知識としてざっくり知っておいてクイズに損は無い」ということで息子に以前HPを見せていた模様。それを覚えていた息子が「28か27」と言っていたのでニアミスでとれました。

・なぜ9番ではなく7番に入ったのか
これについてはアタック25のパネル考察をされている徳江風波さんのブログで触れられております。まさに私がとったのはこの戦略でした。
結果として不発に終わりましたが、もし連取出来た場合、てっとり速くパネルを多くとれるのは7かなと思ったからです。
(これについては収録後スタッフさんからもあのまま連取いけたらわからなかったですね、と言われたので)


アタック25Next 感想(2023年8月20日放送) : パネルクイズアタック25Next研究室 (blog.jp)

・最後の問題で間違えた
これ私のクイズ人生で初めてだったのですが、わかって押したのに、

「頭が真っ白になって全部飛んだ」

が起きたゆえです。
まさかここで発動するとは思いませんでした。せめて1万は持ち帰りたかった。

・蟹爪食べた?
収録2日後に届いてまだ冷凍庫にあります。今度の週末に食べます。

めっちゃある。1日で食べ切れるかな。

何が敗因だった?

純粋に私の実力不足かな、と思っていますが、夫はそれに納得がいってないようで、問題運とパネル取りの位置が悪かったかなとの見立てです。
とはいえ本当に強いクイズプレイヤーはどんな問題が来ても答えますし、ここぞと言うときにちゃんと取ってきますので、今回の結果について私自身は本当に悔しさとかないぐらい、すっきり終わってます。
私の場合は調子に波があり、すごい出来るときは即押し即答なのですが、波に乗れないと「んん……なんだろう?」で止まるので、本当に実力不足です。
あと10年前と違うのは、当日は収録前日までQMA(クイズマジックアカデミー)をがっつりやっていたのですが、いまやQMAも引退した主婦ですから、クイズをがっつりやる環境にはいなかったこと。1ヶ月足らずの付け焼き刃では足りなかった事かな。

ただひとつ何でだろう?と思ったのは、放映日前後の出来事やリリース・公開予定の時事問題や芸能情報、歴史上の出来事も予習したのですが、全く出題されなかったことです。
時事問題で稼ぐマンなので、時事問題が少なかったのも波に乗りきれなかった理由だと思っています。

ちなみに翌週(8/27)放映の中学生大会にはその予習した問題が沢山でたので、「なんでこっちには出なかったんだろう?」と、その点は気になりました。
小学生大会だから何となくアニメとかそういう問題が多かったかな。
子どもでも答えられる問題を、大人がガチで押し合うのが親子大会なので、また来年以降も試行錯誤しながら番組は作られていくと思います。

私としては、10年前の目標を実現出来ただけでも十分です。
お腹の中にいた子と、今度は隣で座って回答席にいるってなかなか無い経験。
私は3回も出場の機会を頂いたので、今後は息子や夫が予選会にチャレンジすると思います。


新しいスタジオは小ぢんまりとしてました
これで青緑赤と3色制覇!

あと谷原さんは50歳超えてるとは思えないぐらいスマートで素敵な方でした!声が本当に良く響く。
学生の頃から憧れの沢木さんにもようやく会えたので本望です。もしかしたらここで私は全て使い切ったのかもしれない。


息子について(親バカな話)

今回親子大会に出場したい!と言い出した息子、
幼い頃から外遊びよりは図鑑やEテレのドキュメンタリーを愛し、
庭でも外出先でもどこでも石ころを拾うような子です。

収録に向かう途中ですら石を拾ってた


あとオープニングでも本人が言ってましたが、オカルトとUMAとB級サメ映画をこよなく愛しています。ちょっとオタク気質ですが、好奇心旺盛な子です。オタクなのは親の遺伝だね。

親である私達の影響を見事に受けてはおりますが、本人がクイズで自分の知識をアウトプットする事を楽しんでいるのと、クイズ研究部のある中高一貫校に行きたいという目標のため、既に受験勉強に勤しむ努力家です。
今回の0枚という結果は完全に母親である私の過失ではありますが、
悔しさでふてくされる事もなく、「次は僕ひとりで出る!」と新たな目標が出来たようです。

どんな幸運を持っているのか、何かと人前で話す機会の多い息子でして、

2021&2022→NHKラジオ 子ども科学電話相談 出演
2022秋 スプラトゥーン3スタートダッシュ杯出場
2023春 スプラトゥーン甲子園関東大会 小学生の部ベスト8(DAY1)
2023夏 アタック25next 親子ペア大会出場

と来ていますので、今後も何かしらご縁はあるのかなと思っています。

スプラ甲子園でリーダーとしてインタビュー受けてるの図

ちなみに1000人以上が見ていたスプラ甲子園のステージで話したときよりも、今回の小さなスタジオ収録の方が緊張した!だそうです。

出場制限が解除となる3年後以降となりますが、今度は息子がソロで出る日を親として支えていきたいと思います。

この場を借りての紹介と御礼になりますが、3-4ヶ月に一度、土浦市駅近くの Asoviva Jokerさんでの早押しクイズ体験会にて息子のクイズ経験値を積ませて頂いております。
いつもありがとうございます!

最後に夫のひとこと
「そろそろ観客席を卒業したい」















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