見出し画像

コロナ禍の結婚式を公園で開催

note2回目の投稿。
今回はコロナ禍で僕たちが挙げた結婚式について。
収束の見通しもなく、悩みに悩み延期を2回経て20年10月末に決行することに至った葛藤の過程と、式後についてを書こうかと思います。もしこの記事が誰かの参考になれば幸いです。

開催することは、悪なのか。
開催しないことが、正義なのか。
そんな思いに駆られることもありました。

正直、数百万円も支払って式を挙げて何になるのか。準備は大変、コロナ対策に伴う責任、職場への気遣い、高齢者へのケア等。一体、この状況下での式が誰のためになるのだろうか。

僕たちと同じように悩まれている方もいらっしゃるかと思います。

結論としては、決行・延期・中止、何が良いかというより、“自分たちの目的に対して納得できるカタチ”を考え抜いて判断できたかが、その先の二人の未来にとって非常に重要だと思います。

二人で話し合って、お互いの意見を尊重し合って、腹落ちする答えを探すことも、結婚式を挙げる上での醍醐味です。

目次
①目的は何なのか:誰のため、何のため
②結婚式を2回延期して「決行」に至った経緯
③コロナ禍での結婚式のカタチ(企画書一部抜粋)
④実際の披露宴(写真添付)
⑤結婚式を終えて思ったこと
⑥最後に

①目的は何なのか

結婚式を挙げる挙げないを判断する上で、
まずもって整理が必要なのが、
そもそも誰のために、何のために、
何を重要視して僕たちは結婚式を挙げるのか。

〈僕たちが重要視している挙式の考え方〉
目的:親孝行・お世話になった方々に感謝を伝えたい
手段:ホストになれる結婚式だからこそ、僕たちなりの表現で

※勿論、妻の最高の晴れ舞台にすることは僕の使命です

果たしてコロナ禍での結婚式とは…
◆密を避けるために、リモート形式がベストな解決策なのか。
◆高齢者がいるから、身内のみ又は二部制開催がベストなのか。
◆会社の偉い方を呼ぶことは、果たしてこの時世的にいかがなものなのか。

様々な懸念が続出して来ますが、自分たちにとっての目的は何なのかをハッキリさせると目指す方向性が見えてきます。

目的は結婚式を挙げることではなく、結婚式は目的のための手段。
目的と手段が混同しない様に気を付けなければいけない。

仮に承認儀式が目的であれば、最小限なカタチで挙げるかギリギリまで延期すれば良いと思います。

僕たちの場合、結婚式という一つの節目で、両親への親孝行を最重要視していたため、できる限り早く式を挙げたかった。特に元気な状態で祝ってもらいたいため。

②結婚式を2回延期して「決行」に至った経緯

4月はコロナの脅威性や感染拡大の勢いがまだ掴めず、流石に少し様子を見る意味を込めて「6月へ延期」を判断。そして延期した6月もコロナの収束はせず、再度「再延期」を判断。

再延期先はいつにするのか、下記のことで非常に悩みました。
◆ゲストは不安だと思うので中止にした方が良いのではないか
◆決行してもゲストの全員参加は難しいだろう
◆果たして2021年は気にせず決行できるのか
◆親族が元気なうちに絶対挙げたい
◆ゲストも自分たちも不安いっぱいで決行して果たして良い思い出になるのか
◆結婚式がキッカケにクラスターが発生してしまったら責任をとれるのか

上記のことで悩んでいて、もう中止しようか、リモート型に切り変えるか、ギリギリまで延期しようか等、毎日コロナ関連のニュースや情報収集する日々が続きました。

いずれにせよ、下した判断で後悔だけはしたくないため、“自分たちの目的に対して納得できるカタチ”に改めて立ち戻り考えました。

そして、決心を固める上で、選択肢を照らしてくれた光が、ゲストの友人や職場の方々からの言葉でした。
「いいやん、やったら!」「喜んで行くよ!」
明らかに気を遣ってくれていると思いつつ、それでも大きな励みになりました。

上記のことを踏まえて、「ゲストの安全+安心してもらえる様なカタチ」で20年10月末に「決行」を決断しました。

できない理由があるなら、それをクリアできる対策を考えれば良い。
そう腹をくくって、あらゆる対策を考えていくことにしました。

③コロナ禍下での結婚式のカタチ(企画書一部抜粋)

決行を判断し、式場さんとベストなカタチを探るべく相談をはじめました。
下記の通り、挙式での対策は心配していなかったが、披露宴をどうするかが一番のポイント。

〈挙式〉
20分程で終わるため、下記の対策で実施。
◆チャペル内の換気徹底
◆検温&アルコール消毒
◆高齢者は最前列で、親族以外のゲストから距離をとる
◆記念撮影時のみ、屋外でマスクを外して撮影

〈披露宴〉
飲食も伴い長時間となるため、3密対策は勿論のこと、重点的にケアが必要。
そこで3密対策の一つとして、式場さんに“披露宴会場”ではなく“屋外スペース”を活用して実施したいと口頭で相談したが、「前例がない」と一度断られました。そりゃそうだ。

ただ諦めず、改めて今回開催にあたっての思いと理由、式場さんへのメリットなどをまとめてプレゼンしようと企画書にして相談しました。

▼企画書:一部抜粋 / 20頁

※この後、具体的なイメージの話になるため資料抜粋はここまでの一部のみ。
※式場様への交渉の際、既に公園側へ裏どりを済ませている状態。

式場さんも社内で議論された結果、初の屋外実施ということを承諾してくださり、初のチャレンジということで、再スタートを切れました。本当に式場さんへは感謝しかありません。

④実際の披露宴

▼公園で開催(換気面は言わずもがな)

▼配席の注意

▼料理は感染防止対策のためランチボックス形式
(クオリティーを担保するため、屋外用メニューを式場シェフさんが新開発)

▼ドリンクはドリンクカウンターでセルフ制
 カウンターのスタッフさんから、ビンに入ったドリンクを提供

▼プロジェクター利用は、陽が暮れる時間を逆算しながら進行

▼照明を4箇所に配置(装飾アイテムにも電飾を巻きつけたりもしています)

▼余興:歌系は飛沫が飛ぶことを想定しテーブルと距離を空けて実施

▼余興:友達たちが3密対策を考慮したカタチで実施してくれました

▼集合写真を撮る際は、マスクを取って撮影
(年賀状に利用した写真。ちなみにメッセージは手書き。)

以上、一部の写真を貼っておきました。
他に、ゲストの皆さんが楽しんでいただけるように、ペーパーアイテム系や映像、手紙系コンテンツ等、多数用意しています。

⑤結婚式を終えて思ったこと

結婚式が終わって2週間が経ち、コロナ感染者は無事0人でした。ヒヤヒヤしましたが、ゲストの皆様の協力が大きく事なきを得ました。

〈結婚式を終えて思ったこと〉
◆準備期間から式を終えるまで終始痛感するゲストの皆さまの大切さ(親含め)

誰一人欠かせない程、一人一人に影響を受けたり助けてもらったり、本当に繋がり続けてくれていることに感謝しかなく、それを本当に痛感します。
◆コロナ禍下で結婚式を挙げて本当に良かった
結果的に感染者が出なかったということもありますが、夫婦共に大きな壁に立ち向かうことができた自信。そしてそれも含めて、ゲストの皆さまに見届けてもらったこと。ケジメの機会となりました。

⑥最後に

コロナ禍下での結婚式というのは、不安は付き物だと思います。
なんで不安にならなくていけないのか、コロナの馬鹿野郎と何度も思いました。
ただ、目的に対してやりたいことを諦めず、一つ一つできない理由に対しての対策を施し実現できるカタチを探す。
それが未来の自分たちに取って非常に重要。

そして全て自分たちの考えだけで決断をせず、諸先輩がたのアドバイスやゲストの反応、同じ境遇の夫婦の考え方、式場スタッフと相談した上で最終判断を下す。

式場スタッフ様方の臨機応変な温かい対応や、コロナ禍下でも出席してくれたゲストの皆様、全ての関係者様に対して感謝の気持ちでいっぱいです。

この記事が、一例として誰かの参考になれば幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?