学歴フィルターという言葉が表しているように、人間は大学名で判断される。優秀な大学を出ている人は、"総じて"優秀だとされ、偏差値のない大学を出ている人は、"総じて"馬鹿だとされる。

私はFラン大学生だ。

まず、世の中では馬鹿扱いだ。今まで勉強してこなかったくせに、大学に行って遊んでる、ただ酒飲んでヤってるだけ、と言われてる。

そして、大学教授にも馬鹿にされている。「どうせ教えたって出来やしないだろう」という感情が見え見えだ。

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正直、前の記事でも書いたが、大学には居づらい。ぼっちで、他の学生から迫害されているということもあるけれど、何より教授に見下されていることに腹が立つのだ。

なぜ、他の学生は教授に馬鹿にされても、呑気にヘラヘラとしていられるのだろう、と疑問だ。

Fラン大学にいる人を"総じて"馬鹿扱いすること、これは仕方の無いことだとは思う。

しかし、入試と相性が悪くて、ゴロゴロと転げ落ちるように大学に受からず、下の方の大学にしか受からなかった人も、たまに、いる。(これは、高校の教員に言われたり、大学の広報で読んだりして知った。)

物凄く擁護して言うと、私もそのうちの一人だ。(なぜなら、模試でA判定の大学に落ちたからだ。)

今通っているFラン大学の偏差値は、私が持っている偏差値より20くらい下なのだが、結局は私も大学からは、偏差値-20の人と同等に見られている。高校名を話すと、「分かりません」と言われることばかりだ。(その高校の人は来ないから。)

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1番屈辱だったこと、それは、教授が「私が知らないだろう」と思って話してきた内容に、私が満点の内容で返したところ、教授は顔色が変わって、私をとにかく否定して(人格まで否定して)、揚げ足をとろうと必死になったことだった。

教授は、「うちの大学にいる人は、そんなことを知らない馬鹿ばかりなのだ」と思っているのだろうが、たまには少しくらい知識のある奴はいるんだぞ、と心の内で激怒した。

ましてや、人格まで否定するのは間違っているのではないか。"総じて"見下したり、馬鹿にしたりするのは、おかしなことではないか。大学には、その水準よりも高い人、低い人がいて当然で、それを認識出来ていないのだろうか。

結局、その1件があってから、教授から、私が少しでも知らないことがあれば、「そんなことも知らないんだ！人間としてどうかと思うよ！何百回も死んでこいよ！」と言われ、私が知識をよく蓄えている分野になると、取り合わなくなった。

「教授が思っていたよりも、私は頭が良かったんだろうな〜」と思いながら、その口撃に耐えていた。

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馬鹿にされていることに気づくか、気づかないか。馬鹿にされていることに気づけない鈍感さが欲しかった。

馬鹿にされるのは、いい大学に落ちて、Fラン大学に通っているからだとわかっている。

やはり馬鹿にしてくる相手に対して「あなたが思っているよりも、私は頭はいいです。(そして、出来ることなら模試の偏差値を見せる。)」と言いたくなるが、それを言ったところでまた笑われるのだろうし、信じて貰えないのだろうと思うと、悔しくてたまらない。