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私の好きな Aerosmith のベスト5曲

今回は、先日フェアウェルツアーの発表およびキャリアを総括するGreatest Hitsを発売した Aerosmith を取り上げて、ベスト5曲を選んでみたいと思う。


まずはDiscographyから。

1. Aerosmith (1973)
2. Get Your Wings (1974)
3. Toys in the Attic (1975)
4. Rocks (1976)
5. Draw the Line (1977)
6. Night in the Ruts (1979)
7. Rock in a Hard Place (1982)
8. Done with Mirrors (1985)
9. Permanent Vacation (1987)
10. Pump (1989)
11. Get a Grip (1993)
12. Nine Lives (1997)
13. Just Push Play (2001)
14. Honkin' on Bobo (2004)
15. Music from Another Dimension! (2012)


何と言っても、デビューアルバムから50周年!!!
Young Guitarの最新号(2023年9月号)では、50周年を記念してほぼ丸ごと1冊Aerosmith特集になっていて、これがまたいろいろ興味深いのでおススメ。


Aerosmithと言えばやっぱり70年代を代表するアメリカンロックバンド、なのだろう。自分にとってはさすがにここはリアルタイムではなく、初めてしっかり聴いたのは大分遅くて1993年発売の「Get a Grip」から。80年代後期の「Permanent Vacation」辺りからのMTV経由の"Angel"なんかはかろうじて聴いたことがあったぐらいで、「Pump」も当時は完全にスルーしていたなあ。ただ、発売日に購入した「Get a Grip」はもう本当に何度も何度も聴きまくった記憶がある。スティーブンの艶のあるボーカルと、オーソドックスなロックに加え味のあるバラードが最高!となった。

その後は過去の作品を聴き漁ったり、やたらと出まくるベストアルバムやライブアルバムに飛びついたりと、90年代はかなりハマっていたと思う。

初期の作品で言うと、「Rocks」を始め名作揃いと言われているが、個人的には80年代後期からの方が洗練されていて好きかな。70年代をリアルタイムで通っている人はさぞかし衝撃のカッコいいロックとして鳴り響いていたと思うが、自分は外部ライターも加えより煌びやかな楽曲が増えた後期の方が良い、というのが改めて全アルバムを数回聴き直した後での感想である。


それではベスト5曲。

1.Crazy <Get a Grip (1993)>

もう何度聴いたかわからないが、何度聴いても飽きないなあ。
スティーブンの魅力あふれるバラード群の中でも個人的にはこれがベスト。



2.Blind Man <Big Ones (1994)>

これも最高。変調を続けるメロディー(特にサビ)は化け物かと。


3.Full Circle <Nine Lives (1997)>

80年代の2度目の黄金期を支えた、名バラード群の最終形。


4.Just Push Play <Just Push Play (2001)>

これも勝手な自分の解釈なのだが、"Walk This Way"で始まり、"Get a Grip"などに続くAerosmith流ラップロックの集大成と思っているのがこれ。切れ聴くと自然と体が動く。


5.What It Takes <Pump (1989)>

これは自分としては後追いなのだが、やっぱりスゴイ曲。


次点は以下。

Cryin' <Get a Grip (1993)>
Home Tonight <Rocks (1976)>
Magic Touch <Permanent Vacation (1987)>
I Don't Want To Miss A Thing (1998)
Angel <Permanent Vacation (1987)>


予想はしていた通り大半がバラードになってしまったが、"Toys in the Attic"とか"Back in the Saddle"とか"Draw the Line"ももちろん、"Eat the Rich"や"Nine Lives"なんかの王道ロックソングも最高ですよ!

あと、ライブで言うとすでに90年代の次点で大物中の大物クラスで来日公演は見れていない。最終ツアー日本の予定ないけど、サプライズあれば最後行ってみたいな。

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