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日記 2024.1.10(水) 寝室掃除/図太く図々しく/連携プレーで夕飯作り/母のリズムに合わせる

雨の音。完全防備でねむったら温かすぎた。起きると湯たんぽは足元のほうに追いやられていた。

朝ごはんは目玉焼きが食べたい。わたしは両面焼き、お母さんは片面焼きでつくる。昨日また寝かせ玄米を炊いてみた。これからお母さんは白米と交互に炊いてみようかなと言っている。圧力鍋で炊いた玄米が寝かせていくうちにぐんぐんと美味しくなるのがすごく面白い。炊き立ては炊き立てで美味しいけれど。2 炊く時には2合じゃ少ないかなと言っていても寝かせるうちになんだか増えているように感じるのも楽しいし、少し食べただけでかなりのボリューム感がある。寝かせ玄米のおにぎりとかもうごま塩だけで最高のご馳走だよな。

お昼まではお母さんの寝室に掃除機をかける。部屋のあちこちに畳んだ洋服を置きがちなお母さん。お父さんの部屋に進出している洋服たちをなんとかせねばと思い、台所整理で使わなくなった棚を使い洋服を整理する。ついでにお母さんのベッド周りも掃除しつつお花を飾ってみた。赤が好きなお母さんに南天の実と葉を、わたしが買った郷土玩具の招き猫と起き上がり小法師も飾ったらすごく可愛くなった。

さっき朝ごはんを食べたような気がしながらお昼ご飯。昨日の簡単ブリ大根をちょっと残しておいたのだった。今日食べても美味しい。2人ともご飯は軽めにする。
午後からはお母さんの1番上のお兄ちゃんの奥さんと京都のお寺にお参りに行く件についてお願いに行く。電話じゃなくて直接言いたいという母。車で15分の距離だからすぐに会いに行けるというのはいいことだなと思う。
ほかのことをし出してなかなか出かけられず15時くらいに出発。お父さんのところへは寄っていられなさそうだ。病院の前を通るのでなんとなくお父さんに手をふって通り過ぎた。

おばちゃんがお参りにお母さんを誘った日はわたしが帰る日だった。めったに誘ったりしないおばちゃんが誘ってくれたことが嬉しそうなお母さん。それぞれ車で行って駅で待ち合わせて新幹線に乗ったらいいとわたしは思うのだけれど、69歳のうちの母にはなかなかハードルが高いらしい。
駅までの運転も不安だしおばちゃんはうちまで来てくれたら一緒に乗せていくよと言ってくれていた。しかしわたしも一緒に乗せて駅まで行ってもらうのはなんだか違う気がしてお母さんと数日もめた。頑なに別々で行くことを認めない母、おばちゃんにわるいと思うわたし。結局、お参りにわたしもついて行くということで相談してみようということになったのだった。
わたしは人付き合いをなるべく避けようとするタイプなのでこんな時は絶対に別々で行くだろう。
最終的にはおばちゃんの車にわたしも同乗させてもらって駅まで行き、一緒に京都まで行くことになった。

そのまま切符を買いに駅へ行く。駅のある地域は海沿いなので少し気温が暖かい気がした。
この駅にはみどりの窓口はなく、駅員さんが限られた時間だけいてその間なら窓口で新幹線の切符も買うことができるらしかった。お母さんが切符を買っていると、すぐ近くの高校から流れ込む生徒たち。にぎやかで楽しそうな声に駅員さんの声はかき消されて説明がほぼ聞き取れない。生徒たちの列はなかなか途切れずに切符を買うのに苦戦してしまった。
駅まではいつもは通らない道だったので束の間のドライブ気分を味わった。お母さんは運転しやすいこの道が気に入っているらしい。

うどんの賞味期限が迫っていたので今夜は焼きうどんにする。3人前で1袋になっている麺だったので茹でて1人分は冷凍しておく。牛肉がたっぷりあり過ぎたので半分でピーマンと青椒肉絲を作り、残りの半分を焼きうどんに入れた。青椒肉絲は明日のおかずにしよう。
焼きうどんにはにんじん、干し椎茸を戻したもの、ネギを入れた。しょうゆとみりん、酒、砂糖といつもの朝ミリのだけれどさっぱりとしてすごく美味しくできた。干し椎茸がいい香りですごく合っていたとお母さんと話す。

お母さんと交代でお風呂に入りながら夕飯準備をするのがすごくちょうどいい。連携しながら作っているかんじも面白い。お父さんが帰ってきたら同じようにやってもらおうかなと冗談ぽくいう母。でも、それすごくいいかもしれないと思う。なんでもいい、じゃがいもの皮をむいておいてとか、そんなことからでもいいからやってみたらいいかもしれない。うちは一緒に台所に立つような夫婦ではないので案外うまくいくかもしれないと思う。

お味噌汁も今朝の分が余っている、ご飯も余があるし寝かせ玄米も熟成中。今日は洗い物をしたら何にもしなくていい。
今日は1日お母さんのリズムに合わせた1日だったけれど、寝る前の少しの時間は虫食いマフラーを修復して、絵を描いて、自分の時間を過ごすことができた。自分の時間が限られている日の集中力はすごい。
今日のことろはこれでよしとして、もう寝よう。

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