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僕らの散々な暮らしも

こんばんは。

少し短めになる(なぜならあなたの番ですがはじまっちゃうから)けど
夜に聞くことの多い曲を一つ。

仕事帰り、最寄駅から家まで5分ほど。
ここで聞く音楽が、その日の疲れ具合とか、明日頑張れるかどうかを測る
一つの指標だなと思っています。

今日書こうと思ってるのは「疲れてるけど明日も頑張らなきゃな」という時に
聴いて活力にしている曲。

andropのアルバム、『anew』に収録されている、『Basho』という曲。

曲名から読み取れるけど、使われている言葉にとても風情がある。
「今日という日さよなら」「今日という日また明日」
1日のおわりにぴったりで。

初めて聴いた時に一番刺さったのが、

今日という日ありがとう
僕らの散々な暮らしも
たとえ未来終わりあれど
始まる準備はできているんだ

という一節。

その時の私はきっと、本当に散々な日で。
それでも、散々な暮らしでも、
明日は来るし、いろんなものが終わって、いろんなものが始まっていく。

この曲を聴いても、決して全部プラス思考になれるわけではなく。
それでも、散々な暮らしでも、その先を諦めきれない自分に
「まあ、しょうがないか、また明日だ」と、
少し気持ちをほぐしてくれるような曲です。

社会人になってはじめて大きな仕事があって緊張していた時、
先輩の「始まったら終わるから」という言葉が
今も救いになっていて。

この曲はそれも思い出させてくれるなあと思っています。

始まったら終わるから。
散々な暮らしも、終わるから。

終わりまで、何度でも始めたいなあ


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