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妊娠判明、すぐつわり開始

子供が欲しいな、と思い始めたのが31歳くらいでした。それまでは自分の趣味や生活で慌ただしく、子供を作って育てる自信がなかったのです。

ようやく、自分に自信が持てて、子供を作ろうと思ったのが31歳のことでした。年齢的にも厳しくなっていくし、世の中的には遅すぎるくらいだとも感じていたので、早く作ろうと思いました。

タイミング療法や、排卵日予測をしてもなかなか授からず、気づけば2年がすぎていました。だんだん不安になり、不妊症かどうかの検査も受けようかと悩み始めましたが、仕事が忙しいことを言い訳に、なんとなくのタイミング療法を続けながら、病院には行かない日々を過ごしていました。

諦めと、病院に行って検査してもらわなくては、と強く感じ始めた頃に、周りに、どうやって妊娠したかを聞いてみたら、

おりものの感じが変わるタイミングだよ、びよーんって伸びる時だよ、と教えてもらい、よしやってみよう!と思って、排卵日予測の検査キットを使うのはやめて、おりものをチェックすることに。

そしたら、2ヶ月ほどで、妊娠することができました。平成30年7月30日に、市販の妊娠検査薬で陽性反応が出ました。5日前の25日は結婚記念日で、夫婦で、私のリクエストでお台場のメガウェブに行っていたのですが、あの時からもうお腹にいてくれたんだと思うと、すごくすごく嬉しかったです。

気が早いけれど、夫にも、実母にも伝えました。検査薬も見せて。実母はすごく喜んでくれ、夫も、実感がないなりに、嬉しそうにしてくれました。


その後、5週からもうつわりが始まっていました。とにかくにおいがダメで、マスクをしてなんとか耐えながら仕事していました。我慢すればなんとかなるレベルではあったのですが、トイレに駆け込むことも何度もありました。

仕事がハードで、妊娠のことは伏せて、マスクして気持ち悪いながらに頑張って働いていたのですが、6週の時に、生理痛のような腹痛に襲われて産院に駆け込むと、切迫流産と診断され、ダクチルとデュファストンを処方されました。出血はないものの、激しい腹痛で立っていられないほどでした。その日から自宅安静となり、仕事も突然抜けることになって、復帰できるかもわからないまま、お休みすることに。

その時は、切迫流産が落ち着けば、安定期に入れば、と復帰するつもりでいましたが、なんと出産までずっとトラブルが続き、仕事には復帰できませんでした…。

ダクチルとデュファストンを処方されて3日目、つわりで嘔吐したものに血が混じるようになり、胃が痛くて、硬くて冷たくなり、何も食べられなくなってしまいました。もともとつわりで弱っていた胃に、どちらかの薬が悪さしたようで、胃炎か胃潰瘍になったようです。胃炎も胃潰瘍も経験したことがあるので、あの時と同じだ!間違いない!とすぐ気づきました。

切迫流産と診断されて一週間後には、安静とお薬の効果で大丈夫になったのですが、その代わり、お薬によって胃が悪くなり、つわりに拍車がかかり、

妊娠悪阻になってしまいました。その日は点滴をして帰りました。点滴は、脱水を緩和してくれるので体は楽になりますが、つわりで何もかもが気持ち悪く、点滴の間じっと横になっているのもしんどかったです。何も食べられず、嘔吐が続いていたので、いつでも点滴するよと言ってもらいましたが、行って点滴を打ってもらうこと自体がしんどかったですね。

これが私の妊娠スタートして本当にすぐの出来事です。これから、妊娠中期まで、地獄のようにつらい妊娠悪阻が続きます。体重は7キロ落ちました。

次回は妊娠悪阻で辛かった日々を書きます。

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