小6の卒業文集より
先日、大阪旅行のついでに愛知県の実家に寄ったのですが、小6のときの卒業文集を持って帰ってきたので、修正したいのをぐっとこらえてそのまま載せてみます。
一番心にのこったこと 二宮奈弓
私は、6年生に引っこしてきて、この西小学校のことがあまり分かりませんでした。でも、いっぱい友達もできて、毎日が楽しかったです。そんな、いろいろな思い出の中で、一番心に残ったことは、水泳記録会です。最初水泳部に入ろうかすごくまよったけど、六年生最後の夏だし、水泳は好きだから、思い切ってやってみることにしました。
6年生で水泳部に入った人は、7人位いました。水泳の先生は、森先生、石川先生、成瀬先生の3人でした。森先生は、こわいと聞いてちょっとびくっとしましたが、優しい先生でした。練習は少し厳しかったけど楽しかったです。
2、3日たって、自分の種目をきめることになりました。私は平泳ぎが得意なので、平泳ぎ25メートルをやることになりました。
体育館で、自分の種目をみんなに言いました。それが終わってみんなが
「なゆちゃんって水泳部に入ってたんだね〜すごい!」
とか
「がんばってね。」
とか言ってくれました。あいにくその日はすごい雨で、水泳記録会は、8月3日にのびてしまいました。すごくいい天気で、プールの水もつめたくありませんでした。先生に
「二宮は、今のタイムでいくと2位だけど、もしかしたら1位になれるかもしれないぞ。」
と言われて、やる気が出てきました。賞状は1位しかもらえないから、なおさらがんばらなきゃ。と思いました。
とうとうやる順番になりました。その時、石川先生が
「1位の子は今日休みらしいから1位になれるかもしれないぞ。」
私はびっくりしました。そんな偶然なことは、初めてです。でも油断したら1位になれないから、そんなことは考えずがんばろうと思いました。台の上に上がる時、心臓がドキドキなりっぱなしでした。
「位置について、よぅい。」
「パァ〜〜〜〜〜ン。」
私はもう全力で泳ぎました、手でかいて足でけってタッチをして・・・すぐ辺りをみまわしたら、まだみんなタッチをしてませんでした。そしたら宮脇先生が、
「あんた、1位だよ。」
と言ったのでうれしくてたまりませんでした。あとの400メートルリレーは、ほんのタッチの差で二位だったけど、とってもうれしかったです。
出校日の日、石川先生に
「1位の賞状はもらえるんですか。」
と聞いてみたら
「賞状は中学生の1位の人だけだったわ。」
と言われたので、少しがっかりしたけどそれが一番心にのこりました。
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い、以上です(笑)
小学6年の時、市の水泳大会で1位になってから、「マーメイド」というあだ名がついたのですが、水泳がズバぬけてうまいわけでもないのに、ものっすごい水泳の速い子が風邪で休んだおかげで1位になれたというのが非常に心苦しく、文集を使って弁解しただけだったりします。
この、前半で少し盛り上げて最後オチがある流れ、誰かに似てると思いませんか?そうです。ちびまる子ちゃんです。小3からマンガ「ちびまる子ちゃん」を読み倒していたせいで完全に影響受けてます。子どもの頃にちびまる子ちゃんと出会ってなかったらブログやnoteを書く事もなかったかもしれません。って言うくらい、いまだに影響受けてます。
5月8日はちびまる子ちゃん(さくらももこ)の誕生日なので、まる子にちなんだことを書こうと思ったのですが、もう9日になってしまいました。
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