夏がくる

夏と魔性

澤 祐典
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梅雨でぐずついた日がつづいていますが、これが明けると、いよいよ夏。

ということで、ひさしぶりに恋の歌をつくってみました。
清涼飲料水のCMソングみたいなイメージで。

僕がつくると、うまくいかない恋の歌ばかりになってしまうんですが、なんか成就する話よりもいい曲になるんですよね。

「魔性」という言葉は、先日の南海キャンディーズの山里さんと蒼井優さんの結婚会見から気になっていたもので、僕自身はそんな人に会ったことはないですが、それはさぞかしたまらんのだろうなあと思いながらつくりました。

 * * *

もっと早く もっと早く
もっと早く...

雨が降り止んだら 夏の風
重たいペダルを 漕ぐ僕はスパイダー
海ぞいのガストで 待ち合わせ
あなたの答えを 聞くために急ぐ

砂浜が間近の 窓ぎわで
黙ったまんまの 口元にサイダー
薄いその肌着で 気をとられ
大事な一言 見失う

親友だってさ 親友だってさ
どういう意味だよ 夏の空
どしたらいいのさ そういう気がないんなら
だとしたら そんなふうに笑うのは 媚薬?

見事に咲いた 笑みの鮮やかさに
僕はまた 視界をなくして
くらんだその光の 眩しさでまた
行先がちっとも分からないんだ

もっと早く もっと早く
もっと早く...

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