『ふつうのワルツ』

作詞　澤 祐典
作曲　澤 祐典

ふつうって　なんだろう
目には　みえないな
でもそこから　離れてると
わけもなく　怖くなる

こどくってなんだろう
いつも　さみしいな
こんなに　人はいるのに
どうして　ひとりぼっちなの

皐月の空は　今日も晴れて
悩みなんて　ないみたいに澄んで
うらやましいな　ああなれたなら

恋しくて　胸がいっぱいになって
だれかのこと　好きになっても
また別れる　日がくるのなら

愛することは　いったい
どんな意味があるの？

めぐり会えた喜びが　あんなに
こころを　満たしていたのに

ふつうって　なんだろう
うまく　いかないな
まわりのように　なりたいのに
どうしても　なれない

かぞくって　なんだろう
なぜか　さみしいな
いっしょに　いつもいるのに
どうして　ひとりぼっちなの

明日の空は　また晴れるかなあ
悩みなんて　うそみたいに消えて
何もなかったように　また出会えたなら

バイバイ……

恋しくて　胸がいっぱいになって
だれかのこと　好きになっても
こんなふうに　別れるのなら

愛することは　どうして
こんなにいつも苦しいの？

めぐり会えた　喜びをただ
抱きしめて　いたいだけなのに

人を愛せた　喜びがあんなに
こころを　満たしていたのに

ふつうって　なんだろう
目には　みえないな
こんなに　人はいるのに
どうして　ひとりぼっちなの