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死なないために必要な事。

日本の20代の死因の47.6%は自殺。事故よりも自殺が多い国は日本だけだそうです。
生きてたらいい事あるよとか、死んで花実が咲くものかとか、とかは思いません。けどけどただただもったいないなーと思います。

僕も長い間、毎年春と秋は死にたくなってました。いや、もっと的確に言うと消えたくなってました。死のうと行動するほど積極的でもなく、ただただすっと消えたい、本当の意味で蒸発したいなと思ってました。

そういう季節を体験している時、色々な宗教を探しました。色々な言葉を探しました。生きる根拠となるような、死なない理由となるようなモノを必死で探しました。

結論から言うと、そんなものはどこにも無かったです。

まあ当たり前です。今の時代の神様や言葉にそんなパワーはありません。
病院にも通ってましたが鬱病の薬も基本その場しのぎです。
死ぬことも消える事もできない自分はただただ途方に暮れるばかりでした。

そんな僕がどうやって死にたい消えてしまいたいから抜け出したか。
(なんかこういう文章もインチキサプリの広告みたいで嫌ですが)

正直僕も完全に抜け出せたのかどうかは分かりません。明日突然激しい自殺衝動に掻き立てられるかもしれません。でもとりあえず今は死にたくないし生きるのが楽しいとさえ思ってます。
結局そう思えたのは人との出会いでした。

はいつまらない結論です。道徳の教科書みたいな結論です。
でも真実なんていつも地味でつまらないものです。

他人と出会うのはストレスです。それだけで面倒くさいです。死にたいなんて思ってる精神状態だったらなおさらです。
でも死なない為にはいかに自分の世界観にヒビを入れてくれる人に出会うかが大事だと思ってます。

つまらない世界、絶望的な世界、最低な世界。
そこにハマってしまうとなかなか自力で抜け出すのは難しくなります。
そんな世界にヒビを入れてくれるのは自分ではない誰かです。

生身の人間と出会うのがどうしてもしんどければ、芸能人だってアイドルだって2次元だって構いません。それも自分の世界にヒビを入れてくれる立派な出会いです。

ガンガン自分の世界にヒビを入れまくって、ぶっ壊してくれる人、モノと出会いましょう。

死にたいならまず自分の世界壊してみる。そしたら見たことない景色がきっとそこにはあるはず。




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