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殿堂ゼロ王決定戦第5試合 解説・考察

※この記事は殿堂ゼロ王決定戦第5試合のネタバレを含んでおります。
まだ動画を観ておらず、ネタバレされたくないという方は、一度視聴してから読む事を推奨します。

それでは本編に参ります。


本編

ダーツデリートミラーに関しては正直運要素が95%を締めているので残りの5%の構成要素である構築とプレイングを書いていこうと思います。
正直、「運ゲーです。以上。ありがとうございました。」で締めても良かった気もしなくはないですが、一応ちゃんと書いていきます。

今回、勝敗を大きく分けたと言っても良いのが、やはりデッキの中のツインパクトカードの枚数と言っても良いでしょう。

じゃきーさんとフェアリーさんの構築の違いはまだ自分自身構築を把握はしていないのですが、おそらく《侵略開始!!にゃんこ軍団/にゃんこ砲発射!》と《超次元ロマノフホール》の4枚以外はメインデッキに差異はないと思います。

これに関してはお互い想定にしているものが違う為に生まれた差だと思います。
じゃきーさんは対面から《ヴォルグ・サンダー》が発射される回数が多い事とオービーメイカー対面に対して「2面除去」か「1面除去と王手をかけられる」を狙える事からにゃんこ砲を採用していて、フェアリーさんは逆に自分からヴォルグサンダーを発射する試行回数を増やせてかつあまり見かけないメタクリーチャー(《異端流しオニカマス》等)などを焼きながらサイキッククリーチャーを展開できる点からロマノフホールを採用したのかもしれません。
そして一番の違いはダーツデリートのミラーに対して前向きで見てるか後ろ向きに見てるかだと思います。

実際のところ、ダーツデリートのミラーではシールドを攻撃するとS・トリガーによるカウンターから強力な呪文を喰らって負ける事がそこそこあるので、決定打として運用したいのは超次元呪文からヴォルグサンダーを出す事で山札切れを引き起こさせる事がメインとなると思います。

シールドを攻撃したくない最大の要因

となると、超次元呪文を可能な限り詰め込んでヴォルグサンダーを出す試行回数を増やしにいきたいのですが、ヴォルグサンダー1体だけだと案外山札が切れないので《超覚醒ラストストームG・X》から複数射出して山札切れを狙いにいきたくなるのも選択肢に入ってくる訳です。
採用されるツインパクトカードは基本1種類4枚なので確実に山札切れを引き起こさせるヴォルグ3枚理論がここで提唱される訳です。(ヴォルグサンダーを出した後にロマノフホールを撃つ事になるとガードホールと違ってヴォルグサンダーを超次元ゾーンに戻せないので、複数回を使うことを考えた複数枚採用はこの理論関係無く積み得ではあります)

その理論に対抗するとなるとクリーチャー枚数を増やす必要があるので、ダーツの呪文に詠唱の邪魔をしないツインパクトカードの種類と枚数を増やすと言うのが一番だったというのが今回の試合前から行われていた駆け引きとなります。
この駆け引き自体もその状況まで引き込む運の良さが無いと意味がないので必要な運を持っているのは流石としか言いようがありません。

といった以上が、今回の解説・考察内容になります。
ダーツデリートというデッキタイプの都合上、構築である程度の運要素をコントロールせざるを得ないですが、最終的に初手などの運が大部分を占めていて解説といった解説をすることがほぼ不可能だったので、物足りない記事になっていまい申し訳なく思います。(結局ツインパクト2種類入れてもヴォルグサンダー3枚を耐えるのは懐疑的なのでフェアリーさんが3枚入れていたら勝っていたかも知れないぐらいしかいうことが無いです)

そんなこんなで第6試合に関してですが今回とは違った意味で見応えのある試合になります。
お互い全国レベルのプレイヤーが行う零龍入りのデッキの衝突は正直筆者が解説と考察ができるのかといったぐらいにはとんでも無い試合なので是非観てください!

以上ブライトンでした。



今回の投げ銭部分には蛇足的なダーツデリート考察を記載してみました。
正直読んでタメになるかならないかでいったらならないと思いますし、今回の記事では蛇足だったので本当に気になる人ぐらいでも読まなくても良いかも知れないです。

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