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1.31 THE NEWLYで今江担が見た景色

屋良コンのお話。
※人の記憶は儚いので書いていくけれど、めちゃくちゃ興奮しているのでこの後に書いてある内容は話半分ぐらいに聞いてください。あくまでレポじゃなくて感想です。

1.31 THE NEWLY

登場

コンサートの冒頭数曲が終わり、屋良くんが捌ける。
"続いてはSpecial Performer、GREATER'z CREW"といった挨拶と共に、下手からダンサーが飛び出してくる。盛り上がる場内。

アナウンス、「草間リチャード敬太」

思わず拳を握り直し、「えっ!?」と大きな声を出す。同じく今江担の同行者が「来てくれたんだ!」とつぶやく。え、この下手で踊ってるのがリチャってことでいいのか?暗くされた照明でその顔まで見るのは難しい。

また、“Special Perfomer“として、Hilty & Bosch(1/16公演)のZINとYOU、Da Disco Beats(1/30・31 14:30公演)の植木 豪、Toyotaka、HILOMU、Dolton、 GeN、KIMUTAKU、GREATERʼz CREW(1/31 18:00公演)の屋良と親交が深い、そして慕っている面々がスペシャルパフォーマンスを繰り広げる。

https://spice.eplus.jp/articles/324326

GREATER’z CREWの事前紹介は上記のような形だったので、「ああ、私は知らないけど屋良くんと親交の深いダンサーさんなんだな」と思っていたのだ。えっ、それが草間リチャード敬太なの?

そんなことを考えているそばから出てくる上手奥のシルエット。踊りだす。

アナウンス、「末澤誠也」

ギャーーーーーーーーである。リチャはDISCOTHEQUEに出ていたから理解できる。ただここに末澤が出てくると話が変わってくる。ちょっと待ってちょっと待ってちょっと待って、と多分叫んだ。次だよ次!と、運動部のようなわけのわからん掛け声を掛け合いながら同行者と寄り添った。

ステージの真ん中から出てくるシルエット。逆光。

0番から出てくる屋良くん以外の人、いるか?正直、この時点で「あ、終わった。ダンスク表紙メンバーやこれ。」と思ってしまった。

アナウンス、「なにわ男子 藤原丈一郎」

もうわからなくなってきた。丈なのか。「まだある!まだあきらめるな!えっでもなにわ男子より後ってある?!?!?」と、思っていたし多分声にも出ていた。会場のボルテージがどんどん上がっていたので良かったけれど、私は正直めちゃくちゃうるさかったと思う。

上手のかなり客席寄り。しなやかな踊り。これはわかる。

アナウンス、「大橋和也」

片手を腰にあて、もう片方の指で上を指し、腰を小さく振るような振り付け。切りたてなのだろうか、暗めの髪と綺麗なうなじを覚えている。大橋くんだ。いや、大橋くんなのは大橋くんなのだけど、映像で何度もみた大橋くんだ。

どうせ死ぬんなら思いっきり期待して死にたい。屋良くんを信じたい。もうわけのわからなくなった友人と私はお互いの腕を抱きしめるように寄り添いながら、その時を待った。

上手奥から登場。ライトが当たる前から確信に変わる瞬間。

アナウンス、「今江大地」

時間にしたら数秒だろうのソロダンス。待ちわびていたものすぎて、大きな声で応援したかったのに、自分の喉からは少クラ番協仕込みの高い「ギャー!!!!!!!!!!」しか出ないことに驚く。絶対野太い声のほうが響くのに、悔しい。まるで夢なのかな、というぐらい声が出ない。

そしたらもう一つシルエットが出てきたのだ。わけがわからなくてのんだちゃんと「え!??!誰!??!?!」と声をあげる。まさか、屋良くんなら?

アナウンス、「Travis Japan 宮近海斗」

…うん、まあそりゃ5人だ。そこはさすがに。とはいえ、5人揃うことだって早々ない。在籍タレントの最大人数なのだ。4人で中途半端にミシピをやられて涙をのんだ数年前のあけおめだってあった。でも屋良くんは違う。今江くんを踊らせてくれる。

このあと、「Kis-My-Ft2 千賀健永」のアナウンスにも大声を出したのだが、今日は今江くんの話なので割愛する。屋良くんが「普段は東京ドームに立っているメンバーが恵比寿に!」というニュアンスのことを言ってくれていたが、あのメンバーの中でグループとしての東京ドーム経験があるのはキスマイだけで、そこはめちゃくちゃ誇らしかった。

今江くんのダンス

今江くんが踊っている。踊ってくれる。
今江くんだ。私の大好きな今江くんだ。今江くんが、役じゃない今江大地が踊ってる!!!
確かこのとき「全部記憶するんだ!」といった類の内容を叫んでいた記憶はある。全部記憶してやる。円盤化するとは聞いていたが、円盤化したところでゲストが10人もいたら映るのは一瞬だろう。だから私が覚える。ここにいられるのだから。

激しい踊りだった。難しい振付だった。今江くんが下手へ行ってしまって見えないタイミングもあったけれど、逆に目の前で踊ってくれるタイミングもあった。腕の血管がばっきばきで、長めの髪を見て「本多さんの後なのに切らないのか」という考えがよぎる。長めの髪から覗く目に、2019年の滝沢歌舞伎を思い出す。手で首を回すような振り付け(どう表現すればいいのかわからない)がとても上手で、やっぱり今江くんはダンスが上手だ…と思った。食い入るように見たはずなのにあんまり覚えていない。とにかく好きだった。

途中、Funky5人が前、他5人が後ろ、と前後に分かれたパフォーマンスがあったりする。丈橋リチャ末今江くんが、優馬くん千賀くん塚田くん宮近元太の前に立つのだ。もちろん前後はすぐに入れ替わるが、純粋にすげえ、と思った。そりゃ屋良くん(と優馬くん)がオーデで選んだメンバーであるが、屋良くんと直接ご一緒したメンバーというのは末リ今ぐらい。それが錚々たる面々の前に立っているのだ。

シンメは途中何度関わったが、丈くんとシンメをする今江くんを見る。何年ぶりだろう…。いや、本当に何年ぶりだろう。2018梅芸のJUMBOを思い出したりしていた。

途中何度も夢を疑う。私は願望や不安が夢に出るタイプなので、今まで何度もこういういつか来る日を夢見ていた。

夢の中でまだ存在しないf8コンへ行ったのですが、今回のは「それぞれの今の状況から一夜だけの再結成!」みたいな感じのゴリゴリに『ありそう』な感じで良かった 何度でも業を背負ってしまう

午後10:35 · 2023年9月26日

サークルのツイート

でも夢じゃなさそうだ。絶対走馬灯に入れてやろうと食い入るように見つめる。

屋良くんのことば

ゲストコーナーが終わって、屋良くんから一言。「すごかったでしょ?隠すの大変だったんだから!」いや、そりゃ大変だったでしょう…。

それから屋良くんは40歳でCDデビューができたこと、それを待ち望んでいたファンがいることを知っていたから嬉しいこと、こういう風な前例を作ったことで、事務所の舞台を中心に活躍するメンバーにもCDやコンサート等の夢はあきらめてほしくないこと、などを話していた。

そうなのだ、舞台が主戦場ってすごいことだし、それ自体は何一つ惜しむことではないのだけれど、残念ながら(?)ほとんどのオタクはタレントに歌と踊りを求めてしまう。好きになった姿がそれなのだからしょうがないのだ。現に私がこんなに今江大地が踊ることに喜んでいるのも、この発言がそれだけ刺さったのも、私がほかでもない、そういうオタクだからである。

MC・アンコールMY HEAT LIFE

MCタイム。登場するGREATER’Z CREWに再度大きな歓声。

最初、今江くんは屋良くんと千賀くんの間に立っていた。
優馬くんが屋良くんのありがたいコメントに触れてくれたのに、今江くんは右から左へ受け流して全然刺さってないマイペースだったり(それは聞いておいてほしかった(笑))。今江くんがコメントしようとすると、隣の千賀くんがすかさずマイクを口元に差し出してくれたり。

屋良くんがFunkyに言及すると、「Funkyやのに俺だけ…」みたいなことを言ったと思えばしれっとFunkyのいる上手に合流していた。めちゃくちゃかわいい。
そもそも舞台班オタクあるあるだとは思うのだが、担当が担当であるのをほとんど目で見ることがない。現場に行ってもそこにいるのは「役」、カーテンコールで時折素が見えればいい程度。カテコもゴリゴリに役を引きずるタイプであったり、助演だったりするともはやタレントのタレントらしい姿なんて見ることもなかったりする。
去年からのやはらー今江、レコメン!、プールサイドの男たちなんかで今江担はかなり「タレント本人」を摂取できていたほうのオタクだと思うが、それでも寂しくて、その寂しさを屋良コン開演前のカフェで同行者と分け合ったりもしていた。
それがどうだ。こうやってちまっと並ぶF5ちゃんたちを見ると、その中でひときわ大きいリチャを見て「リチャ大きいな」と思うと、にこにこ笑う大橋を見ると、マイクをずっと口元にあてて職人をしている丈を見ると、今江くんよりも小さく見える末澤を見てると、過ぎ去った年数なんて秒速で忘れてしまうのである。え?ずっと私はこれを見ていたはずですが?という気持ちである。

それを象徴していたのが上手からの自己紹介。大橋、丈が現在の(なにわ男子の)がそれぞれの自己紹介をすると、末澤がまさかの「ざわわ~ざわわ~」を始めた。私と同行者、「なつかしいwwwwwwwwwwwwwwwまだやってるのそれ?wwwwwwwwwwwwww」と大爆笑(調べたら久しぶりだったらしい)。そのあとのリチャも「やあ!僕リチャード!こっちが~」のお約束自己紹介で笑ってしまった。なつかしすぎる。今私は本当に令和にいるのだろうか?2024年なのだろうか?やっぱり死ぬ前の夢なのかもしれない。
今江くん、どう出るのかな…と見守っていたらショタボイスで「だいこんだぁいすき、いまぁえだいちです」で可愛かった。ボケる方法はなく、ただボケないといけない今江くんのつまらなさ※褒めてる を全力で愛している。

F5がこういう風に話す現場がそんなにたくさんあったかというとそうではないどころかほとんどなかったはずなのだけれど、なんだかこういうのを見ると、「懐かしい!」という感覚になるのだ。今江くんとリチャが同じタイミングで笑って口隠しながらしゃがみ込んだり、MY HEAT LIFEの独特なリズムの取り方がわからなくて今丈が目を合わせたり、文一くんや屋良くんに今江くんがまっすぐ大きな目を向けて、ぐっと拳を握ったり。
ずっとすごかった。一生絶対忘れないと思う。

後日譚

Funkyちゃんが5人も集まるなんて!踊りうまかった!かっこよかった!と興奮冷めやらぬまま同行者と会場を出る。家にそのまま帰ることもできず、とりあえず恵比寿のモスバーガーに入ってTL巡回。レポを読んだオタクたちがどんどん死んでいってる。そりゃそうだ。

そしたらこんなツイートが流れてくる。

おーーーーい!!!!!!!来てたんかい!!!!!!!

そのうえ林真鳥さんが来ていたというレポまで流れてきて私と友人はてんやわんや。「いやいうてオタクは願望が見えてしまう生き物ですから!オタクの見学レポなんてアテにならんのよ!」と笑っていたが事実であったことが今江くんのラジオ、古謝くんのストーリーやまとくんのストーリーで証明されてしまい、オタクひっくり返る。7/8会場にいるって何?祭り???
古謝くんはお仕事だったけれど、まとくんからのストーリーに回答していたり、いろんな話を聞かせてくれたり。

何度でもいうが今は令和だ(こんなに元号の確認すること早々ない)。
正直、平成に存在していたFunkyは「オタクの虚妄と願望と血と汗と涙と、それに乗っかった一部メンバーで紡いだ白昼夢」だったが、令和の今、「あの日々の大切な思い出」という形であれFunky8はコンテンツとして存在している。すげ~~~時代。希望すぎる。屋良くんありがとう…。

レコメン!でのアフタートーク

この熱も冷めやらぬまま、2/2(木)0:00~のレコメンは「今江大地のジュニア時代の思い出の楽曲OAスペシャル」。何度でも驚くしありがたがるが、これが全国ネットで放送される事実、何?デビュー組感がすごい。いや、デビュー組なんだけどさ。

キスマイの曲が2曲も選抜入りしている喜び。そして、2/1、2/2と2日にわたって今江くんが千賀くんとのエピソードを話してくれたのもうれしかった。千賀くんが今江くんのダンスを見て、「レコメン!の今江くんだよね?すごくダンス上手だね。もっと踊ればいいのに!」みたいなことを言ってくれたらしい。すごすぎ。今すぐまた一緒に踊ってほしい。インライやって。
そもそも屋良くんがGREATER'Z CREWを集結させなければ千賀くんと今江くんが絡むこともなかったし、もうとにかく屋良くんに感謝しっぱなし。
先述した気もするが、あくまで「屋良くん(と優馬くん)がオーディションで選んだゆまコンのバック」でしかないFunkyは、いうなればあのGREATER'Z CREWの中だと割とつながり薄くてもおかしくないのに、屋良くん自体が結構なF8大好きマンなので最高なのだ。以下は屋良くんゲスト回のレコメンより。

さいごにおきもち

おまけ:応募段階では不躾に見学を狙っていたオタク

だいぶ長くなってしまったし時系列も飛び飛びだが、多分書きたいことは全部かけた。

別に私は今、(リツイートといいね数を見て)F8で単独ドームができる!とか今こそ結成するべき!とかは思わない。(いや、なんらかのなにかでやったら這ってでも行くけど…)舞闘冠とかみたいに、青春の箱に閉じ込めて時折そっと見るぐらいがいいと思う。
今江くんも言っていたけれど、みんなにそうやすやすと見せたくない、見たい人が見てくれればいいぐらいの宝物なのだ。今江くんにとってあの時代はすごく力になっているのは明らかだ。今江くんのレコメン!を聞いていると、Funkyの話はびっくりするぐらいしょっちゅう出てくる。時たま振り返る…というより、今江くんにとっては今も現在進行形で「仲間」だし、「ライバル」でもあるのだ。だからまあそれでいいかな。

でも、かなしいかな私は数字大好きバク売れバズってくれ侍でもあるので、「今この2024年に存在する7人(もしく古謝くんを合成した8人)写真をSNSで拡散しろ~~~~!!!」の気持ちはあるよ。それはめちゃくちゃある。
そして同時に、「事務所、見えてる~!?!?!」の気持ちもある。
あなたたちが一切推し進めるつもりのなく、関西のなかでユニットにもならず非公式で終わったうえ後半は同じ現場に立つこともできず、本人たちはその名前を口にすることまで封じられていた(文字にすると改めてエッグい状況)Funky8は、4(5)人集まるだけでも1.2万リツイート6万いいねちかくを集める集団になりましたがいかがお過ごし~~!?!?!?!の気持ち。
しかし事務所にこれを言ったところで、「いや、それはなにわ男子とAぇ!groupを僕たちが売り出したからでしょ」と言い返されるのでオタクはぐうの音も出ない。

…うん、なんだか複雑な部分もあるが、今事務所のあれこれが緩和していくなかで、今江くんがレコメン!という場所を手に入れたことで、屋良くんが気を利かせてくれたことで、令和にようやく「あの頃見たかったもの、見ていたもの」が少しずつ見られていることが嬉しいよ。みんなと事務所が頑張ったので、令和にFunky8をコンテンツとして消費することが許されています。
なんというか、あの時あの絶望のさなか見た夢とは絶対に違うんだけれど、今が一番綺麗だ、って笑顔で思えるのは私が諦めたからとか年をとったからじゃなくて、多分事実として今この景色がベストで一番綺麗だからだと思う。令和6年に思っちゃうもんね。8人、集まれるやん…って。だからそれぞれが成長して、ときおり同窓会のように見られるステージがあんなステージなら、それ以上のことなんてないや。

そして、舞台班として、うちももっともっとうちも頑張らなくちゃ、と思わされる。アイドルのほうがファンは増えやすいけど、こっちだっていろんな人に認知してもらったりしているのだ。こちらにしかできない方法で。

今江くん、直近は「ある閉ざされた雪の山荘で」の役を大きく引きずっていて、カテコやレコメン!でも笑顔が見えずになんだかずっと心配だった。
それがこれだよ。
集団にいる笑顔の中で、どこよりも愛しい笑顔だから。大好きだよ、ずっとずっと。2024年にお揃いの服着たFunky見られるんですよ。生きてみるもんだよな~。

そして屋良朝幸さんは歌と踊りがめちゃくちゃ上手で顔がかっこよくて体力無尽蔵で最高です。みんな、円盤、買おう!!!!!!!!


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