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書評まとめ

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これまで書いた書評記事をまとめます。 photo by giovanni calderoni
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記事一覧

書評「へんな会社」のつくり方-常識にとらわれない「はてな」の超オープン経営術-」

糸井重里の「インターネット的」という本にはインターネット的なものを表現する軸として「リン…

西原雄一
5か月前
8

書評「サッカー間で受ける解剖図鑑」

僕が初めて星翔太さんの試合を観に行った時に感じたのは「なんて間でボールを受けるのが上手い…

西原雄一
8か月前
11

書評「VISION 夢を叶える逆算思考」(三笘薫)

Numberの特集が面白かったので読んでみました。 最近サッカー選手の思考法に関する本ブームに…

西原雄一
10か月前
27

書評「アンビシャス-北海道にボールパークを創った男たち-」(鈴木 忠平)

2023年3月。北海道北広島市に新たなボールパークが誕生しました。それはエスコンフィールド北…

西原雄一
10か月前
8

書評「The Book of Joe: Trying Not to Suck at Baseball and Life」

以前「The Cubs Way」という書籍に書かれていた当時シカコカブスの監督だったジョー・マドンの…

西原雄一
1年前
10

書評「学びを結果に変えるアウトプット大全」

星野リゾートの星野佳路社長のインタビューで「星野リゾートに新たに加わる社員におすすめの書…

西原雄一
1年前
45

書評「ナーゲルスマン流52の原則」

この本を読んだ感想が他の人と違いそうなので、書評を書いておこうかと思います。 本書はホッフェンハイムでのブンデスリーガ史上最年少監督としてデビューし、RBライプツィヒをクラブ初のCL 4強へと導き、そして2021年に就任したバイエルンでは悲願だった自身初のタイトルを獲得。順調にキャリアを積み上げているユリアン・ナーゲルスマンの戦術や考え方について書かれた書籍です。 多くのサッカーファンは本書を読んだとき、ナーゲルスマンの戦術や設定している原則に注目すると思うのですが、僕は

書評「キャッチ・アンド・キル」

久々に心から「凄い本を読んだぞ」と思えた1冊。 本書はNBCで調査報道を担当している記者ロー…

西原雄一
1年前
2

書評「The Cubs Way: The Zen of Building the Best Team in Baseball and Breaking t…

Numberのラグビー特集でエディー・ジョーンズが紹介していたので、手にとって読んでみました。…

西原雄一
2年前
8

書評「響きをみがく――音響設計家 豊田泰久の仕事」(石合 力)

サントリーホール、ドイツ・ハンブルクホール、ロサンゼルスのウォルト・ディズニーホールなど…

西原雄一
2年前
6

書評「戦士の食卓」(落合博満)

「落合博満、映画を語る」というテーマで書かれた「戦士の休息」という書籍を読んだことがある…

西原雄一
2年前
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書評「心が震えるか、否か。」(香川真司)

僕は香川真司という選手は、この2010年からの10年で、日本人のサッカー選手として最も実績を残…

西原雄一
3年前
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書評「教えないスキル: ビジャレアルに学ぶ7つの人材育成術」(佐伯 夕利子)に代えて

以前こんなnoteを書いたことがある。 このnoteを書いた理由は、永里優季さんのFacebookでの投…

西原雄一
3年前
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書評「LIFE PACKING 2020 未来を生きるためのモノと知恵」

高城剛さんが自分が今使っているモノを紹介する書籍「LIFE PACKING」シリーズの第3弾が発売されたので、発売日にKindle版で購入しました。 2012年版がこちら。 2016年版がこちら。 2012年、2016年から明らかに変わったところ2012年、2016年と比較して明らかに変わったのが、ガジェットが減って、サプリメントに代表されるような健康に関するモノが増えたこと。高城剛も56歳ということを考えると、健康に留意するモノが増えるのは当然という気もしないではあり