サッカー日本代表メンバーの選出理由を"きちんと"考察する

2018年5月19日に、FIFAワールドカップロシア2018に向けて親善試合のガーナ代表戦を戦うサッカー日本代表のメンバーが発表されました。

長谷部、本田、川島、長友、岡崎といった、FIFAワールドカップ南アフリカ2010時に代表だった選手が選ばれた一方、直近行われた2試合の親善試合に出場した選手から、中島、森岡といった選手が落選。オランダ・エールディビジで活躍した堂安もメンバー外ということで、「今までと同じメンバーが選ばれている」「試合に出ていない選手が選ばれている」といった声を、ネットでは目にしました。

ワールドカップの代表は、毎大会物議を醸します。目立った活躍をしていた選手が選ばれないことは、どの国でもあることです。「意図が分からない」「化学反応がない」「未来がない」といった理由も、毎大会のように目にします。

メンバーを選ぶにあたって、「俺が選ぶ日本代表」を勝手に考えるのは悪いことではありませんが、どのチームもチーム内でしか分からない事情があります。監督が考える戦略とマッチしていない選手は、どんなに優れている選手でも代表を外されます。

2010年の南アフリカ大会では、メンバー発表当時Jリーグで得点ランクトップだった香川が代表を外れました。2006年のドイツ大会では、ドイツ代表は当時1度も代表に選ばれたことがなかったオドンコールという選手が選ばれ、物議を醸しましたが、本大会でオドンコールはスピードを活かしたドリブルで大活躍し、批判したメディアを黙らせました。

ワールドカップは最低3試合、最大7試合しかた戦いませんが、事前の合宿含めると、1ヶ月近く寝食をともにします。グループとして、生活を共に出来る選手であるかといった点を重視する監督もいますし、スターティングメンバーでは良いプレーはするけれど、途中出場では良いプレーは出来ないので、代表に選ばれないという選手もいます。

当然、スターティングメンバーより途中出場のほうがよいプレーをする選手もいます。こうした、様々な選手の特徴を組み合わせて、チームは成り立っています。

あと、記者会見の監督の意見なんて、話半分に聞いておいたほうがよいと思います。チームの事情が変われば、言うことが変わるのが監督です。監督の意見をそのまま受け止めて批判するより、口にした意見を基に、いろいろと想像を巡らせ、意図を読み解こうとするほうが賢明だと思います。

今回は、FIFAロシアワールドカップ2018に向けて選ばれたサッカー日本代表のメンバーの顔ぶれから、どのような点を重視して選ばれたのか、どんな選考基準が考えられるのか、私見たっぷりに書いてみました。有料にするのは、読みたい人だけが読んでもらえばよいと思っているからなので、ご了承頂ければ幸いです。

目次

GK:シュートストップ能力を重視して選ばれた3人
DF:キーマンは遠藤。植田を残すかどうかに注目
MF:敢えて青山を選んだ意図と中央のMFで起用されるであろう柴崎
FW:日本人は武藤の評価が低すぎるのかもしれない。
チームの主軸は、川島、吉田、山口、大迫
注目されている選手が本当にチームで重要な選手とは限らない

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西原雄一

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