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チームに残っている人を大切にしよう

得点を奪う人ばかり評価されるチームになってしまうと、パスを出したり、ボールを奪ったり、目立たない仕事をしてチームを支えていた人が不満を訴え、移籍することがある。

得点を奪う人、ボールを奪う人、パスを出す人、それぞれの悩みが共有されずにいると、大抵チームを支えていた、パスを出す人やボールを奪う人がチームを出ていく。

サッカーチームを観察していると、人員が足りなくなって、慌てて補充しているだけのチームは大抵失敗している。

上手く立て直しているチームは、人員を補充するより、残った人材に「チームは何を大切にしているのか」「何を目指しているのか」を何度も共有し、すり合わせている。チームを立て直すのは、残っている人材だからだ。

待遇も大切だけど、「チームは何を大切にしているのか」「何を目指しているのか」、そして、「このチームで自分が成長できるのか」。この3つが合わないと、メンバーの目が揃わないし、不満を訴え、移籍し、チームは共有されていた暗黙知を失い、競争力を失っていく。

「チームの話」を読んで、自分なりに学んだことを書いてみた。


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