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#note公式オフ会 に行ってきた

昨日は、BOOK LAB TOKYOで開催された、「note公式オフ会」というイベントに参加してきました。

このイベントは、普段noteを利用している人が集まる、いわゆるオフ会です。たまたまこんなイベントあることを知り、会社の近くで開催されることもあり、思い切って参加してみました。

僕は、noteでスポーツに関することばかり書いているので、普段もスポーツに関わる仕事をしていると思われるのですが、普段はデジタルエージェンシーのプロジェクトマネージャーとして働いています。ええ、仕事もしてます。

したがって、デザイナー、エンジニア、編集者といった仕事をしている人とは接する機会があるのですが、このオフ会では、同じデザイナーでも紙媒体やオフィス機器のデザイナーやゲームデザイナー、医師、建築家、漫画家、HRテックの方、Voicyの編集長など、様々なバックグラウンドをもつ方々が参加していて、noteの話し、普段の仕事の話など、大いに盛り上がり、ご挨拶出来なかった方もたくさんいらっしゃいました。

残念だったのは、CEOの加藤さん、CXOの深津さんとお話するチャンスがなかったこと。せめて、サービスを利用している立場の人間として、サービスを利用していて気がついたことなどをお話出来たらと思ったのですが、機会がなくて残念でした。次回お会いする機会や、noteを通じて、お伝え出来たらと思っております。

どんな内容だったかは誰かが書いてくれると思いますので、僕は参加して感じたことを3点書きたいと思います。

書き手もユーザーの1人

1点目は、ピースオブケイクが書き手をユーザーの1人として、とても大切にしていることです。

会の途中で、深津さんからリニューアルするアプリのインターフェースが発表されました。新しいアプリは、新しいユーザー、新しいコンテンツ、新しいマガジンを発見するための工夫が施されていて、とても使いやすくなるなぁと感じました。

リニューアルする内容を、真っ先に書き手に報告してくれるというのは、ピースオブケイクが書き手をユーザーの1人として、大切にしている証だと思います。

むかし、ITベンダーがソフトウェアのユーザー会を開催し、ユーザーから直接意見を聞きながら、製品の改良に活かすといったことをしていました。現在だと、スノーピークがユーザーとのキャンプを通じて、ユーザーと対話する機会を設け、製品の改良に活かしています。僕からも、ピースオブケイクの方にはサービスの改善点や、僕が手がけている「スポーツ記事まとめ」というマガジンの運用について、相談させて頂きました。

僕自身デジタルエージェンシーのプロジェクトマネージャーとして、ユーザーの声を聞くような取り組みはやってなかったし、普段noteを読んでくださっているような方を集めて、ユーザーの声を聞くようなイベントは開催したことがありませんでした。実際に参加してみて、こうしたイベントは手間はかかりますが、ユーザーのサービスに対する愛着も深まるし、生の声を聞ける機会が出来るのは貴重です。

なにより、メインビジュアルに使ったアイコン入りのケーキが用意されていることからも、ピースオブケイクがユーザーをいかに大切にしているか、伝わってきますね。

普段会わない人、なかなか会えない人に会うことの大切さ

2点目は、普段会わない人、なかなか会えない人に会うことの大切さです。

オフ会に参加するにあたって、僕に声がかかったのかさっぱり分からず(結局参加してもよく分からず)、知り合いもほとんどいないので、会場についてからも緊張していました。

ただ、知り合いもほとんどいないからこそ、僕の人柄、普段の仕事や取り組みそのものが問われますし、なによりnoteのオフ会なので、noteで何を書いているかが問われます。

オフ会に参加しているメンバーの中で、スポーツに関することを書いている人がほとんどいなかったので、むしろ僕のアピールポイントになりました。普段サポートしている日本スポーツアナリスト協会の名刺も、ここぞとばかりにたくさん配らせてもらいましたぞ。

実はイベントの前に、会社のボスから「編集」をキーワードにした話を聞く機会があったのですが、ボスから語られたキーワードの中に「ネットワーキング」という言葉があり、印象に残っていました。

最近様々なバックグラウンドの方にお会いする機会が増えていたこともあり、「ネットワーキング」の大切さを身をもって感じていたので、出来る限り積極的に声をかけさせて頂いたつもりです。

広く世に発信することの大切さ

3点目は、広く世に発信することの大切さです。

最近はスポーツのイベントに出てもスポーツの業界での顔見知りが増えただけでなく、noteやブログ時代の読者の方にお会いすることもあり、久しく「誰も知ってる人がいない」場所に行く機会がありませんでした。

ただ、僕がスポーツのイベントに顔を出し始めたばかりは、「あいつ誰だよ」「何が出来るんだよ」という顔をしてくる人もいました。僕は「そのうち分かるさ」と思いつつ、少しずつ信頼を築いていき、状況が変わっていくのを楽しんでいたのに、最近は自分から「誰も自分のことを知らない」場所に行って、イチから関係を築いていく努力を怠っていたのかもしれないなぁと感じました。

いかに自分の取り組みを継続しつつ、外に広げていくか。ちょうどそんなことを考えていたとき、CXOの深津さんがイベントのなかで「noteはクリエイターを広く世に送り出していきたい」とおっしゃっていたのがとても印象に残りました。

深津さんが語っていたのは、人気が出て10,000人が知っているクリエイターでも、外に向けて発信していなければ、次第に外から知られない存在になってしまい、だんだんクリエイターを知っている人も減っていき、最終的には誰も知らない存在になってしまうといったことが起こりうる。noteはクリエイターがそんな状況に陥らないようなサービスにしたい、といった内容でした。

参加するまで気がつかなかったのですが、今回のオフ会をきっかけに、普段スポーツのコンテンツを読まない人が、僕のコンテンツを読んでくれるかもしれません。

サッカーに興味がない、スポーツに興味がなくても、西原という人間に興味をもってもらうことで、サッカーやスポーツに興味をもってもらえれば良いのではないか。これを実践しているのが、新日本プロレスの棚橋弘至さんなのですが、棚橋弘至さんが語っていたことはこういうことだったのかと、オフ会に参加して、よく分かりました。

今後オフ会が開催されるのであれば、次回も参加したいと思います。とても楽しかったです。主催したピースオブケイクの皆様含めた関係者の方々、参加者の方々、本当にありがとうございました。


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