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Los Angeles 一人旅レポ(おまけ) / Day 5

帰りたくないようわああああ!!!!

帰国日の朝を迎えてしまいました。

某感染症が蔓延って以降、初の海外旅行&初の海外一人旅。楽しい思い出をたくさん作れて Los Angeles が大好きになりました。しかし日本の家ではイケアのサメが帰りを待っているので、泣く泣く帰ります。

Kawada Hotel の廊下、エレベーターホールから泊まった部屋に向けて。後ろ髪引かれる思いです。

Los Angeles 最後の朝食です。Kawada Hotel の 1 階にある Cherry Pick Café でベーグルとコーヒーを頼みました。コーヒーはレギュラーサイズを頼んだはずなのですが、日本だとトールとグランデの中間くらいの大きさで出てきました。アメリカを感じます。ベーグルはチーズがトロットロでめっちゃおいしかったです。
この日は月曜日だったので、出勤前のサラリーマンたちに囲まれながら食事をしました。あとは旅行客っぽいラテン系の夫婦に「この店はどこでオーダーするの?テーブルで待ってればいいの?」と聞かれて、「あっちのレジに頼みに行くんスよ」みたいなことを返しました。多分通じてる。

ダウンタウンから LAX へ

腹ごなしをすまし、LAX へ向かいます。
ダウンタウンから LAX に向かうにはいくつか方法がありますが、ビンボーな私が Uber や Lyft なんておっ高級な交通手段を取るわけがありません。
今回は FlyAway という相乗り送迎バスに乗ります。羽田・成田でいうエアポートリムジンみたいなやつです。Union Station の乗り場から LAX までわずか $9!

ただし、バスの乗り場はダウンタウンからは少し離れた Union Station から出発します。歩いても行ける距離ではありますが、大荷物だし tap カードの残高もあったので、Metro バスの 28 番に乗って駅まで向かいます。

そういえば Los Angeles の横断歩道にはこんな押しボタンがあります。これを押したら青信号になるらしいのですが、押さなくても青信号になる時もありました。時間帯によって効く効かないがあるのでしょうかね

Union Station に着いたらば Ticket Kiosk に行ってチケットを買います。買った時のレシートを見せてバスに乗る流れです。Ticket Kiosk の場所は FlyAway のホームページに掲載されているので事前に確認してください。

Ticket Kiosk の建物です。Union Station の Bus Plaza(バスターミナル)はホームレスが多いので、むやみに歩き回らずあらかじめ Kiosk の場所を確認してから向かったほうが良いです

バスの発着時間近くになると高速バスがやってきます。Kiosk で $9 払った際のレシートを運転手さんに見せると、どの航空会社を使うのか聞かれますので答えましょう(どのターミナルで何人降りるのかを確認するために聞いています)。
国際線は Tom Bradley Terminal(ターミナルB)なので、降車案内を聞き逃さないようにしましょう。まあ聞き逃しても歩いて移動はできますが。

Union Station を出発するところ。途中渋滞もありましたが、40分ほどで B タミに着きました
LAX に到着です。ちょうど ZIPAIR の B787 が離陸滑走を始めるところでした
B タミに到着してチェックインします。Economy のチェックインカウンターがめちゃ混みだったので、First Class のチェックインカウンターに案内してもらえて優越感に浸っていましたが、リュックに全身ユニクロという様相の First Class には不相応な出で立ちでした。当然、座席は Economy のままです

LAX の Star Alliance Lounge を求めて彷徨う

たどたどしい英語で何とかチェックインを済ませ、セキュリティチェックでおじさんたちに全身スキャンされるといよいよ出国です。とはいえまだ出発には時間があります。

私はかつて全日宗金剛寺(注:このような宗教法人は実在しません。念のため)での修行を終えており、スーパーフライヤーズカードを持っている(かつこの旅行時はまだギリ ANA プラチナメンバーでもあった)ので、ANA が加入している航空連合のスターアライアンスが提供しているラウンジが利用できます。出発まではスタアララウンジで時間をつぶすことにしました。

ただ、LAX のマップを見てもそれらしいラウンジがマップ上に載っていないんですよね。Google で検索したらちゃんとヒットするので、存在するのは確実なのですが、場所がよくわかりません。
よくわからんままセキュリティエリアを抜けた正面にある Time Tower のエリアからエスカレータを上ります。

Time Tower はセキュリティチェックを抜けてすぐ現れます。小さいですが、この写真の右手にあるエスカレーターからラウンジエリアに向かうことができます

1フロア上ると、カンタス航空のラウンジがありました。カンタス航空は One World に加入しており、Star Alliance ではありません。しかし一向にラウンジが見つからないままではラチが明かないので、恥を忍んでカンタス航空のラウンジの受付に聞いてみます。

ぼく「エクスキューズミー、スタアララウンジ、どこ?」
カンタスラウンジのお姉さん「上よ~。あっちのエスカレーターから行けるわよ(ニッコリ)」

競合のラウンジの場所を素敵な笑顔と一緒に教えてくれるお姉さんに危うくガチ恋するところでした。次はカンタス使います。

実はマップに Star Alliance Lounge の場所は書いてあります。絵の方に目を取られていたので全然気づかなかった・・・(出典:https://www.flylax.com/-/media/flylax/terminal-map-files/tbit.pdf)

Star Alliance Lounge のお姉さんにスマホの画面で ANA の会員証と航空券を見せて、ラウンジに入れてもらいます。
ラウンジはバーエリアやシャワーエリアもあって素敵空間でした。私は気づかなかったのですが、どうやら屋外デッキもあるらしいですね。

成田へ

ラウンジでたらふく食事を済ませたら、いよいよフライトの時間です。159 番のボーディングブリッジへ向かいます。

帰りもシンガポール航空の B777-300ER です。真円断面型のボディがよくわかります
離陸してから 1 時間ほど飛んだ場所。多分テハチャピ山地
多分ベーカーズフィールドの南にあるエリア。広大な農地とひたすら真っすぐな道が印象的
途中まで西海岸に沿って飛んでいましたが、サンフランシスコを過ぎたあたりからは太平洋の洋上へ向かいます。さよならアメリカ大陸
シンガポール航空の機内食はどれも美味しかったです。これは多分ビーフシチュー的なやつとポテト

復路のフライトは強力な偏西風の影響で、往路よりも2時間ほどフライトの時間が長くなります。その間寝れればよいのですが、私は全然眠れなかった…ひたすら映画を見て過ごします。

長いフライトを終え、降機します。この B777 はこの後シンガポールまで向かいます
任天堂の仲間たちに出迎えられます。これはすごいずっと謎なんですけど、ロゼッタって何の作品のキャラクター…?
京成王子にも(ドアホーム越しに)出迎えられます

無事に帰宅です。5日ぶりの日本、日本語が通じるようになって感動します。この翌日は旅の疲れか、機内で一睡もできなかったせいか、終日ベッドから動けず一日寝過ごしました。

さいごに、人生初めての海外一人旅はとても楽しかったですし、行ってよかったです。行くまではロサンゼルスには全く興味がなかったのですが、いざ行ってみて感じたロサンゼルスの街の雰囲気、砂漠の真っただ中のドライブ、知り合いと見たリアルガチスペースシャトル、デスバレーの雄大な景色、などなど、素敵な思い出がたくさんできました。ロサンゼルス到着初日に見たサンタモニカピアからの景色は、一生忘れることは無いでしょう。

後日談


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