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No.276 「模範はアナウンサーからAIに?」

生まれ故郷は福岡県。東京での生活が長くなり標準語は板についているつもりだが、稀に自分の発する日本語が模範的であるか迷うことがある。そんなとき、これまでアナウンサーを模範としてきた。

しかし最近はアナウンサーから発せられる日本語が実に心許ない。多くのアナウンサーがタレント性を押し出し、純粋な言葉のプロフェッショナルとは言い難い存在となっている。

一方、AIアナウンサーの進化には驚かされる。数年前まで、模範的な標準語からは程遠かったが、今ではその進化が飛躍的だ。

日本語の模範は、タレント化したアナウンサーに代わって、日本語を的確に操るAIに置き換わるかもしれない。

アナウンサーには脱タレント化し、日本語のプロフェッショナルとしての役割を果たしてもらいたい。


2023年10月

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