4. アンジェラの娘さんのことをぼくはすごく好きになった

2018年11月29日〜2019年1月30日までの、ヨーロッパ縦断日記です。

2018/12/2 Dublin

7時ごろ起きた。アンジェラが起きるまで部屋にいようと、ベッドでスマホを見ながらごろごろと過ごす。8時半すぎになってアンジェラが起きたので、その十分後くらいに部屋から出た。顔を洗って歯を磨くなど身支度を整える。

ダイニングへ行くと、朝食の用意がすでにできていた。ぼくのためにミルクやフレーク、ヨーグルトなどを買っておいてくれていた。他にもポーチドエッグ、マスカット、チーズなど盛りだくさん。

一方、アンジェラはかなり食事制限をしているらしく、ジャムとザクロとくるみをボールに入れ食べていた。そちらのほうがぼくも食べたいと思いつつ、出されたものを美味しく食べる。

食事の後もそのまま1時間くらいお茶を飲みながら話した。アンジェラは日本の映画が好き(いちばん好きな役者はリリー・フランキー)。来日の経験が2度あり、そのうち1回は半年間滞在していたそうだ。日本でいちばん印象的な場所は岐阜の高山だったとのこと。

「ところでコウは、イギリスのEU脱退のことを知っている?」とアンジェラに聞かれた。
「知っています」
「アイルランドはその話題でもちきりよ。脱退することになったら、イギリスへ行くのが不便になるわ」

実際にはもっと話をしていたのだけど、正確に聞き取れなかった。ともかくアイルランドは、イギリスの動向に大きく影響を受けるようだ。

その後、昼ごろにアンジェラとシーシー(飼っているグレイハウンド)とぼくで散歩へ出かける。明日から通うことになる語学学校まで案内してくれた。家から徒歩約25分。外観はキレイで、思ったより大きな建物だった。

もと来た道を引き返しいったん家へ戻り、今度は三人で車に乗りダブリンの南にあるグレイストーンズへ移動した。そこにアンジェラの娘さんが住んでいるのだ。

娘さんと合流するとシーシーを家に置き、三人でランチを食べに行った。日本でいうところのショッピングモールっぽいところ。だだっ広いショップで「何を食べたい?」と聞かれるが、メニューの数が多すぎてまったく選べなかった。

アンジェラが「ビーフストロガノフか魚のスープかどちらがいい?」と二択にしてくれた。それなら選べる。魚のスープを選択した。

食事をしながらの話題は日本について。娘さんもアンジェラと一緒に日本へ来たことがあるらしく、おもしろおかしく体験談を聞かせてくれる。

アンジェラの娘さんはパティシエをしているそうだ。ヘルシー志向のデザートで、レストランやケーキショップへ卸しているとのこと。

さっぱりとした性格の人で、化粧っ気はなし。身長はぼくよりも少し高い。とてもおおらかで朗らかな人。そして「日本の女性って、肌のことをすごく気にするよね〜」と不思議そうに話していた。まあ海外の人からすると、こだわりすぎているように見えるのかもしれない。

アンジェラの娘さんのことをぼくはすごく好きになった。惜しむらくは彼女の名前を忘れたことだ…。海外の人の名前をまったく覚えることができない。次の機会にもう一度さり気なく聞こうかと思う。

こちらの食事は量が多く、気候が寒いからか塩分も高い。魚のスープとパン、そしてデザートのケーキでお腹がいっぱいになってしまった。

シーシーをピックアップしてアンジェラの運転でダブリンへ帰ったあと、「今日はお腹いっぱいだから、夕食はなしでもいいですか」と申し出た。

その後、自分の部屋に戻りブログや日記を書くなどしたが、21時ごろに力尽きた。英語をずっと耳にしているため、脳のメモリが完全にオーバーしているようだ。電気を消したあと、一瞬でベッドへ沈んだ。

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西出光一郎

ヨーロッパ縦断日記

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