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3. なぜぼくはわざわざ寒い時期を選んで、寒いアイルランドに来ているのだろう

2018/12/1 Dublin

ゲストハウスの最後の日。7時半に起きる。昨日と同じように一階のダイニングスペースへ行き、ビュッフェの朝食を食べた。

スタッフの方がパンケーキを焼いていたので、焼き立てのを2枚もらった。

すぐそばにコーヒーカップが置いてあったのでシロップかと思い掛けようとすると、“It’s my coffee!”と呆れられる。そりゃそうだ。コーヒーカップに入っているのはコーヒーに決まっている。こうして自分で書きながらも呆れてしまった。

食べ終わってから一旦、部屋へ戻ると、昨日と同じようにまだ部屋にいる全員は寝ていた。物音を立てないようパソコンだけ持って、一階のラウンジへ行った。

パソコンで印刷物の入稿を一件やり、メールを何本か片付けたあとに昨日の日記を書いた。

10時半のチェックアウトの時刻が近づいていたので、部屋へ戻って荷物をまとめる。部屋にはすでに誰もいなかった。みんな遅めの朝食を食べているのだろう。

今日からは、語学学校が紹介してくれたホスト家庭へお世話になる。「15時過ぎに来てほしい」とのことなので、それまで時間をうまく使わないと。

そう思いダブリンの観光地へ行ってみることにした。歩いていけるところがないか調べたら、トリニティカレッジの図書館の雰囲気が良さそうだった。ゲストハウスから歩いて10分くらいの距離。

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