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第60話あとがき 敗因はタイヤ交換、勝因は黒猫

最近、夫の髪のなびき方がいい感じだったんです。
いい感じのうねりがついていて、もうおじさんなんですけどね、今っぽいというか、太宰治みたいな感じ。たとえが全然「今」じゃないですね。夫はもともと、写真を撮ると文豪っぽくなるところがあるのですが、より一層文豪感が増していたのです。
どうしたんだろう?と思っていたら、先日明らかになりました。
曰く、シャンプー、コンディショナーを3日に一回くらいに減らしたとのこと。

はいはいはいはいはいはい、知ってます知ってます。
聞いたことあるよ、あ、そう?やっぱそうなんだ?
みたいなね。
試したことある人いますか?湯シャン?

そもそも夫がなぜ湯シャンを始めたのかというと、シャンプーが切れかけている時に、娘の分を残しておいてあげたのがきっかけでした。
思い返してみると、前回のシャンプー買い替えのタイミング、連日買い忘れていて、私は試供品のシャンプーで繋いでいたんですよね。夫は湯シャンしてたのか笑。
数日経って
「あれ?なんか髪の毛いい感じ?」
と本人も自覚し、そういえば昔、雑誌のインタビューで、反町隆史がシャンプー使わないと言っていたな…と思い出したそうで、これは一つ試してみようと、湯シャン生活を続けているとのことでした。

いいですよね、冬だし。夏だとちょっと臭そうだけど。
シャンプー代も節約できるし、お風呂のルーティンが減って、髪の毛いい感じになるなら、私もやりたいな。

って思っているのですが、私お風呂でめちゃくちゃボケっとしているみたいで、いつもうっかりシャンプーしてしまうんですよね。シャンプーしてる時に「あ」って気づくんです。
うっかりやり忘れることが本当に多いんですけど、シャンプーに関してはうっかりやっちゃう。無意識でシャンプーしてる。なんなら時々シャンプーした後にシャンプーしているような気がする。自分が流したのがシャンプーなのかコンディショナーなのか判然としないことが多々ある。
従って毎日ツヤツヤサラサラです。
文豪みたいな髪の毛になりたいのに。
うっかりシャンプーしちゃうって、なんかこう、この気持ちなんて言えばいいんだろう、もったいないという程でもないし、くたびれ損?難しいですね。この感情を言葉にするの…
いつもはやり忘れちゃうのに、シャンプーは忘れられないなんて!みたいな…
いや別にこの解像度そんなに上げなくてもいいんですけどね。

さ!今日も元気にあとがき行きますよ!

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