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Nishikaのビジョンと事業について2024


Nishikaのビジョンとその具体的な実現への歩み

明けましておめでとうございます。少し間が空いてしまいましたが、新年早々であり2024年一つ目の記事にもなりますので、今回は改めて2024年1月現在のNishikaが掲げているビジョンとその実現のために取り組んでいる事業について説明したいと思います。

2023年はNishikaにとってもこれまで以上に変化の大きな年になりました。生成AIが我々に与えた影響は、自社のサービスやプロダクト、顧客の事業、求職者の意向、社員や採用面などあらゆる面に及びました。かつて無いほど技術開発やサービス実装のスピードが速く我々自身もその仙頭としての役目を全う出来るよう皆で必死に食らいついてきました。

また、Nishikaにとっては新たな事業としてAI議事録アプリケーションSecureMemoをローンチしたことも非常に大きな変化となりました。結果的に2023年は新たな事業の立上げに四苦八苦しながら、既存事業と共に走り続けた一年になりました。

そこで今回は、市場の環境の変化と、Nishikaの事業の変化という大きな変化がある中で、変わらず我々が持ち続けているビジョンとそれら事業の関係について改めて整理して皆様にお伝えしたいと思います。

Nishikaの社名はビジョンに通じる

私たちNishikaは、テクノロジーを通じて「すべての人が誇りを持てる社会」を実現することを目指しています。このビジョンは、私たちの社名「Nishika」にも深く根ざしています。

Nishikaという名前は日本語の「にしか」から取っています。世の中の人々が「これはあなたにしかできない」と言われる場面や、「自分にしかできない」と感じられる瞬間を最大化したいという思いが込められています。

個々人がその特別なスキルや才能、個性を認識し、それらを活かすことで生まれる仕事のアウトプットや体験こそが、働くことの喜びや仕事のやりがいにつながり社会がもっと良くなると考えています。その結果として齎される誇らしい気持ちや充実感を、社会全体で共有し増やしていきたいという思いを、「すべての人が誇りを持てる社会」の実現としてビジョンにしました。

自分たち自身も“Nishikaにしか出来ない”と感じられるようなアウトプットを出そう、Nishikaのサービスやプロダクトを利用してくれている人たちが“自分にしかできない”と感じられるような仕事をしようというスローガンにもなっています。

本質的には“やりがいを感じる仕事”を世の中に増やして行きたい

「誇りを持てる」という言葉は少し大袈裟にも聞こえるかもしれませんが、私たちは、すべての人が仕事において充実感を感じることができる社会の実現を目指しています。そのためには、人と機械の分業がもっと進むことが重要であり、AIやデータサイエンスといったテクノロジーがそれを実現する手段だと考えています。

社会の中で必要とされる“誰かがやらなければならない仕事”の中で機械が代替できることや機械の方が得意な事”は、どんどん機械に任せて、人間はより価値のある、面白みを感じられる、人間の機微が必要とされるような創造的な仕事に集中できるようになるべきだと考えています。

AIやデータサイエンスのテクノロジーを適切に社会に実装することで、CTOの言葉を借りれば、「人は人「にしか」できない仕事をしていく世界」を目指す会社とも言えます。

Nishikaの事業とビジョンの実現

Nishikaは現在、AIソリューション事業、人材事業、AIプロダクト事業の3つの事業を展開しています。

AIソリューション事業では、最近は特に生成AIを活用したシステム開発に力を入れています。私たちのAIソリューション事業が提供する価値は、顧客のビジネス課題をデータサイエンスやAIというテクノロジーにより解決することです。

これは、顧客の業務フローの効率化やより付加価値の高いサービス・商品の提供につながります。一見遠回りのように思えるかもしれませんが、顧客を通じて私たちが目指す社会の実現に繋がる重要な取組だと考えています。具体的な事例として公開されているものだと、日本郵便様との郵便配達ルートの最適化などの取組などがあります。

技術者の自己実現を支援し、AIの社会実装を促進

NishikaはAI・データ人材に特化した人材サービスを提供しています。具体的には、データ分析コンペPFと一体化したダイレクトリクルーティングサービスと、Nishikaのキャリアアドバイザーが介在する形のエージェントサービスの双方を提供しています。

人材事業の本質は求職者の自己実現を手助けすることにあるので、ビジョンとの結びつきは強いです。例えば、データ分析コンペやスクールで養った力を通じて、新たにAI・データ人材としてのキャリアを歩みたい、という方の支援をしたり、データサイエンティスト/MLエンジニアとして既に豊富な経験を持つ方が、よりグローバルなフィールドで活躍したいという思いの実現のお手伝いをしたりしています。

テクノロジーを活用しビジネスの課題を解決できる人材を増やすことや流動性を上げることは、日本におけるAI人材の不足という大きな社会課題を解決する上でも重要な役割を持ちます。

Nishikaの人材事業は、これまで5年以上に渡り、データ分析コンペティションPFを運営してきた経験と、日々AIやデータサイエンスによる課題解決を現場で支援してきた、自分たちにしか出せない価値を提供することができるサービスです。

まずはすべての議事録作成を機械に移管

Nishikaは2023年から、SecureMemoという議事録アプリをプロダクト事業として立ち上げました。2023年初頭に、オンプレミス版をローンチし、昨年はその立ち上げに費やした一年でしたが、現在クラウド版の開発も進めています。

SecureMemoはNishikaのビジョンを具現化したアプリケーションです。

議事録作成は会議や商談などの重要なビジネス活動の情報を記録・共有するための重要なタスクであることは間違いありませんが、一方で、多くの時間を要する作業であり、他の業務の時間を奪っているという側面もあります。

SecureMemoはオンプレミスで高精度の文字起こしを実現するという特徴から、警察や病院などの公的機関や、民間企業の経営会議など、機密性が非常に高い音声の文字起こしでご利用頂いております。例えば病院では、看護師の方の議事録作成業務が大幅に短縮し、患者の看護業務により多くの時間を割くことが実現されています。

SecureMemoが提供する価値は、高精度な音声認識や話者の識別といったAIテクノロジー、そして優れたユーザー体験を実現するUI等を開発する技術力によって支えられています。テクノロジーがコアとなっているプロダクトであり、データサイエンティストやウェブエンジニアが果たす役割はとても大きいです。ぜひ、新たな仲間にもこのプロジェクトに参画して欲しいと思っています。

また、音声をテキストデータにするということは、単なるデータ形式の変換に止まらない価値を生むと考えています。商談や会議で話されている内容には、非常に多くの示唆や兆しが含まれていますし、分析・加工によって価値を高めることが出来ると見込んでいます。

詳細は追って公開できればと思っておりますが、我々はSecureMemoを純粋な議事録アプリとして終わらせる考えではありません。

長文になってしまいましたが、私たちNishikaはテクノロジーを通じて「すべての人が誇りを持てる社会」を実現することを目指しています。私たちの事業は、このビジョンを現実のものとするための重要なステップであり、これからもその道を進み続けます。テクノロジーの力で、人々がより充実した仕事と生活を実現できるよう努めていくことが、私たちNishikaの使命です。

お決まりではありますが、事業の拡大に伴い各ポジションで採用を絶賛強化中です。我々のビジョンや思いに少しでも共感して頂いた方、軽い気持ちで話だけでも聞いてみたい!という方はぜひお気軽に下記よりお問い合わせください。ご連絡お待ちしております!

Nishika採用ページ


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