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🌸能楽と雅楽🌸

皆様
 こんにちは。
 すっかり春の景色となって参りました。

 こちらは、自宅近くの風景ですが、
大変目にも美しい河津桜で今朝、
思わず写真を撮影してしまいました。
本当に喜びが増す、心なごむ姿です🌸。

 先週の金曜日夜、都内のお寺で、
🌸武家の芸能  能楽
🌸貴族の芸能  雅楽
こちらの舞台を鑑賞してきました。

 雅楽は結婚式、祭礼などで鑑賞した事がありましたが、
能、狂言の舞台は初めてでした。
たまたま知り合った方のご家族が狂言をなさっていらしたのがご縁となり
この日が迎えられました。

 初めての能楽でしたので、ちょっとだけ勉強し、理解したつもりで参りました。
雅楽も、やはり知っているつもり~で参りました。

🍀 ご出演の能楽師、雅楽師の皆様


 こちらは、プログラムです。
雅楽は、飛鳥時代~平安時代初期に
中国大陸や朝鮮半島から伝えられた
音楽で1200年以上の歴史があり、
聖徳太子の時代、国として成立する
過程で取り入れられた音楽だというお話しを伺いました。
 現代のように、隣国ではあっても、
容易く往来ができない時代に諸々の
ものと一緒に入り、そしてこの国の民によって、取り入れられ発展し、今日
まで続く伝統芸能となったことを考えますと、現代だけでなく、古人にも
豊かな寛容さがあったことに、驚きと共に人間には時代に関係なくそのような勇気があるのだなぁ~と思え嬉しいような…そのような気持ちになりました。
拝聴した、雅楽 越天楽に関して、
下の楽譜(?)のご説明もいただき、大変
興味深く拝見しました。

 

 雅楽の演奏では、龍笛、篳篥、笙により演奏を拝聴いたしましたが、
お寺のなかを響きわたる、我が耳を覆い尽くす雅楽の音に初めての西洋音楽ではない 音 の世界に埋没いたしました。
それは、言葉にはできない、素晴らしい感動でした。
天と地、そしてその空間を表した、
楽器であるとのお話しは、その通りであると…。
時空を越えたようにも、感じてしまいました。

能楽においては、始めに能楽についてのお話し、そして 能『難波』


こちらは、楽師のかたの、謡を拝聴し、そのあと私達、鑑賞者も一緒に
声をだし、謡をいたしました。
鑑賞者の方々もかなり、本気で謡、
能を鑑賞のときは、だいぶ(?)
理解してからだったので、能の謡の
声の出し方など興味深く、余裕を
もって拝見できました。
能の舞では、足をつよく床を打ち付けるなど、演者のみなさまの隙のない舞、眼差しに圧倒され、
また謡では素晴らしい、拝聴したことのないような、声の出し方で太くしっかりした声をだしていらして、どのような鍛練であのような声を出せるのか…と思い巡らしました。
とくにお一人、女性の方が能楽師として出演なさっていて、まだお若いお姿なのに、素晴らしい、声、動きに
圧倒されました。
毎日どのようなの鍛練をなさっていらっしゃるのか、大変興味深く思いました。
最後は、狂言、お父様と息子さまの
舞台でお二人のお声、動き、素晴らしい舞台でした。
親子で同じ舞台にたち、日本文化を
継承する、素晴らしいお姿を拝見
でき、 大変心強く思いました。
だからこそ、この地の人間とし、
日本伝統文化をより身近なものとできるよう心がけ、また鑑賞したいなぁと
思いながら帰途につきました。

 雅楽師、能楽師の皆様、本当にありがとうございました。
素晴らしい日本伝統文化に触れる機会を作っていただき幸いでした。

 今回、長いブログを最後までお読みいただきありがとうございました🌸。

 今週のオススメは、
 雅楽、能楽とさせていただきます🌱

  先週の前田河先生の絵画鑑賞の
ブログ、私も楽しみにまた美術館にもいき絵画鑑賞したいと思いました。
ありがとうございました。
来週もよろしくお願いいたします。

         文責
         土曜日午前
         日曜日
         担当
         伊原じゅんこ     



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