チョコレート談義【キャリコンサロン編集部】
毎週与えられたお題に沿って投稿する、note投稿活動。
今週は、先週の節分に続いて時節柄、チョコレートについて書きましょうということですね。
例によって書くネタを探していましたら、ちょっと前のこんな記事が目に止まりました。
義理チョコ問題ですね。
まあ、お高いゴディバを義理チョコにする人はあまりいないと思うのですが、だからこそ本命チョコだけにしよう、本命チョコには美味しいゴディバをってことだったのでしょうか。
記事を読みますと、ゴディバ社長は、「義理ではなく義務になっている」とおっしゃっていました。
まあ確かにそういう面はありますよね。
私は会社員では無くなって久しいので、義理チョコとも縁遠くなっているのですが、会社員の皆様は、毎年頭を悩ませつつやっておられるのかな?
「義理」であるうちは自分の気持ちも多少は入っているのですが、「義務」になってしまうと、楽しみはなく苦痛だけになっちゃいますよねえ。
で、冒頭の記事を読み進めますと、ブラックサンダーの広告の話が出てきました。
「一目で義理とわかるチョコ」
ってやつですね。
これ、札幌出張中に駅構内で見たとき、思わず笑ったのを憶えております。
確かにブラックサンダーは庶民的なパッケージで、ゴディバのようなお高いチョコじゃないのは一目でわかりますので、本命チョコじゃないなというのは明白です。
勘違いされると困る相手に対しては、「一目で義理とわかるチョコ」は良い対策なのかも知れません。
もともとバレンタインデーはその期限を遡るとローマ帝国時代だそうで、その後海外では愛を誓い合う日としてイベントが続いてきました。
しかしそれはあくまでも、「愛」のイベントであって、決して「義理」ではありません。
お中元やお歳暮などと言って、「愛」とは違う意味で、お世話になった方に贈り物をする文化があった日本。
そうした土壌に西洋のバレンタインデーが入ってきたことで、職場で日頃お世話になっている方に感謝の意味でチョコレートを贈る。
それはとても日本的な感じがします。
贈るものがチョコレートというのは、お菓子メーカーが仕組んだことですけどね。うまいことやるもんです。
で、それが当たり前になって毎年恒例になってくると、少々意味合いが変わってきます。
そこもまた日本的だと思うのですが、年賀状と同じように、その意味合いというよりも「止めるに止められない」という状況に。
かくして、日本のバレンタインデーに「義理」という概念が生まれたのだろうと私は思います。
ゴディバさんは、そうした日本的なものを理解しておられなかったのでしょうね。
というか、安価な義理チョコがメインマーケットになってしまっていることに我慢できなかったのかも知れませんが。
ということで、今日はバレンタインチョコに関する私の雑感でした。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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