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岡尾美代子「センスのABC」

時々、鎌倉のレンバイの隣にある小さなデリカテッセン、LONG TRACK FOODSに行くのですが、この本の著者の岡尾さんがお店にいらっしゃることがあります。

まだ海の近くにお店があった時、色々買い物をした後歩いていたら、岡尾さんが自転車に乗って追いかけてきて、お会計に入れずに私が買いそびれた品物があることを、わざわざ伝えに来てくださったことがありました。

また、そのお店でn100のTシャツを紹介してくださったこともあり、とても着心地が良くて気に入って大切にしています。残念ながら、n100はなくなってしまったのですが。

岡尾さんの本は何冊か持ってますが、先日、偶然にこの本を書店で見つけました。

小さな本ですが、活字が小さいので文章はたっぷりあるし、写真もスタイリングもほのぼのとしてあたたかい感じがします。
ぬいぐるみを使ってのスタイリングも、岡尾さんならではの世界。

岡尾ワールド満載。

わたしはオリーブ少女ではなかったのですが、岡尾さんのセンスは大好きです。

洋服も雑貨も、岡尾さんのフィルターを通すと、ちょっと少年っぽくてとぼけた感じになります。

そんなふうにスキがあってもセンスが良いのは文章も一緒で、だいじなことをユーモアを交えて伝えてくれています。

自分と同じ感覚のところがあると嬉しかったり。

スタイリストの方々って、沢山のモノや洋服に触れているうちに暖かい眼差しが生まれ、モノとの関係に独特の交流があるような気がします。

普通の人に比べ、愛があると言うか、モノを所有することに喜びがあるというか。。

だから、私が岡尾さんと同じモノを持っていたとしても、その表情は同じにはならないでしょう。

その人の雰囲気って、持ち物の雰囲気が転写されているのかもしれません。いや、持ち主の心持ちや眼差しがモノに影響して、相乗効果があるのかもしれない、と感じました。

あとがきの、「自分ためにセンスを鍛えることが大切なんじゃないか。そのトレーニングとしては五感を研ぎ澄ますこと。自分の周りで起きたことや周りにあるもの、それをきちんと見て、きちんと感じて、きちんと考えたことを自分に蓄積する。」という文に深く頷いたのでした。

自分の身の周りにきちんと目を向けて感覚を研ぎ澄まし、色々な経験を蓄積して自分のセンスを構築する。。
自分の持ち物と仲良くできたらいいですね.。

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