心が繊細すぎる人がいる。
「心が繊細すぎる人がいる。」
『生き物の調律師ヘレン』を描こうと思ったきっかけは、
感受性が強すぎて、それで苦しんでいる人達に
出会ったからです。
HSP(Highly Sensitive Person)
これはアメリカの心理学者エレイン・N・アーロン博士が1996年に
著書『The Highly Sensitive Person 』(邦題:ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ)の中で
提唱した概念です。
HSPは生まれ持った気質であり、
どの社会でも人口の15〜20%の割合で
いるそうです。
人の気持ちを察しすぎる人、
共感力が秀でて高く。
少しの変化でも、
心の強い人にとってそれは、
とても大きく心を揺さぶる。
感動も人一倍大きく、
その分悲しみも人一倍強い。
その感受性の強さが、社会に出たときに
自分のコンプレックスになっている人達が
いることを知りました。
人一倍不安になり、人一倍悲しくなる人、
「自分は弱い人間なんだ」と自分を責めてしまう人、
でもきっと、僕はそういう心の強い人たちが、
色んな場所で色んな人達を助けてるんじゃないかなって
思いました。
人の悲しみに気付ける人は、その分だけ人の悲しみに寄り添える、
人の喜びを分かち合える人達は、その喜びを分け与えることもできる。
だからそういう心の強い人たちがいることを知ってほしい、
そして、そういった人達を弱い人、駄目な人だなんて言わないでほしい、
そしてそういう誰かの気持ちを考えること、
身近にいる人の気持ちを知ることの大切さを
伝えられたらいいなあと思い
この作品を作りました。
↓から作品を読むことができます。
46pあるので時間があるときに読んでください。
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