双子の父親になった会社のCOOが2か月の育休取った話。

こんにちわ。西村です。

普段僕はTwitterでもブログでも仕事のこと(主にマネジメントやストレングスファインダーなどの自己解析ツール)を発信してきました。

今回は自分のターニングポイントになりそうなことがあったので書いています。少し粋がって、こんなん聞きながら。

シュゲイザーとかポストロックって無機質なメロディラインなのに生と死を考えさせるキーになりますよね。

さっそく表題の件です。

9月に初めての愛する子供が生まれました。
それはそれはちっちゃなちっちゃな双子でしたw

予定日より1ヶ月早く生まれまして、誕生からこの2ヶ月間は育児に追われていたのですが、この体験によって僕は紛れもなく本来の自分へとアップデートされた感じがあったので記録しておこうと思いました。

目次
産前
出産直前
出産直後
育休期間中
今おもうこと

産前

今年の2月に僕の愛する奥さんに双子が宿りました。最初は正直吐きそうなくらいプレッシャーを感じました。

毎日毎日大きくなる奥さんのお腹に比例して、ドキドキが大きくなりました。僕は仕事が好きなので、漠然と好きなことが奪われていくんじゃないか?と不安もあってとにかく落ち込んだのも事実でした。
周りには、しきりに「楽しみ!」と言ってはいたものの。

誕生までは時間があったので、じっとしていられず、その頃から双子育児に関する情報と向き合いました。公約数を取った結論がこれです。

・双子育児は夫の協力は当たり前
・夫婦以外の大人の手があればあるほど良い
・家事が今までの1000倍くらい増える

さらに、奥さんと一緒に事前のプレパパ講習や双子育児勉強会に参加すればするほど夫の育児参加が当たり前の世界が広がっていました。

これを受けて、育休をとることを決意。まずは自分でコントロールできる②つのタスクから手を付けました。

①クライアントとの調整
②自社の社員研修

これらを育休中の僅かな出勤日(10日以下)に調整することが育休を取る上では必要でした。自分の好きなことでもあるため、全く仕事しないというのも諦められず、両立を図り始めました。

①まずは、新規クライアントの獲得を辞めました。僕はプライベートや好きなことも諦めたくなくて起業したのもあって、社内理解もあって反対も何もなく助かりました。社内エンゲージメントや相互理解、企業文化の有難みを感じます。

しかし、利益は落ちるのでクライアントとの友好関係を強固にし、1クライアントに対するサービスの質と価格をグレードアップすることで現状維持を図りました。

日程を数か月先まで固定にして頂けたことも助かりました。(クライアントにもやたらと双子誕生アピールして、応援してもらえたことは感謝しかありません)

②これが一番苦戦しました。自分がやっていた内容がいかに属人化してるか?に気付かされ、半年くらいかけてシステムで回せるようにしました。
特に誰がファシリテーターやトレーニーを請け負っても問題ない資料の作成には3ヶ月くらい掛かりました。

自分だけの考えではなく、そこにインターン生や社員のアイデアを取り入れたのも正解でした。

主に上記2つの整備に半年くらい時間が掛った上に、自分のコントロールできる範囲は環境が整備できたのですが、やはりマネジメントや人事考課など流動的に行っていた社内タスクは単純な割り振りで進めることしかできませんでした。

実は社内でも初めての出産というイベントでして、私のケースで育児休暇を取得する一連の課題や問題のイメージが社内の資産になっていればいいなと思います。

他のスタッフの良い試金石になるよう私もワークスタイルをもっと模索しようと思います。

出産直前

「あ、今すぐ入院してください。すぐに荷物取ってきてください」

予定日より1か月早い段階で奥さんが入院となりました。理由は妊娠高血圧症で、赤ちゃんの発育に影響があるとのことでした。

その日から奥さんも精神的に辛い状況で、毎日泣いていました。ビジネス上における問題や課題はボトルネックを考慮するなどセオリーがあると思うのですが、こういうときのケアや解決方法が僕には何もわからず、八つ当たりされようが、泣かれようがとにかく毎日通いました。

なんだか新卒時代のルート営業時代の関係構築を思い出しましたw

奥さんが血圧をコントロールする日々の中で洗濯物や病院手続きなどサポートできることを、会社の早退や出社時間を遅らせてでもやりました。

都市部に住んでいると両親のサポートを受けれない夫婦もいらっしゃるので、夫側のサポートは改めて重要だと実感し、社内でも男性社員の育休は推奨したいなと力強く思いました。
(仕事に没頭したい人はそれはそれで良いと思うけど、仕事以外の空間で学ぶことの重要性のほうが価値があると思っています)

そして、1週間経って、帝王切開での出産が成されました。奥さんには本当に頭が上がりません。
とにかく嬉しいとかよりも、安堵した記憶しか残っていません。月並みですが、ありがとうです。

そして、出生日から育休を取得したのでした。

出産直後

双子は未熟児として誕生しました。特に弟(兄と1分しか時間が違わない)は新生児室/回復治療室に入ることに。出生日から二日後の夜中に突然医師から言われたので、結構手続きとかでドタバタしました。

奥さんを弟の病室に連れ出すには車いすを押して行ったり、兄が育児待機室で泣いていれば僕だけ戻ってケアしに伺ったり。双胎児特有の現象もあって、正直社内や仕事のことを考える余裕はありませんでした。

普段の労働スタイルでこういうときのストレスは大きく変わりそうだなぁと強く実感。関係構築を見誤った営業職の人だったりすると、クライアントが~とか。上司が~とか。色々心労を感じることもありそうだなぁと。

簡単に言うと仕事のパフォーマンスによって、プライベートの余白もすべて決まりそうだなと。当たり前のことを再認識しました。

特に、奥さんは術後に著しく体力が低下し、メンタルも1ヶ月ほど不安定な状態でしたので本気で奥さんをフォローするなら

仕事なんて邪魔でしかない。

でも、邪魔を本気で邪魔と思ってストレスフリーでサポートするには夫自身の日常パフォーマンスと夫が所属する組織が一個人をどれだけ認知と理解をしてあげられるか?は重要だと実感しました。

これからの時代は本気で社員一人一人を理解しないと、選ばれない会社になるし、ワークスタイルの多様化の実現も早急にチャレンジする必要があると考えています。

もちろん、自分自身のパフォーマンスがあってこその話だとも思っています。今後の育児はもっと大変だろうし。

育休期間中



なんだかんだで、弟も退院し、家族4人で奥さんの実家に里帰りしました。育休取得から2週間はずっと奥さんの実家で夫婦対双子の1on1。

事前に夫婦間で育児スキルに差が出すぎると奥さんに全部任せる気になっちゃう。と言われていたので積極的に授乳以外は参画しました。

初心者同士であーだこーだ言いながら子供と最初から接することが出来たのはとても良かったです。

同時に、奥さんも初心者なんだ。という認識を強く持てたのも良かったです。どこかで奥さん=母みたいな誤認識を持ってしまい、奥さんを追い込んでいるケースを聞いていたので。

特に承認欲求の観点から多大なメリットを感じています。実際には言葉で話せないのですが、無垢な子供を前に、生理現象をガシガシぶつけてくる我が子。

イライラしながらも認知できたのは人材育成というテーマに向き合う僕にとっては学びの時間でしかありませんでした。

ただ目の前を受け止めるだけで良いということ

オムツかえた直後にうんちしたりと、タイミングやこちらの都合などをガン無視される理不尽さたるや。

ミルクも思ったように飲まなかったり80mlを1時間以上掛かって飲むなど、しゃあないよ。とうっすい共感で聞き慣れた言葉を掛けられることにもイライラしました。

それでも日に日に成長する子供

この育休期間で普段自分が伝えているマネジメントや人材育成について本来の原点に気付かされました。それは、そもそも誰もが

本来の人間に近づこうともがく

だんだんと自分という人間の器がライフイベントを通じて変容していく。できないことが出来るようになる超変化はありえない。元からそのポテンシャルがあってちょっとしたイベントがキーになって新しい自分の器に型取られる。

当たり前ですが、やはり子供といえど自分とは全くの別人格。自分の想い通りになるわけがない。この遺伝子99%同じなのに、僅かな差にイライラすることよりもその子らしさを促してただただ

認知する

この重要性を学べた2ヶ月でした。人材育成でも常にもがいている人がほとんどだと思います。程度は僕にはあまり関係ない。

具体的な理念をイメージした行動は社内失業レベルで毎日ヤフーニュースを見て過ごしている人もイベントキーが必要なのだろうと信じ、お節介によってイベントを提供できるかどうか。

そんなとこまでやるの!?と心配されるバリュー創出を目指す自社アイデンティ創出の大きなヒントを得た期間でもありました。

まとめ

僕個人としては、これからの会社やサービスの中心はコミュニティありき。色んな人が支えあって、理解しあって生きていく。同調ではなく、理解がベースとなる必要がある。

理解とは人生における優先度や愛に対する考え方の擦り合わせだと思う。個人的にこれらの概念は好きでなかったけど、家族が出来てからかなり考え方がシフトした。

波のあるライフイベントで自分の価値観が形成されていく。自己変容を許容できる組織こそ21世紀に残りうる組織なんだろう。

また一つ原体験が増えた。




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おおきに!また僕のたこ焼き食べに来てな?
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