【避難所3日目】 世間への発信能力がまだある側だからこそ

「住めば都」とは本当によく言ったもので、3日目にもなるとだいぶ居心地は良くなってきました。

居心地良いは少し言い過ぎました。
(そんなもん風呂も入れてトイレも普通にできてベッドで寝れるほうが流石に都ですわ)

でも、なんとなく基地っぽくて落ち着くのも事実。そんなジレンマを抱えながら今日も元気に避難所から発信している西村です。

今日はこの「避難所から発信」というところがキーになるんですが…

さしあたってまず改めて共有しておきたいのですが、昨日「毎日新聞」の記者さんから電話取材を受けました。


真摯に対応していただいて、当然抜粋ではあるものの話させてもらった内容がしっかりそのまま掲載されていて大変感謝です。

さて、そもそもなぜ毎日新聞の記者の方から取材を受けることになったのか。

まさか毎日新聞とコネクションがあったわけでもなくて、避難当日の夜に僕が少しだけ避難所から現状報告を兼ねてインスタライブなんかをやってみたんですが、それをたまたまご覧になられたようです(アーカイブかリアタイかはともかく)。

そのインスタライブならびにテキストでの発信から、SNS越しに「ぜひお話を!」ということで、今回の取材に繋がったという感じ。

それ以外でもここ数日は僕のSNS発信に対するリアクション、エンゲージメントが普段の比率から考えるとかなり反響が大きくて、皆さんのリアクションを見させてもらうと

「やっぱり現地の声はリアル」とか「あまり細かいことが知れないから共有してもらえて有り難い」みたいな傾向です。

確かに錯綜しているネット情報やよくわからない人の(失礼)よくわからないアレよりも、僕を日頃から応援してくれてる人だったり同業者だったりからすると、僕の淡々とした発信はスッと入ってくる部分は多分にあるんだろうなと。

そんな時にふと思ったんですが、僕が避難している場所(七尾一帯)は、絵に描いたような過疎地で基本的にじいちゃんばあちゃんだらけなわけで、今回年始ということで子供家族も帰ってきてるとはいえ、多分世間への発信力なんてのは皆無な方々ばかりでしょう。

僕ごときがこう言うのも烏滸がましいですが、それでも多分僕がこの一帯で断トツの発信力を持っていると思います(烏滸がましいけどさ)。

そんなことを思って最近は「少なくとも僕が居る場所はこんな感じです」と努めて発信をするようになりました。

別に「大変だ!」とか「助けてくれ!」とか「どないなってんねん!」的なことを嘆くのではなくて、ただただ淡々と事実を。

どう役に立つか分からないですがただボーっと過ごしててもしょうがないので。

発信が少なすぎるリーダー(市長)にもぼちぼちいろいろお伺いしようかと思います。
(まあバタバタされてるんだろうけど!)

そんな感じで、これを書いている途中でまた5強が来ました。

相変わらず水も止まってるしまだまだ先は長い戦いになりそうです。

ここの更新以外の仕事もずっとできてない状態ですが、大阪に戻って仕事復帰するのはもう少しかかりそう。

水が通って余震が3〜4日くらいおさまって、家の片付けの段取りができたら。

多方面にご迷惑はおかけしますが、なにとぞ。

今は家族のサポートに全力を注がねば。
です。

引き続き有意義な発信も続けていければ。

とりあえず市長!
そこそこ拡散力あるやつが避難所にいるから利用してくれ!

活動の継続と発展のためにサポートいただけたらめちゃくちゃ喜びます🎹