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『チームカジサックオフ会 in 大阪』に出演してみてアレコレ

ハイライト動画が早くもアップされてたので(本当に早い!)改めて書いてみたいのですが、昨日は『チームカジサックオフ会 in 大阪』に出演させてもらいました。
https://www.youtube.com/watch?v=3VbftwWV-Os 
(真ん中くらいで少し切り抜いていただいてます)

その話は昨夜に𝕏のほうでポストはしているんですが改めてnoteで振り返るっていうのはひとつのルーティン的に僕の中であるので、今日もそんな感じで。

ここを読んでくださってる方の中には振り返るまでもなく敬意を存じてくれてる人も多いかとは思うんですが、こういうのは改めて多少丁寧に敬意を振り返らないと気が済まない性分なのでどうかお付き合いください。
(YouTubeのリンク祭りになりそうな気配です)

逆算的に経緯を辿っていきたいんですが、まず昨日の僕の役目としてはカジサックさんとVocal & Pianoのデュオで『夢幻鉄道』を披露するという部分。

そもそもの馴れ初めはキングコング西野さんが立ち上げた『バンドザウルス』の活動の一環で相方の梶原さんが『カジカジ』というキャラに扮して夢幻鉄道を歌うという企画の際に、ピアニストが必要ということで僕に白羽の矢が立ったところから。

僕は『ティラ様』としてのMV出演と、曲のアレンジ(ならびにピアノ演奏…と仮歌!)というそこそこ大役を担わせていただいたんですが、その際のレコーディングにもディレクション的な立場で呼んでいただいて、そこでカジサックチャンネルに初めて携わらせていただきました。
https://www.youtube.com/watch?v=jXjsMfERayQ 
(この動画おもしろいですよ)

そんな流れがあってカジカジとティラ様として、バンドザウルスVer.の『夢幻鉄道』が完成しました。
https://www.youtube.com/watch?v=ZMEWW6vgL_8 
(もうすぐ60万回再生とかいってるのが草)

で、このMVはその先に控えているイベントのフックみたいな役割もあって、それがこの撮影の数ヶ月後に幕張メッセで行われた『えんとつ町の"踊る"ハロウィンナイト』。

満を持して幕張メッセの3ホールぶち抜きというとてつもなく広い会場のど真ん中で生披露しました。
https://www.youtube.com/watch?v=MR8fa4FbeBQ 

こうやって改めて自分で振り返ってみても、この『夢幻鉄道』って曲を通じてなんやかんやいろいろカジサックさんと時間を共にさせてもらった昨年があったうえで、今回大阪でカジサックのオフ会を開催するにあたり「一緒に夢幻鉄道を演りたい」というオファーをいただいて今回の出演に至ったという感じです。

で、昨日は実はティラ様じゃなくて素顔の西村としてようやくカジサックさん(梶原さん?)と生披露できたっていうちょっとアツい日でもありました。
※一足先に昨年末に宮迫さんと演ってたりしますが。


ただ、昨日の僕としては夢幻鉄道の時間はもちろん単純にめちゃくちゃ楽しみだったんだけども、気持ちのうえでのメインイベントはやっぱり『せんちゃんのピアノ』コーナーであります。

昨日のイベントを最初から最後まで見ていて色目なしに思うんですが、間違いなくメインイベントというか一番のハイライトはあそこだったんじゃないかと個人的には思っています。
(※シークレットで西野さん登場→キングコングの漫才はさすがに別枠として)

気持ちのうえでの僕のメインイベントの理由は記憶にも新しいこの時間があったから。
https://www.youtube.com/watch?v=jsiHSgg-r5c 
(僕がせんちゃんのピアノコーチをさせてもらうことになった経緯も前述の幕張メッセにあります)

昨日のあの時間に関してはもう別枠で1本の記事で振り返りたいくらいの濃密さだったんですが、ちょっともう舞台袖からずっとせんちゃんの背中越しに見守らせてもらったわけですが本当に気が気じゃなかったです。

ずっと心臓がバクバクして大丈夫かなっていう不安と緊張と、そんな中で綺麗なドレスを着て凛とした姿で堂々とピアノを弾くせんちゃんに感動して、終始わけのわからない感情のままでございました。

だからその直後にステージに呼ばれてトンボさんやヤスタケさんにいろいろ話を振っていただいた時間があったんですが、もうなんか感情がいろいろバグっててずっとふわふわしたこと言ってた記憶しかありません。
(普段ああいう時もっと冷静に淡々と喋るんですが)

そりゃご家族だったりいつも一緒に過ごしてるチームの皆さんと比べたら、数時間ちょっと教えただけの人間がそんな大袈裟なことを言うのも大変烏滸がましいんですが、それでも本当に心臓が持ちそうにないくらいドキドキしたのは「ああいう場に出ていく怖さ」みたいなものが痛いほど分かるからっていうのがあります。

僕が初めてピアノの発表会に出たのが小学校1年生の時で、その時も1,000人くらい収容できる広い広い大ホールが会場で、昨日みたいに舞台のど真ん中にグランドピアノがポツンと置いてあってそこに向かって一人で出ていくわけで(客席の空気はさすがにぜんぜん違うけども笑)。

スポットライトが当たったグランドピアノに一人で歩いていくせんちゃんの背中を見てて、なんかいろいろあの時のフラッシュバックしてそれまでは楽しみと緊張が半々くらいだったのに一気に緊張100になっちゃったのをハッキリと覚えてます。

で、ちょっとだけ舞台裏の話をするとステージ横にずっとピアノはスタンバイしてあったので、全体リハが終わってからお客さんが入る1分前まで練習してたんです。本当に開場1分前ギリギリまで。

他の出演者さん(ファミリーの皆さん)は楽屋だったりバックヤードでそれぞれに過ごされている中で、ずっと薄暗いステージ横で最後まで鍵盤に向き合い続けていて、当然僕もギリギリまでずっと横でその様を見守っていたんですけど、しきりに「怖い」って呟いてたんですね。

もうその気持ちめっちゃ分かるんです。
今でも分かる。

基本とても楽しみなんだけども「怖い」って気持ちが同居する時ってあるんです。ピアノ一本って怖いんですよ本当に。

出番ギリギリで「楽しみだね!」って感じじゃなくて「怖いね…」って感じで開演時間が来ちゃって、それもあっての本番だったのでなおさら僕も気が気じゃなかったわけなのです。

せんちゃんの「怖いなぁ」に対して「大丈夫だよ!いけるいける!」っていいうのが本来の大人の本分なのかもしれないけど、もうめちゃくちゃ気持ちが分かるから僕もやっぱりそこは適当なことが言えなくて「怖いよね」って言葉しか出てこなかったものですから。

そのうえで本番をバッキバキに弾ききった。
すごい。本当にすごい。

昨日のその最高に美しくてカッコいい一部始終を当事者として間近でずっと見させてもらって、改めていろんなことを思い返したしまた刺激ももらえたし、そのあとの夢幻鉄道は純粋にライブとしてとても楽しかったし、そのあとすぐにキングコングの漫才が始まって、それを舞台袖で見てる自分っていうのを俯瞰的に見た時にめっちゃ変な気持ちになったし、なんかいろいろ感情が騒がしい一日でした。

トータルとっても楽しかったです。

そして初めてチームカジサックのオフ会という空間にお邪魔させてもらって、会場の空気感にも改めて驚きました。

あんな平和で暖かい空間そうそうないぞ。
本当に素敵なお客さんに支えられてるんだなと心から実感しました。

当然それはカジサックファミリー、チームカジサックがずっと頑張ってこられた賜物であります。

ずっとイチ視聴者として好きだった身として本当に幸せな時間を過ごさせていただきました。

またご一緒できるように僕も引き続き頑張ります。



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