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友人?である常岡浩介への旅券返納命令についての雑感

常岡浩介に旅券返納命令が下った。今回、二人目ということでさらに前例を作ってしまった。安田純平さんはこれについて、次のように語っている。
「出国させたくない人間を自由に出国禁止にできるという話なので、記者以外にも今後好きなようにやるようになる。自分は記者じゃないしとか自分は関係ないとか思っているとそのうち後悔することになる。」
これに関しては大いに同意。それだけに私も危機感を持っている。

常岡は2015年?の自宅ガサ入れ以来、ツイッターアカウントを「~容疑者」と記したり、政府を挑発するようなつぶやきを記したりている。こうした行為は、ジャーナリストとして「私はシロだ」「間違ってない」「表現の自由、行動の自由はある」といった正当な主張からかけ離れた、単なる悪乗りでしかなかった。

悪乗りではなく正当な主張ならば応援したいけども、「~容疑者」だなんて、ウィットにもなってない。たんなるかまってちゃん。

戦場においてはそうした気の緩みはないのかもしれない。だからこそ、ホームグラウンドである日本では羽を伸ばして自由なことを言ってたのだろう。そこには大義などはなく単なる息抜きとして。

だけど結果的に、彼は民主主義である日本の限界を試すような挑発をやり過ぎた。その意味で彼はこの国を信じすぎてた。だって元々は特高とかが跋扈して理不尽に人を逮捕してきたのがこの国だろ。そりゃやるときはやるでしょ。

彼はこの国を信じすぎたし、人に構ってもらいたがりすぎた。どこまで甘えてんねんとはずっと思ってたが、こうした結果になってしまって大変に悔しい。また常岡に対しては憤りを感じる。つまらんことで墓穴掘るなよって。

彼のパーソナリティを知らない真面目なジャーナリストの方々は彼の肩を持って、「報道の自由」とかそういったつまらないステレオタイプな理論でバンバンと擁護していくんだろうけど、私はそうしたものに加担したくない。彼の特殊性を無視した粗雑な理論には巻き込まれたくないもの。

彼のケースが一般人にまで及ばないよう、切り分けて、旅券法が運用されることを祈るばかりだよ。苦笑

追記:
今回の件で常岡は取材を受けてるようだけど、プロならばギャラは請求しろよな。

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