プライスアクションについて
こんにちは。nishinaです。今回はプライスアクションをまとめていきたいと思います。「勝率7割超!FXチャートの読み方」に載っている内容です。
この記事は投資助言や勧誘にあたるものではありませんので、投資はあくまで自己の判断のもと、自己責任で行ってください。
プライスアクションの特徴
高値・安値、上髭・下髭を重視する
過去の高値=抵抗帯、過去の安値=支持帯とみなし、過去の高値、安値に対する特徴的な値動きに注目する
抵抗帯は一旦ブレイクされると支持帯に、支持帯は一旦ブレイクされると抵抗帯に変わる
一つのローソク足が複数のプライスアクションの意味合いを持つことがあり、複合的・多義的なローソク足ほどその後の値動きに影響を与えやすい
だましは反対方向への値動き加速のシグナルと考える。
基本の形一覧
プライスアクションには以下のような形があります。
これらのプライスアクションが複合的に起こる場合があり、一つのローソク足が複数の意味をもつことがあります。次に実際のチャートでのプライスアクションを見ていきます。
実際のチャートでみるプライスアクション
下はUS100の日足チャートです。右下のグレーのボックスを見ていきます。
拡大図をみていくと、まずa,bはインサイドとアウトサイドになっています。その後c, dでブレイクアウトに失敗。この時dはスラストアップになっています。eでピンバー、f,gでアウトサイドとインサイドになった後、hでスラストダウン、hとiがだましとなっています。iはアウトサイド(その後、結果的には強気リバーサル)、i,j,kでフェイクセットアップが完了してlで大きく上昇して上昇トレンドになっています。俯瞰すれば、ダブルボトムの形ですが、プライスアクションの切り口からみると、2回のフォルスブレイクアウトが発生した後、フェイクセットアップの形で上昇に転じています。
おわりに
今回はプライスアクションについて取り上げました。参考になればうれしいです。
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